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仲林圭がんばれ【文・五十嵐毅】

実力はあるが発言は

日本プロ麻雀協会A1リーガーで、現發王位(最高位戦主催)の仲林圭がMリーグ2022ドラフトでU―NEXT Piratesに指名され、7月中に正式契約を結び、はれてMリーガーとなることができました。

同じく、KADOKAWAサクラナイツ入りした渋川難波(現雀王)とともに協会からMリーガーが二人も増え、協会代表としても実に喜ばしいことです。

しかし、ドラフト当日まではけっこう心配していました。

渋川はMリーグ入りがかなり本命視されていて、解説者として何度も番組に出ていたせいか、下馬評でも「次期Mリーガー」との声が高かった。私も「渋川は大丈夫だろう」と高を括っていました。

心配していたのは仲林のほう。本当に指名されるのか半信半疑でした。

麻雀の実力は申し分ありません。ですが、発言は申し訳ありません!

いや、彼は陽気な好青年ですが、頭の中がパリピというか、たまにはしゃぎすぎるきらいがあるんですよね。

特に協会の理事会で問題視されたのが「キンマweb」での連載です。

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「雀荘といえばプロ野球選手にとってのグラウンドみたいなもの。そこでアレやったコレやったと書くのはいかがなものか」

という批判が上がったりしました。

個人のSNSならば消させていたでしょう。

ですが、出版社の原稿として掲載されている以上、ことはそう簡単にいきません。

商業ベースの原稿としては、まず面白いかどうかが優先されます。それでいけば文句なく面白い。私がいち読者ならば「こいつ馬鹿だなぁ」と笑い飛ばして終わりです。

内容的にはかなり以前のことでした。若気の至りであり、書いたことによって懺悔していると最終的には解釈し、おとがめなしとしました。

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ですが、「こんなことを書いていると、スポンサーが怖がってMリーガーの道が遠のくぞ」とも思ったのです。

というか、この件に関しては、

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