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石橋さん、頑張れ!【文・塚田美紀】

最高位戦日本プロ麻雀協会の塚田美紀です。

そしてプライベートでは、同じ最高位戦であり、U-NEXT Piratesに所属している石橋伸洋の妻・石橋美紀です。

今回は、麻雀プロと妻としての気持ちを折り混ぜながら、石橋のことをお話ししてみたいと思います。


・結婚したいと思う相手は彼以外に考えなれなかった

石橋とは、プロ入会後に一緒になった飲み会で話したのが最初だったと思います。

結婚まで至ったのは私自身も驚きではありました。
あの頃は元々一生独身でもいいと思っていたくらい全く結婚願望なんてなかったので、好きな人と一緒にいられれば入籍はしなくてもいいじゃないかと思っていました。

しかし一度離れて相手と自分を見つめ直してからは考えがかわりました。
この人とだったら結婚したいと思ったのがきっかけだったと思います。

何が決め手だったのか、なんていう決定的なことは今でもわかりません。
顔も私のタイプではないし、性格も基本的に正反対過ぎて今も昔も合いません。

しかし結婚したいと思う相手は彼以外には考えなれなかったというのがもはや決め手なのかもしれません。
恋は盲目と言いますが、今では何もかもが私の中で1番であることは確かです。

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・石橋がMリーグに選ばれてからはスケジュールは共有アプリで

本人も選ばれたのは奇跡だと言うくらいだった初年度ドラフト会議での指名。
普段感情をあまり表に出さない石橋が飛び上がる程喜んでいたのを、今でも鮮明に覚えています。

私生活もMリーグに合わせての行動を多くとるようになりました。
いつも朝早く起きていた石橋も、Mリーグの対局時間に合わせて遅めに寝起きをします。

私が2人分のスケジュール管理を始めたのもこの辺りからです。Mリーグ、麻雀プロ活動、子育て、仕事、2人の予定を把握しないとうまくまわらなくなってしまうのでまとめることにしました。共有アプリを使っているので各々でできれば1番良いのですが、石橋は少し(?)忘れっぽいところがあるので、抜けがないように得意な方がまとめるということになりました。

こう考えてみると、大きく変わったことはあまりないような気がします。
2人とも麻雀プロなので、元々対局を優先した生活をしていたからかも知れません。

・子供を図書館に連れていってくれるパパ

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石橋は世の中でいうイクメンだと私は思います。
新生児の頃から今に至るまで、いつも積極的に育児に参加をしてくれています。やりたいこと、やりたくないことを選ぶこともないので、常に二人三脚で過ごしています。協力し合うのが当たり前だと石橋は思ってくれているようです。とても有り難く思っています。

現在で娘は4歳になりますが、私が仕事で石橋が休みの日などは、子供を図書館や公園などに連れていってくれたりします。だから娘はパパのことも大好きです。

ただ、子煩悩であるかと言われればそうではないかも知れません。もちろん可愛がっていることは間違いないのですが、こうベタベタするとか離れがたいとか、そう言った気持ちは少ないように思います。
石橋は元々1人が好きなタイプなので、隙あらば1人の時間を見つけようとしていますね。
まあそれは悪いことではないし、人それぞれリフレッシュ方法の違いがあるので、仕方がないことだとは思います。

これは私とは合わないところのひとつです。

・クビ筆頭候補と言われ

有難いことに毎年選手契約を更新してもらえ、現在Mリーグが始まってから4年目になります。

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