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重賞ローテ考察No175 日本ダービー🏆

🏆重賞ローテ考察 日本ダービー🏆

【日本ダービー予想印】

◎5.ソールオリエンス
○2.スキルヴィング
▲12.タスティエーラ
☆11.ハーツコンチェルト
△1.10.14※3列目まで

【日本ダービー見解】◎○▲☆まで

◎5.ソールオリエンス
🌟勝ち馬傾向該当🌟
🌟皐月賞組好走傾向該当🌟
日本ダービーの予想は、近皐月賞組の取捨から入るレース。
今年の皐月賞は、1.3.5.6.7.8.9着馬が3角10番手以下という追い込み戦でした。
ソールオリエンスは馬場と展開が味方している事は事実だと思いますが、それを差し引いても上がり3Fの脚と同ポジション馬との着差(ファントムシーフと-0.5)は圧倒的でした。
また、コーナリングに難を抱えてますので、中山に比べてコーナーで加速する必要が無い東京はより競馬がしやすいと判断します。
なお、追い切りは一週前・最終と併せ馬先着。
最終追い切りはしっかりと加速ラップを踏んでいます。
一週前追い切り
南W:14.3→14.5→14.5→14.2→12.2→11.1
最終追い切り
南W:16.3→15.6→15.0→14.0→12.1→11.3
直線向いた所で進路を確保出来れば、自ずと結果はついてくるはずです。

○2.スキルヴィング
🌟青葉賞組好走傾向該当🌟
日本ダービーにおいて、継続騎乗馬が圧倒的に有利という事は皆さん色々な所でご覧になったかと思います。
日本競馬の頂点に立つレースですから、ダービーまでの過程、騎手とのコンタクトはかなり重要な要素となって然るべき。極限の勝負の中で、特に『テン乗り』特有の僅かなズレが着差に影響する可能性はあり得る要素と、週中にも書きました。
ルメール騎手が皐月賞3着馬に乗らずこちらに乗るという事実はまず重く受け止めるべき要素。(ルメール騎手本人の意向かどうかは分かりませんので、事実のみ)
そして、ダービー一本で皐月賞をスキップした陣営の決断。前走は余力残しで、ゴール前もハーツコンチェルトとは明らかに違う手応えで勝ち切りました。
最終追い切りは、こちらも◎同様南Wで併せ馬の加速ラップ。
最終追い切り
南W:17.0→15.5→14.4→13.9→12.8→11.2
遂に青葉賞組からダービー馬が誕生するか。

▲12.タスティエーラ
🌟ローテ考察テーマ該当🌟
3番手のタスティエーラは、鬼門のテン乗りでも推奨したくなるポイントがあり▲としました。
1つ目に、ローテ考察テーマ傾向にニアピンで、好走適性が高い経験を持つ。
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【①近5走以内に、東京芝1800のOP/L以上で、上がり3F3位以内かつ着差0.1以内】
【②近5走以内に、中山芝2000のOP/L以上で、4角5番手以内かつ着差0.2以内】
🌟①②どちらも該当馬の近10年着度数🌟
→3-4-3-1 (勝率27.3% 複勝率90.9%)
※唯一の着外もリアルスティールの4着
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→①が0.1差該当していませんが、誤差と判断。
2つ目に、皐月賞組は後方待機組が恵まれた展開、3角6番手以内で1桁着順に走ったのは本馬だけでした。
東京芝はCコース替わりで、日本ダービーは例年好位から抜け出した馬が恵まれやすくなります。
2022年 アスクビクターモア 7番人気3着
→通過順位2-2-2-2
2019年 ロジャーバローズ 12番人気1着
→通過順位2-2-2-2
2018年 1〜3着馬全て3角6番手以内(大荒れ)
今年は1.2番人気が内枠かつ中段からの競馬ですので、◎が差し損ねるなら皐月賞で強い先行競馬をした本馬の抜け出しと考えます。
最後に、堀厩舎の天栄経由。
しがらき経由が有名な厩舎で、天栄経由は最近記憶に無いです。私達には知り得ない裏事情が色々とあるのでしょうが、ダービーの為に馬のストレスが少ない天栄経由としたのなら、考慮したい要素です。
こういうポイントも考慮したいのが、日本ダービーだからこそですね。

☆11.ハーツコンチェルト
🌟青葉賞組好走傾向該当🌟
左回りでは1-1-1-0と崩れておらず、重賞2.3着と新馬戦着差-1.3ですから内容も濃い。
ダービーでは重要な継続騎乗、思ったより人気は落ちませんでしたが、押さえたい1頭です。
ダービー前に東京芝重賞で2回以上3着以内に好走していた馬は近10年でなんと2頭しかおらず、着度数0-2-0-0。
該当馬:スワーヴリチャード、イスラボニータ
スワーヴリチャードとハーツコンチェルトは、『父ハーツクライ×母父Unbridled's Song』という血統的背景も注目しています。

買い目はオッズ含めギリギリまで組み替える可能性あるので、記載無しとさせていただきます。


🌟白百合S予想・買い目🌟

◎1.セオ
○7.アイスグリーン
▲8.バルサムノート
馬連1-7.8
3連単1→7.8→7.8
見解省略。ダービー当たったら、これも少点数で買います👍
馬連は10倍〜💐

🌟目黒記念予想・買い目🌟

◎4.ライラック
○10.ヒートオンビート
▲11.アーティット
◎の前走日経賞は、内有利の馬場で展開も前有利。1.3.5.6.7着馬が3角5番手以内の先行馬で、ライラックは3角11番手(12頭立ての後方2番手)の展開不利。
上がり3F2位で4着入線(2着馬とは着差0.2)なら頑張りました。
また、本馬の買い時は滞在競馬。
関東圏:2-0-1-2
関西圏:0-1-0-3
関西圏唯一の2着(エリザベス女王杯)時は、栗東滞在だったと記憶してますし、引き続き関東圏のここは勝負したい。
相手は少点数で単勝+ワイド主体。

🌟おまけ(少点数チャレンジR)5/27(土)🌟

東京7R
◎7.バースクライ

相手5.8.9

馬連 7→5.8.9.12
馬単 7→5.8.9.12
◎:2走前は先行決着の展開不利、前走負けた相手は弱くない。

🌟葵S予想・買い目🌟

◎17.ブーケファロス💐🔥穴狙い🔥
○2.ビックシーザー
▲18.タマモブラックタイ
△1.ルガル
単勝 17
ワイド 17-1.2.18
内枠に協力な先行馬が2頭、更に近走でダート短距離を先行した馬3頭に加えて逃げを主張したい馬が多いメンバー構成でハイペース想定。
先行馬は1.2が掃除すると見て、展開が向きそうな外の穴馬17.ブーケファロスから入ります。
芝1200は4戦して2-2-0-0、全て4角7番手以下からで内3戦は上がり3F最速。
前走展開不利だった18を連れてくれば素敵。

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今回のテーマはこちら

『東京1800と中山2000と日本ダービー』

近年の日本ダービーでは、冒頭2コースの実績が重要度を増しています。

【①近5走以内に、東京芝1800のOP/L以上で、上がり3F3位以内かつ着差0.1以内】

【②近5走以内に、中山芝2000のOP/L以上で、4角5番手以内かつ着差0.2以内】

🌟①②どちらも該当馬の近10年着度数🌟
→3-4-3-1 (勝率27.3% 複勝率90.9%)
※唯一の着外もリアルスティールの4着

なんと好走率は驚異の90%。
同世代のOPクラス以上において、『直線の長い東京を上がり3F上位の脚で好走する末脚』と、『小回りの中山を4角5番手以内で好走する器用さ』を併せ持つ馬が、馬券内には限りなく近いという事になります。

🌟2023年該当馬🌟
→なし
①の着差条件を緩和
→タスティエーラ

残念ながら、綺麗に該当する90%パターン馬はいませんでしたが(来年もまたこれに注目してください)、タスティエーラが①東京芝1800の着差条件以外に該当。着差条件を満たさないと言っても基準と0.1の差ですから誤差の範囲ですし、後方有利だった皐月賞を先行してかつ上がり3Fも3位以内で2着に残したのは非常に強い競馬でした。
ダービーでは鬼門となる『騎手のテン乗り』をブレイク出来るのは本馬だと考えます。

🌟ローテ考察テーマ推奨馬🌟

・タスティエーラ

続いて、近10年の勝ち馬傾向・前走レースを相性度順に見ていきましょう。

【勝ち馬傾向】

※(○/10)は、『近10年の勝ち馬10頭中、該当馬○頭』の意味となります
①前走レース
・皐月賞/京都新聞杯(9/10)
②前走人気
・皐月賞→5番人気以内(7/7)
・京都新聞杯→2番人気以内(2/2)
③前走着順着差
・皐月賞→着差0.8以内(7/7)
・京都新聞杯→2着以内かつ着差0.0以内(2/2)
④騎手手配
・テン乗り以外(10/10)
⑤近走実績
・近5走以内で以下何れかに該当(10/10)
1)芝1800〜2000で、4角5番手以内かつ上がり3F1位の1着
2) 皐月賞を除く芝2000重賞で、3着以内かつ着差0.1以内

🌟①〜⑤全て該当馬の近10年着度数🌟
→9-5-2-8(勝率37.5% 複勝率66.7%)

🌟2023年該当馬🌟
→ソールオリエンス、サトノグランツ

想定有力馬では、『④騎手のテン乗り』でタスティエーラとファントムシーフが非該当になりました。
『④騎手のテン乗り』かつ『当日5番人気以内』だった馬の近10年着度数は、0-1-0-5。
グレートマジシャン3人4着※前走皐月賞
サートゥルナーリア1人4着※前走皐月賞
サトノラーゼン  5人2着※前走京都新聞杯
レッドリヴェール 4人12着※前走桜花賞
コディーノ    4人9着※前走皐月賞
ロゴタイプ    2人5着※前走皐月賞

唯一の好走はトライアルの京都新聞杯から。
前走皐月賞から、『④騎手のテン乗り』かつ『当日5番人気以内』に該当した馬は全滅している事が分かります。
日本競馬の頂点に立つレースですから、ダービーまでの過程、騎手とのコンタクトはかなり重要な要素となって然るべき。極限の勝負の中で、テン乗り特有の僅かなズレが着差に影響する可能性はあり得る要素と考え、勝ち切るのは至難の業でしょう。

【相性RANK:前走レース】

🥇皐月賞   7-9-6-69 連対率17.6%

🥈京都新聞杯 2-1-0-19 連対率13.6%
🥉青葉賞   0-0-3-20 複勝率13.0%

【皐月賞組好走傾向】

近10年着度数:7-9-6-69
※(○/22)は、『近10年の馬券内馬22頭中、該当馬○頭』の意味となります
①前走人気
・4番人気以内(18/22)
・5番人気以下馬の場合、皐月賞時3着以内または着差0.4以内(4/22)
②前走着順着差
・3着以内または着差0.4以内(19/22)
・4着以下かつ着差0.5以上の場合、皐月賞時4番人気以内(3/22)
③騎手手配
・継続騎乗(22/22)
④近走実績
・近5走以内で以下何れかに該当(22/22)
1)芝1800〜2000で、4角6番手以内かつ上がり3F1位の1着
2)皐月賞を除く芝2000重賞で、3着以内かつ着差0.1以内
3)皐月賞で、1着または上がり3F2位以内の3着以内

🌟①〜④全て該当馬の近10年着度数🌟
→7-9-6-13(勝率20.0% 複勝率62.9%)
非該当馬の近10年着度数
→0-0-0-56

🌟2023年該当馬🌟
→ソールオリエンス

押さえでタスティエーラ、ベラジオオペラ

今年の皐月賞は1.3.5.6.7.8.9着馬が3角10番手以下という追い込み戦でした。
3角5番手から18着に大敗したダノンタッチダウンが次走得意の舞台でG1 4着に巻き返しているように、先行して大敗した馬の次走はまず警戒しておきましょう。
乗り替わりネタを無視すれば、タスティエーラとベラジオオペラは注目したいと思います。
そして馬場状態も内<外であったという事で、ソールオリエンスは色々と味方しているという見方自体は間違っていないと思います。
ただしそれを差し引いても、上がりの脚と同ポジションの馬との着差(ファントムシーフと-0.5)は圧倒的です。
また、コーナリングに難を抱えてますので、中山に比べてコーナーで加速する必要が無い東京はより競馬がしやすいと判断します。

【京都新聞杯組好走傾向】

近10年着度数:2-1-0-19
※(○/3)は、『近10年の馬券内馬3頭中、該当馬○頭』の意味となります
①前走人気
・2番人気以内(3/3)
②前走着順着差
・2着以内かつ着差0.0以内(3/3)
③近走実績
・近5走以内で以下何れかに該当(3/3)
1)芝1800〜2200の1勝クラス以上で、4角5番手以内かつ上がり3F2位以内の1着
2)芝2000重賞で、3着以内かつ着差0.1以内

🌟①〜③全て該当馬の近10年着度数🌟
→2-1-0-0(勝率66.7% 複勝率100%)
非該当馬の近10年着度数
→0-0-0-19

🌟2023年該当馬🌟
→サトノグランツ

サトノグランツ、上記の条件はクリアしてますが、京都新聞杯自体のレベルはどうでしょう。
過去の好走馬3頭は全て走破タイム2.12台以下でした。
ロジャーバローズ 2.11.9
サトノラーゼン 2.11.3
キズナ 2.12.3

サトノグランツ 2.14.1

今年の走破タイムは例年に比べて目に見えて遅い決着、5着馬までが着差0.1の接戦でした。
その2〜5着馬において、2走前以前に重賞で3着以内に入った馬はおらず、メンバーレベルは疑問符な一戦に感じます。
また、馬場差はあれど、旧京都開催の京都新聞杯近10年において、前半1000mで13秒台のラップを2回刻んだのは今年のみでした。(コース改修の影響があるのかは要検証ですが)
前走は5番手からの競馬でしたが、これだけスローの経験だとダービーでは前半のポジションが取れず、中段からの競馬になりそう。
となると、中段〜後方から上がり3Fで本馬よりも上位の脚を使う馬が他に何頭もいるイメージもあり、今回は買っても押さえまでが妥当と判断します。
川田騎手の継続騎乗は魅力ですね。

【青葉賞組好走傾向】

近10年着度数:0-0-3-20
※(○/3)は、『近10年の馬券内馬3頭中、該当馬○頭』の意味となります
①前走着順着差
・着差0.2以内(3/3)
②近走実績
・近5走以内で以下何れかに該当(3/3)
1)芝2400の1勝クラス以上で、上がり3F1位かつ着差-0.4以上の1着
2)芝2000重賞で、着差0.6以内

🌟①②どちらも該当馬の近10年着度数🌟
→0-0-3-2(勝率0.0% 複勝率60.0%)
非該当馬の近10年着度数
→0-0-0-18

🌟2023年該当馬🌟
→スキルヴィング、ハーツコンチェルト

今年の青葉賞組は、2頭共に好走出来る下地は持っています。
勝ちタイム2.23.9については近10年で3位のタイムですが、2.26秒台のマイネルフロストやアポロソニックも本番で好走出来てますので、気にしなくて良いでしょう。

人気が想定されるスキルヴィングは、ダービー1本のローテで前走は着差以上の完勝。
また、ルメール騎手が皐月賞3着馬に乗らずにこちらに継続騎乗するという事実は重く受け止めたいと思います。
一方伏兵評価のハーツコンチェルトですが、青葉賞組からはこちらも推奨したいと思います。
左回りでは1-1-1-0と崩れておらず、重賞2.3着と新馬戦着差-1.3ですから内容も濃い。
こちらもダービーでは重要な継続騎乗ですので、人気急落の今回は妙味たっぷりでしょう。
調べてみましたが、ダービー前に東京芝重賞で2回以上3着以内に好走していた馬は近10年でなんと2頭しかおらず、着度数0-2-0-0。
該当馬:スワーヴリチャード、イスラボニータ

スワーヴリチャードとハーツコンチェルトは、『父ハーツクライ×母父Unbridled's Song』という血統的背景も近い物があり、注目したい1頭になります。

【2023年推奨馬】

・ソールオリエンス
・タスティエーラ
・スキルヴィング
・ハーツコンチェルト

本考察推奨馬は、以上4頭となります😎
最終の印、見解はまた追記します👍

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