育休明けママが選ぶべきは正社員?派遣?フリーランス?
女性の社会進出が定着し、産後1年待たずに働きに出る女性も当たり前な世の中になってきました。
合わせて、男性の育休も徐々に普及していき、「パパ育休」といった制度もありますよね。
夫婦で力を合わせて家事や子育てのバランスを取るというスタンスは、
「専業主婦は自分には合わない」
「将来が不安だし、自分も働かないと」
このように考える女性からの支持を集めています。
しかし、問題なのが働き方ですよね。
私は、新卒でメーカーに正社員として5年勤め、その後貿易事務として派遣社員を続けていました。
派遣社員は正社員との待遇の差が大きく、やはり周りの正社員からは下に見られることが多いです。たとえば、防災グッズにしても正社員には一人ひとり配られるけど、派遣社員には無しなんてことも。
同じ働きをしているのに(責任の重さは違うといわれてはいますが)ボーナスは出ないし、給与にも大きく差があります。
やはり、派遣はデメリットが目立ちます。
なら、正社員一択なのでは?と思われますが、そう簡単な問題でもありません。
育休明けのママが正社員に挑戦できない「壁」は一つだけではないからです。
たとえば、
1年以上のブランクがある+若さが戦力にならない女性(=ママ)を雇う会社があまりないこと。
正社員+時短で雇う会社がほとんどないこと。
たとえ雇ってくれても、子供が熱を出すことがあればすぐにお迎えしなければならない。周りの目が冷たくなる+自分が辛くなる。
さまざまな壁があります。
メンタル面の強さがあればできるだろう、と言われればそこまでですが、育休で外の世界と隔離されたママの心はガラスのようであることを忘れてはなりません(笑)
周囲に迷惑をかけたくないという気持ちを人一倍持っています。
「雇われている側」の立場でいる「正社員」「派遣社員」でいる限り、こうした壁から逃れることはありません。
そこで、私はもう一つの働き方「フリーランス」を推奨したいです。
フリーランスは、軌道に乗れば、自宅で好きな時間に自分の力量内で仕事ができます。
保育園からのお迎えにもすぐに対応できます。
自宅保育も可能です。
熱を出した子供にイライラすることもなければ、八つ当たりすることもありません。
一方で、フリーランスはその月ごとの仕事量にムラがあります。
忙しい時期に子どもの体調不良が重なれば、かなり大変になるでしょう。
また、仕事が全然来ない月もあるかと思うので、月給制の社員のような安定性はありません。
それでも子供は、ママがいつも心穏やかでいてくれることを望んでいます。
ママが、自分らしく元気にいてくれることを望んでいます。
子どものこと、家族のこと、そして自分のキャリアのこと、全てを総合的に考え1番大切にしたいことを改めて考え直し、答えを出すことが大事だと思います。
正社員、派遣社員、フリーランスさまざまな働き方のメリット、デメリットを比較し、あなたが心豊かに元気にいられる働き方を考えてみてください。
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