結婚はラス確なのか【堀内正人】
私、堀内正人は2024年6月29日に結婚式を挙げました。お相手は日本プロ麻雀協会のめいさんです。
結婚式も無事に終わり、皆様から暖かいお言葉や、祝福の言葉を沢山いただき、まだ余韻が残っています。今まさに幸せの絶頂である私が、麻雀業界に携わる者としての結婚について、書き連ねていきます。
結論を先に申し上げますと、結婚は最高だ、ということです。新婚のほやほやで、のろけも入ってしまうかもしれませんが、どうぞお付き合いください。
【結婚への憧れ】
ところで皆さんは「めぞん一刻」という漫画はご存知でしょうか。昭和のラブコメディの金字塔です。「らんま1/2」「うる星やつら」「犬夜叉」などで有名な高橋留美子先生の作品です。私は学生の頃に「めぞん一刻」を読んで結婚に憧れていました。物語の最後では、どこか頼りない主人公の五代君が、ヒロインの響子さんとめでたく結婚をするという、ありふれた展開なのですが、登場キャラクターが濃くて掛け合いが面白く、人間ドラマの描写がリアルで大好きな作品です。
「めぞん一刻」の影響もあって、結婚そのものに強い憧れはありました。
ですが、18歳のときにフリーデビューをして以来、本格的に麻雀にハマって雀荘に入り浸るようになり、結婚とはほど遠い生活を送ります。
当時は日本プロ麻雀連盟に所属していて、プロとして活動するならば、どうしても麻雀を仕事にしたくて、麻雀荘で長らく働かせてもらっていました。休日はプロリーグやタイトル戦に積極的に出場していました。
【結婚はラス確なのか】
私の麻雀の師は、福地誠さん世代です。近代麻雀を毎月、読み漁っていました。当時の連載の「頭が良い人、悪い人の麻雀」というコラムで福地誠さんのカンチャン即リーの記事を読んたときの衝撃は、今でも忘れらません。僕が働いていた場末の雀荘では、カンチャンを即リーするだけで勝ててしまい、蔵が立つかと思いました。
麻雀の戦略を分かりやすく、かみ砕いて伝えてくれる福地誠さんに、興味を惹かれて、福地誠ブログも読むのが日課になりました。
とある日のことです。雀荘勤務が終わったあとの福地誠ブログで仰天の記事が更新されます。そのタイトルは「結婚はラス確か?」です。
一部引用させていただきます。
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メスが交尾を餌にして結婚を迫り、結婚の枠組みの中で出産・子育てしようって、動物として考えたら当たり前すぎる話だった。
カマキリのオスが交尾後にメスに食われちゃうのと一緒。
社会的には食われても、物理的に食われないからまだマシだった(゚д゚)ウム
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