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【重賞ローテ考察】フェブラリーS

📝重賞ローテ考察 フェブラリーS📝


✅フェブラリーS勝ち馬傾向


※近10年が対象
※今年のプロキオンS=東海Sと読み替え
①前走レース
・チャンピオンズC/根岸S/東海S
→近10年の勝ち馬全てに該当
②前走人気
・6番人気以内
→近10年の勝ち馬全てに該当
③前走着順着差
・チャンピオンズC:不問
・根岸S/東海S:上がり3F3位以内の1着
→2024年ペプチドナイル以外に該当
④近走実績
・近5走以内にダートG1で3着以内、またはダートG3以上で上がり3F3位以内の1着あり
→2024年ペプチドナイル以外に該当

【2025年の①〜④全て該当馬】
コスタノヴァ
ペプチドナイル
ガイアフォース

✅単勝オッズ10倍以上で好走した馬の共通点

高配当を狙うのに必須な穴馬探し。
近10年のフェブラリーS単勝10倍以上(いわゆる黒オッズ)で馬券内に絡んだ馬の共通点がこちらです。

①国内近5走以内で以下何れかに該当
1)ダート1600〜2000の牡馬混合G1で3着以内あり
2)東京ダート1600重賞で上がり3F3位以内の3着以内または着差0.5以内あり
3)ダート1700〜1800のOP以上で上がり3F1位の1着あり

②前走→今回のローテ間隔が中2週以上12週以内

③前走3着以内または着差0.5以内

【当日単勝10倍以上かつ①〜③該当馬成績】
近10年:2-1-5-13
複勝率34.8% 複勝回収率168.7%

【①〜③該当馬一覧】
・2024年
ペプチドナイル   11番人気1着🥇
セキフウ      13番人気3着🥉
・2023年
メイショウハリオ  4番人気3着🥉
・2021年
ワンダーリーデル  8番人気3着🥉
・2019年
ユラノト      8番人気3着🥉
・2018年
ノンコノユメ    4番人気1着🥇
・2016年
アスカノロマン   6番人気3着🥉
・2015年
インカンテーション 5番人気2着🥈

【2025年の①〜③該当馬】
サンライズジパング
ドゥラエレーデ
ペプチドナイル

また、前走凡走で③に該当していなかった近10年の穴馬は以下の3頭。

【①〜②のみ該当馬一覧】
・2021年
エアスピネル    9番人気2着🥈
・2020年
ケイティブレイブ  16番人気2着🥈
・2018年
インカンテーション 6番人気3着🥉

【2025年の①〜②のみ該当馬】
ガイアフォース
タガノビューティー

✅根岸S組の取捨選択


※好走馬傾向は近10年が対象

前走根岸S組:4-2-3-43
以下①〜③全て該当馬:4-2-2-2
※複勝率は17.3%→80.0%にUP
①前走人気
・6番人気以内
→2021年ワンダーリーデル以外に該当
②前走着順着差
・3着以内かつ着差0.2以内
→近10年の3着以内馬全てに該当
③近走実績
・近5走以内で以下何れかに該当
1)ダート1600以上の経験+ダートOP以上で上がり3F3位以内の1着あり
2)ダート1600以上のG1で3着以内あり
→2024年ペプチドナイル以外に該当

【2025年の①〜③全て該当馬】
コスタノヴァ

今年の根岸Sは前半600mが近10年最速タイの33.9、差し馬有利の展開でしたがそれにしても楽々4馬身突き抜けた1着コスタノヴァは強い内容。近10年の複勝率80%傾向にも該当しましたのでここは素直に評価。

✅チャンピオンズC組の取捨選択


※好走馬傾向は近10年が対象

前走チャンピオンズC組:3-3-2-9
以下傾向該当馬:3-3-1-3
近走実績
・近5走以内で以下何れかに該当
1)東京ダート1600重賞で上がり3F3位以内の3着以内または着差0.3以内あり
2)ダート1600G1で上がり3F1位の1着あり
→2022年ソダシ以外に該当

【2025年の該当馬】
なし
次点→ペプチドナイル、ガイアフォース

チャンピオンズC組のポイントはシンプルで、『東京ダート1600重賞または1600G1の実績』がほぼ全て。更に近10年の同ローテ好走馬8頭中7頭は、対象条件で上がり3F3位以内の脚を使っての好走でした。
字面上の条件を満たす馬はいない為、昨年の1.2着馬のペプチドナイルとガイアフォースについて、以下でより詳しく記載します。

1)昨年好走の再現性について考える

昨年のフェブラリーSはダート1200から2ハロン延長の逃げ先行馬がおり、前半600m,800m共に近10年でも特に速く、後半は上がりがかかる超前傾ラップとなりました。
その結果、展開厳しくなった逃げ先行馬のすぐ後ろで距離短縮ローテのスタミナを活かしたペプチドナイルが1着、2〜7着までは差し追込馬の決着。
今年はというと、昨年のドンフランキー・イグナイターの様な2ハロン延長ローテの先行馬不在。
昨年対比で前半のペースは落ち着くと思われ、昨年の好走=今年のリピート好走とは言えないかもしれません。
つまり、ペプチドナイルとガイアフォースについては『昨年の好走以外に買いたいポイントがあるか』が重要。

2)ペプチドナイルの買い要素

前走チャンピオンズCは、逃げたレモンポップのペースについていった先行馬が8.9.10.11着に負けた中で3着と着差0.1の5着に残した内容は着順以上の評価。
また、昨年の東海Sローテよりも、今年のチャンピオンズCローテの方がフェブラリーSへの相性は良く、昨年よりもローテ負荷・相性は高いと判断します。

3)ガイアフォースの買い要素

初ダートの昨年は当ローテ考察で推奨し2着。
〜以下、昨年のローテ考察より〜
芝重賞勝ち馬のフェブラリーS3着以内好走馬(モズアスコット・ソダシ・エアスピネル)の共通点は『芝1600G1で2着以内に好走した実績馬』であること、『最終追い切りが栗東坂路で加速ラップまたはラスト2Fがいずれも12.4以下』であることでした。
今年(2024年)出走予定馬の中で、最も近い実績を持つのかガイアフォース。
マイルG1の連対歴はありませんが、4走前の安田記念が着差0.2の4着なら実績としては十分。
また、最終追い切りも馬なりで坂路好時計。
栗東坂路52.9-37.6-23.6-11.7
(ラップ15.3→14.0→11.9→11.7)
初ダートは嫌われる材料も、裏を返せば妙味は非常に高くなりそうな馬。

さて今年(2025年)は、2走前の安田記念が勝ち馬と着差0.3の4着で昨年の水準を保っていることを評価。最終追い切りの内容次第では今年も注目の1頭です。

✅プロキオンS(旧東海S)組の取捨選択


※好走馬傾向は近10年が対象

前走旧東海S組:3-1-1-15
以下傾向該当馬:3-1-1-2
※複勝率は25.0%→71.4%にUP
①前走人気
・4番人気以内
→近10年の3着以内馬全てに該当
②前走着順着差
・3着以内または着差0.5以内
→近10年の3着以内馬全てに該当
③近走実績
・近5走以内にダート1800OP以上で4角5番手以内かつ上がり3F2位以内の1着あり
→近10年の3着以内馬全てに該当

【2025年の①〜③全て該当馬】
サンライズジパング

上記傾向では③の近走実績が注目で、昨年は11番人気1着のペプチドナイルが該当。特筆すべきは同じ東海Sローテで本番1番人気14着だったオメガギネスには該当していなかったということ。
近走でOP以上のダート1800を4角先団につけてかつ上がり3F上位の脚で押し切れる充実度は買い要素になります。

今年の該当馬はサンライズジパング。

前走はプロキオンSは、1.3着馬が馬場の内を上手く活かしており、中段から直線外目を差してきた2着サンライズジパングの内容は着順以上の評価。
2走前チャンピオンズCは、3角で大外4番手までポジション上げる負荷がありながら直線もしっかり伸びており、3歳で斤量恩恵あったとはいえ評価できる内容。
テン乗り・マイル・初の58キロと懸念材料が明確な分オッズは5〜6番人気で落ち着きそうで馬券妙味込みで買いたい馬です。

✅フェブラリーS推奨度(S〜B評価)

S コスタノヴァ
  サンライズジパング

A ガイアフォース
  ペプチドナイル

B エンペラーワケア
  ミッキーファイト

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