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【無料記事】自分はこの10年間何をしてきたんだ【文・増田悠理】

記事をご覧の皆様、こんにちは。RMUの増田悠理(ますだ ゆうり)です。(ツイッターはこちら
今回この企画で14位 227票頂きました。

まずは投票・応援頂いた皆様本当にありがとうございました!そして1万票を超える票数の集計された竹書房の皆様、大変お疲れ様でした…。企画頂きありがとうございます。
正直中間発表7位からスタートし、ずっとボーダー付近をウロウロしていたのでこの2か月間は生きた心地がしませんでした。

結果発表のyoutube放送では生電話を通じ、選ばれた皆さんの素敵なコメントが溢れていて、麻雀業界を注目してくださる方々の多さに圧倒されました。黒木プロと金本さんの掛け合いも面白かったのでまだご覧になってない方は是非ご覧ください。

私は普段、会社員として働いて、所謂兼業プロとして10年以上活動しています。
会社員をしているので麻雀プロ活動と言えば土日にリーグ戦(A2)やタイトル戦に出場したり、RMUの事務局運営のお手伝いをしているだけで、Mリーグを目指したい等は口を割けても言えないタイプです。
今回は普段目立たない女流麻雀プロがどのようにこの投票期間を過ごしたか、書いていきたいと思います。

■投票企画スタート


きっかけはこのツイートでした。

はじめは自分のような無名プロには全く関係ない企画だと思っていたのですが、よくよく見てみると私の名前があるではありませんか。
完全に寝耳に水です。
しかも上位50位までは公表され、中間発表に上位20人に入ると本誌に写真付きで載るとのことでした。
応募方式は、近代麻雀を買い、応募用紙を切り取って書き込み、ハガキに貼ってポストに入れる。ネット社会が当たり前になっている今、大変工程が多い応募方式だからこそ、上位50位であればワンチャン狙えるのではと思いました。実に打算的な発想です。
普段兼業プロであまり名前を売るチャンスがない中、一番可能性があるのでは?と思っていました。
また、その4/1発売の5月号には付録として麻雀プロ名鑑があり、私も載っていたので、購入し、家族に見せに行ったところ、家族に「せっかくだし応援するよ!」と強く背中を押され、近くのコンビニを巡って投票してくれたのです。

■6月号の発売

家族による所謂組織票の結果、5/1発売の6月号では17票7位と大健闘。
本誌に写真まで載ってかなりテンションが上がりました。
その後、チャンスも9位まで広がり最後まで走り抜けたいと腹をくくりました。

まずお願いしたのは家族、そして高校・大学の友人、会社の先輩同僚と麻雀にあまり関わりがない人たちです。
おそらく普段麻雀業界なんて知らないけど、私が麻雀プロをやっていることは知っている、そんな方々です。
大学時代も会社員となった今も対局を優先した生活をしている私を前向きに応援してくれる大変ありがたい皆様で、初めて買う雑誌だ~という反応でした。
おそらく麻雀業界を知らない人たちに近代麻雀を一番広めたのではないかな、と勝手に思っています。

5/17の中間発表では驚くことがありました。

131票 7位。
何年も連絡を取ってなかった知り合いの何人かから投票の件で連絡がきたのです。
原えりかプロの衝撃的なツイートのおかげでかなり認知度が高く、知ったという話でした。
ちなみにこの時期から近代麻雀を見つけるのが非常に困難になっていました。都内のありとあらゆるコンビニ・本屋を巡っていたのですが、なかなか見つからない。
仕事で郊外の倉庫に行くときもコンビニは欠かさず周り、ちまちま見つけ、雑誌コーナーを瞬時に見つけるスキルを身につけました。
余談ですが、協力してくれた方々の話だと、ゴルフ場やパチンコ屋の近くのコンビニにおいてある可能性が高いとのことでした。

5/24の中間結果ではいよいよ12位まで落ちてしまいます。

このツイートの後、家族の友人が全国から近代麻雀を取り寄せてくれたりと色々できることはやってみたのですが、結果は冒頭の通り14位 227票となりました。
正直もしかしたら9位には入ってるかもと20%くらいは思っていましたが、蓋を開けるとボーダーには100票近く差があり、選ばれた皆様のファンの力強さに圧倒されました。

■さいごに

今回この人気投票で上位になった方々は女流麻雀プロとして有名な方々、衝撃的なツイートで話題になった原えりかプロ、北畠美智代プロや中野留依プロといった地方在住のプロ等が活躍されていました。
その中に私自身が入っていたことは身に余るなぁと嬉しい気持ちがあります。本当に応援してくださった方々には感謝しかありません。
一方で9位までに入れなかった悔しい気持ちが今更ボロボロ溢れてきています。
何が悔しいって、自分はこの10年間何をしてきたんだ、ということです。
兼業プロだから、という理由に甘え、麻雀プロとしての努力を怠ってきたのではないか、できることはまだたくさんあるのではないのか。
この投票企画で改めて自分にはまだできること、やるべきことがあると、思い知らされました。
次のチャンスは後悔しないよう、気持ちを新たに頑張ろうと思います!ここまで読んでいただいた皆様ありがとうございました。よかったらTwitterフォローお願いします

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