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「マンガ APD/LiD って何!?: 聞こえているのに聞き取れない私たち」
いよいよ明日は、APD(聴覚情報処理障害)当事者のきょこさんが描いたAPD当事者によるコミックエッセイの発売日です。
私の中の人もコラムでちょっとだけ寄稿させて頂きました!
タイトル:「マンガ APD/LiD って何!?: 聞こえているのに聞き取れない私たち」
・著者 きょこ
・監修 小渕千絵 (国際医療福祉大学 教授)
監修 佐々木香緒里 (国際医療福祉大学 助教)
・出版社 合同出版
関係者という事でご恵贈頂いたので早速読ませて頂きました。
あくまで当事者や、APD/LiDに関して知識のない方を想定しているので専門的な知識や聴覚に関する記述がそう多いわけではありませんが
現時点での最新の知見を分かりやすく解説した前半、当事者のコラムや
「こういうシーンは、こう聞こえているので、こうやって対処してます」
「でも実は周囲の人にはこうしてもらえると助かります」
といった解説が沢山。
当事者も周囲も、コミュニケーションを円滑にするためにお互いに何ができるのか、という手がかりが沢山載っています。
後半は、実際学校に通う当事者のお子さんの例を取り上げて
どうAPDに気付き、家族がどう感じ、専門家にかかり、そこでの結果を学校や周囲に伝え、お子さんがどのようにその先に進んだのかが取り上げられています。
こんな風に生き生きとした描写はテキストよりもこのようなコミック形式のほうがより伝えやすいのかもしれないですね。
ちょっとでも気になった方は、是非手に取って頂ければと思います。