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重賞ローテ考察No178 ユニコーンS、マーメイドS、他
重賞ローテ考察 ユニコーンS
今回のテーマはこちら
『ユニコーンS好走への適性が高い、好走時距離経験を考える』
ユニコーンSは、距離1400で連勝や着差を広げて勝った馬が、当日人気になって凡走する傾向のあるレース。
昨年も、リメイクはOP含む1400 3連勝で1番人気に支持されましたが、6着でした。
1400好走実績よりも、1800好走実績の方が重要なのがユニコーンSであり、近10年の前走レース別連対率(該当2頭以上)でも、前走1800以上の好走率が高くなっています。
【前走距離別連対率ランキング】
1位 伏竜S (1800) 連対率40.0%
2位 兵庫CS(1870) 連対率33.3%
3位 端午S (1400) 連対率20.0%
4位 鳳雛S (1800)連対率18.2%
5位 青竜S (1600) 連対率17.6%
※なお、着度数は青竜Sが抜けて多い
そこで、以下2つの条件について近10年の出走全馬を調べてみました。
【検証条件①】
近5走以内に、ダート1勝クラス以上で着差-0.5以上の1着時の、距離別近10年着度数
1400:0-2-0-8
勝率0.0% 連対率20.0%複勝率20.0%
1600:0-1-1-9
勝率0.0% 連対率9.1%複勝率18.2%
1800:1-1-3-6
勝率9.1% 連対率18.2%複勝率45.5%
2023年、距離1800条件該当馬
→なし
連対率までは大きな差が出ませんでしたが、複勝率では1800好走馬が優勢。
今年はピッタリハマる馬がいませんので、来年に覚えておきましょう。
【検証条件②】
近5走以内に、ダートOP以上で、3着以内または着差0.0以内があった馬の近10年着度数
※複数条件該当は全てカウント
1400:1-4-1-17
勝率4.3% 連対率21.7%複勝率26.1%
1600:4-4-4-21
勝率12.1% 連対率24.2%複勝率36.4%
1800:3-2-2-5
勝率25.0% 連対率41.7%複勝率58.3%
2023年、距離1800条件該当馬
→ジャスパーバローズ
こちらの条件では、勝率,連対率,複勝率全てにおいて1800好走馬の好走率が高くなりました。
今年唯一該当したジャスパーバローズは、人気無さそうで、買っておきたい1頭。
なお、ジャスパーバローズが前走負けた相手は、エクロジャイトとゼットリアン。
上記2頭は、ヒアシンスSでペリエールの2.3着馬ですので、ペリエールも評価します。
🌟ローテ考察テーマ推奨馬🌟
・ジャスパーバローズ
・ペリエール
【勝ち馬傾向】
※(○/10)は、『近10年の勝ち馬10頭中、該当馬○頭』の意味となります
①前走距離
・1600以上(9/10)
②前走クラス
・OP/L以上(9/10)
※例外1頭も、前走は古馬混合2勝クラス
③前走人気
・6番人気以内(9/10)
※OP/Lクラス以上
※例外1頭は前走芝G1
④前走着順着差
・2着以内または着差0.4以内(10/10)
※OP/Lクラス以上
※前走海外は国内前走でカウント
⑤近走実績
・近5走以内で以下何れかに該当(9/10)
1)ダ1800で、4角5番手以内かつ、上がり3F1位の1着
2)ダOP以上で、上がり3F2位以内かつ、3着以内
🌟2023年の①〜⑤全て該当馬🌟
→ペリエール
【相性RANK:前走レース】
🥇青竜S 2-4-4-24連対率17.6%
※青竜Sは、好走率では他レースに劣るものの、好走母数10頭は圧倒的。(次点は3頭)
ユニコーンSの王道ローテで、本組の取捨が1つの鍵になります。
【青竜S組好走傾向】
近10年着度数:2-4-4-24
※(○/10)は、『近10年の馬券内馬10頭中、該当馬○頭』の意味となります
①前走人気
・9番人気以内(10/10)
②前走着順着差
・4着以内または着差0.4以内(10/10)
③近走実績
・近5走以内に、ダ1600〜1800の1勝クラス以上で、4角8番手以内かつ、上がり3F3位以内の3着以内あり(10/10)
🌟2023年①〜③全て該当馬🌟
→なし
今年は例年と異なり青竜S組がラフエイジアン1頭。好走ボーダーに対しては負けすぎで、前走が展開不利等明白であれば見直す余地もありますが、良で1.38台の持ち時計では苦しい印象です。他の組を上に取ります。
【ユニコーンS 最終予想印・見解】
◎3.ペリエール
○2.ジャスパーバローズ
▲11.ニシノカシミヤ
△13.ブライアンセンス
◎ペリエールは、唯一の勝ち馬傾向該当かつ考察テーマ推奨馬。
今年は兵庫CSと青竜Sの3着以内馬不在、他OPクラス好走馬も少数という事で、OPクラスのヒヤシンスS 1着は価値のある実績。2.3着馬は鳳雛Sの1.2着馬。4着馬は次走OP1着。
○▲に伏兵を抜擢します。
○ジャスパーバローズは、考察テーマ推奨馬で、貴重な1勝クラス以上の1800好走馬。1600未経験ですが、8番人気なら先物買い。
▲ニシノカシミヤが面白い1頭。前走古馬混合2勝クラス経由は、近10年で3頭しかおらず1-0-0-2。しかも0.4負けた馬が当レースを勝っています。本馬は今回と同コースの2勝クラスを着差-0.7で勝利し、しかも2.3着馬は、近走2勝クラスで3着以内に好走している馬。
3歳1勝クラス勝ちまでの実績しかない馬が大半の今年、いくらなんでも7番人気は舐められすぎではないかと。仮に少しでも馬場が渋っていればもっと人気になっていたはずで、良馬場がオッズに影響しているのであればここで買いたい。
馬券は◎-○▲の馬連・ワイド主体。
割って入るなら△ブライアンセンスで、3連単◎→△→○▲もあり。
○▲の馬連・ワイドは好みで。
マーメイドSはこちらこら
【勝ち馬傾向】※Twitter公開済
※(○/10)は、『近10年の勝ち馬10頭中、該当馬○頭』の意味となります
①所属
・関西馬(10/10)
②前走クラス
・OP/L以下(10/10)
③前走人気
・6番人気以内(9/10)
④前走着順着差
・着差0.6以内(9/10)
⑤近走実績
・近5走以内で以下何れかに該当(10/10)
1)4角5番手以内の1着
2)芝重賞で着差0.6以内
🌟2023年の①~⑤全て該当馬🌟
→ゴールドエクリプス、シンシアウィッシュ
夏の名物重賞、マーメイドSは、2勝クラス勝ちからの大幅格上げでも、軽斤量を活かして好走できるレースで、近10年では50キロ/51キロが4勝2着4回でした。
また、前走レースはかなり分散しているものの、前走パールS(京都芝1800 3勝クラス)が近10年で5勝と圧倒的好相性。ここはもう少し掘り下げようと思ってますが、前走で京都芝1800のコース形態を走った経験が+になると仮定するのであれば、前走京都芝1800を走ったのは、勝ち馬傾向に該当した2頭だけ。
ゴールドエクリプス→紫野特別
シンシアウィッシュ→糺の森特別
【相性RANK:前走クラス】
🥇OP/L 3-2-2-12連対率26.3%
🥈3勝クラス 7-3-1-49連対率16.7%
🥉G2 0-1-2-4連対率14.3%
マーメイドSは🥇🥈の2クラスを買うレース、ただし今年は、前走OP/L組の出走無し、その為3勝クラス組の取捨は見ておきたいですね。
【OP/L組好走傾向】
※(○/11)は、『近10年の好走馬11頭中、該当馬○頭』の意味となります
①前走距離
・1800または2000(10/11)
②前走着順着差
・4着以内または着差0.5以内(10/11)
③近走実績
・前走4角3番手以内または上がり3F3位以内(11/11)
🌟2023年の①~③全て該当馬🌟
→なし
今年4頭出走しますが、ピタッとハマる馬は無し。コース適性が抜けていたり、前走が明確な展開不利等にも感じませんので、今年は他の組を上に取っても良さそうです。
【マーメイドS 最終予想印・見解】
◎1.シンシアウィッシュ
○9.ストーリア
▲13.ゴールドエクリプス
△4.8
◎シンシアウィッシュは、勝ち馬傾向該当馬かつ、当レースと相性の良い京都1800出走馬。
土曜日の馬場から、内枠の先行脚質は絶好で、逃げ争いを見ながら、好位でロス無く脚を溜める。
○ストーリアは、堅実なタイプで、全成績3-4-1-3と4着以下は3走だけ。
前走は、早仕掛けでの敗戦ながら着差は0.3。
3走前は、後方からの競馬で展開不利。
5走前は、今回と同コースの秋華賞で着差0.4。
更にこの3走共に55キロであり、54キロも良い。
【その他少点数勝負 6/18(日)】
阪神7R
◎8.オーシャントライブ
○10.マイネルメモリー
▲11.ダノンフロイデ
△6
見解:◎の前走は先行馬有利のレースで本馬は展開不利。2走前の内容含めて見直せる。
推奨馬券
単勝8
馬連8-6.10.11
東京7R
◎13.ロードプレイヤー
○15.トラマンダーレ
▲2.フェミナフォルテ
見解:良馬場で上がり3F重視の差しが決まりそうな馬場。ロードプレイヤーは後方大外とやる事決まっており、今の馬場は合いそう。
推奨馬券
馬連13-2.15
阪神10R
◎1.ゴールドブリーズ
見解:右回りダート1800が買い条件。
右ダ1800:3-1-1-1
上記以外 :0-0-2-8
買い条件の着外は3走前の鼻出血。
推奨馬券
単勝・複勝1