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メディカル対談バラエティ!あなたの在り方教えて!|久次弘泰さんにインタビュー!

【今回のインタビューはこの方!】

久次 弘泰さん|富山県|介護福祉士・音楽療法士
教師の経験を経て、現在は特別養護老人ホームで介護福祉士として働く。音楽療法士の資格も活かし、福祉×音楽の実現を目指している。

介護福祉士として働く傍ら、さまざまな資格を持つ久次さん。元々は福祉とは関係ない仕事をしていたとのこと。そんな久次さんが福祉や音楽療法士に興味を持ったきっかけや福祉に対する思いについて伺いました!


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福祉に音楽を!|久次弘泰さんにインタビュー!

では、自己紹介お願いします!

富山県在住、久次弘泰です。介護福祉士をメインとして約20年働いています。

保有資格は日本音楽療法学会認定音楽療法士と介護支援専門員と日本心理学会認定心理士、教員免許も持っています。趣味や特技は音楽です。

介護士として

現在の仕事内容や今の活動について教えてください!

現在は特別養護老人ホーム(特養)で介護福祉士として働いています。私の部門はユニット型の特養です。

私の施設は従来型の多床室とユニット型の併存の形をとっています。従来型よりユニット型の方が経験が長く、サブリーダーを務めています。


介護福祉士として働いているのですね!音楽療法についても教えてください。

音楽療法は能動的な面と受動的な面の2種類に分かれています。前者は自分で演奏すること、後者は音楽を聞くことでリラクゼーションを行います。

音楽を利用して一定のリズムで手や足を動かすことで身体機能の改善を目的としています。また、歌唱は口腔ケアや嚥下・咀嚼の問題に対して行っていますね。声を出すことは食べることや話すことの機能に繋がります。

なかにはダンスも取り入れる場合もあり、利用者さんの希望や特性に合わせて行っています。音楽療法はコロナの関係で中断したのですが、以前は月に2回ほど行っていました。

介護福祉士や音楽療法士になろうと思ったきっかけを教えてください!

私は音楽大学出身ですが、教師になりたいという思いもあったので5年ほど常勤教師として働きました。ですが、教師にはあまり向いてないと思い教師を辞めてしまいました。

教師として勤めているときに、生徒と一緒に近くの老人ホームに付き添いで行ったことがあり、その出来事が心の中に残っていて介護の世界に入りました。

介護福祉士は3年ほどの職務経験があると、介護福祉士の資格試験が受けられるとのことだったので、老人介護保健施設(老健)で働いた後に資格取得しました。

音楽療法はケアマネージャーだった同級生の親から音楽療法を勧められ、福祉や医療の世界に音楽の必要性を感じて勉強を始めました。20年前は音楽療法という概念はなかったので少し冷ややかな視線を感じましたね。

ここまで続けているということは、今の仕事が一番自分に向いているということですね。今後の人生設計や展望を教えてください。

コロナ前は演奏活動を行っていましたが、コロナ禍で警戒心が強くなってしまい、舞台や施設での音楽活動が減り、外部との接触が少なくなりました。

今後はコロナ前のように音楽活動を徐々に再開していき、音楽を極めて音楽療法を更に発展させていきたいと考えています。

メディシェアにモノ申したいことはありますか?

現在はSNSが多様化され、たくさんの情報に溢れています。情報量が多く困ることもあるかもしれないですね。どこかにまとめるということも必要なのかと思います。

また、多職種との交流をもっと増やしていただきたいなと思います。月に1度ありますが時間帯もいくつか設定していただければ、さまざまな方と交流できるのかと思います。

ありがとうございます。前向きに検討したいですね。では最後にキャッチコピーをお願いします!

「福祉に音楽を!」です。

その想いを教えてください。

今の医療や福祉業界は音楽が足りないのではないかと思います。音楽を聞くだけではなく、自ら音楽活動を行うことを広めていきたいと考えています。


さまざまな資格を活かし、多方面から高齢者と関わっている姿がとても素敵だと思いました。私も理学療法士として、多面的に患者様と関われるようにしていきたいと思いました!今回はありがとうございました!

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