最もシンプルで最も衝撃を受けた石橋さんの戦術力【文・友添敏之】
【ありがとうございました】
「めっちゃ売れてますよ、他にもこんなのありますか?」
金本編集長が電話をくれた。
2ヵ月前くらいに、研究会での多井さん、そのけんさん、堀さん、坂本さんの凄い話を書いた。
そのノートがとっても売れたらしい。
どのくらい売れたか教えてもらったけど、それを具体的に言っても良いのかわからんからここでは伏せる。
けど、え?そんなに!?って僕が驚いたくらいには多くの人に読んでもらった。
超豪華な先輩達の実際にあった話を書き下ろした甲斐があった。先輩の褌で相撲を取る!
その後、そのけんさんにはお礼にメガハイボールを奢った。ありがとうございます。
今回もそんな感じで、プロの研究会でどんなことをやっているのかっつーことを、特に僕が腰を抜かしたエピソードで伝えていきたいと思うっす。
さて、ほんなら始めます。
一番始めに重要なことを4つ言います。
① このエピソードは恐らく僕しか知らないだろうこと。
② その場にいたのはたった6人、金子正輝、多井隆晴、佐藤聖誠、石井一馬、友添、そしてこの話の主人公石橋伸洋。
③ 麻雀のプロってのはこんなことまで考えているのかと衝撃を受けたこと。
④ この衝撃がキッカケで僕は京都で友添麻雀道場というのをスタートさせたってこと。
それをキッカケに麻雀を本気で楽しむ人が増えたし、麻雀プロになった人も何人かいる。
この石橋さんの思考がすごくて、そんな考えまでできるようになったらさらに麻雀が面白くなると思ったし、それを多くの人に伝えたいと思った。
【石橋伸洋の牌の残し方】
2015年にプロ入りした僕はめっちゃイキってた。
自分が最強だと思ってたし、実際プロ入りしてからあらゆる対局全て勝っていたから自信が確信に変わってきていた。
だから人の研究なんかしてなかったし、勉強会なんか必要ないと思ってた。
そんな僕がこの研究会に参加させてもらったのは佐藤聖誠さんが声かけてくれたから。
ネコ研って知ってます?
“金子正輝研究会“の略だと思うんだけど、上記の超強い面々が慕っている金子さんと一緒に研究をしたいということで立ち上げた会。
人数も少ないし超トップエリートだけが参加している会だってことで、当時は物凄くクローズドだったんやけど、京都で聖誠さんがセットしてくれた時になぜか声を掛けてくれて見学を許されたんすよね。
めちゃおもろそうだ!ってのと、プロの頂点ってどんなことやってんのかいっちょ見にいったろ!というシンプルな興味だけで東京に行ってきた。
そこでの一幕がこれ。
さっきも書いたけど、ここにはたった6人しかいなかったし、石橋さんの後ろ見をしていたのは僕だけだったためリアルタイムでこれを見たのは僕だけ。
(多井さんは金子さんの後ろにいたような)
そして8年前のこの一幕を覚えている人ももう多分いないので、ホントに僕しか書けない(かもしれない)貴重なエピソードっす。
ここから先は
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?