重賞ローテ考察No205 ジャパンC+京都2歳S
重賞ローテ考察 ジャパンC
今回のテーマはこちら
『5番人気以下で馬券に絡んだ馬の共通点とは』
今年のジャパンCは何といっても世紀の2強対決。
世界No.1のイクイノックス
vs
三冠牝馬のリバティアイランド
馬券的に、◎はこの2頭以外からちょっと選べないメンバー構成となってますので、今回はみんな悩ましい▲候補の3頭目の炙り出しを目的とし、また妙味の確保という点で、当日5番人気以下で馬券に絡んだ馬の共通点を探ります。
まず、近10年のジャパンCで、当日5番人気以下かつ3着以内だった馬は、以下の8頭。
・2019年2着
カレンブーケドール
・2017年1着
シュヴァルグラン
・2016年2着
サウンズオブアース
・2016年3着
シュヴァルグラン
・2015年2着
ラストインパクト
・2014年3着
スピルバーグ
・2013年2着
デニムアンドルビー
・2013年3着
トーセンジョーダン
【上記3着以内馬8頭の共通点】
※(○/8)は、『近10年の好走馬8頭中、該当馬○頭』の意味となります
①前走クラス
・G2以上(8/8)
②前走人気
・G2は3番人気以内(3/8)
・G1は不問(5/8)※9〜10番人気の好走あり
③前走着順着差
・G2は4着以内かつ着差0.2以内(3/8)
・G1は不問(5/8)※2桁着順からの巻き返しあり
④近走実績
・近5走以内で、以下何かに該当(8/8)
1)東京芝G1で、3着以内あり
2)天皇賞春または有馬記念で、2着以内または着差0.2以内あり
→当日5番人気以下想定の2023年の①〜④該当馬
パンサラッサ
ダノンベルーガ
ディープボンド
パンサラッサ
昨年の天皇賞秋でイクイノックス相手にあわやの展開を作った馬。
今回も間違いなくハナを主張、同型のタイトルホルダーも逃げたい馬であれば離れた番手で実質逃げの様なポジションを取る可能性あり。
とすれば、パンサラッサは3番手以下に対して相当な大逃げになり、イクイノックスとリバティアイランドに次ぐ3着も。
ダノンベルーガ
前走天皇賞秋は、ジャパンCの最重要ローテ。
※近10年着度数:6-3-6-36
3着以内馬30頭中の15頭が同組
今年の天皇賞秋は、2F目からラストまでずっと11秒台が続き、先行馬した馬には厳しい展開。
イクイノックスの3番手追走→勝ち切りはまさに怪物でしたが、2〜3着は2角からずっと後方待機の馬でした。
・天皇賞秋 着順と通過順位
1着イクイノックス 3-3-3
2着ジャスティンパレス 10-10-10
3着プログノーシス 11-11-10
4着ダノンベルーガ 8-7-7
ダノンベルーガはポジション的に2.3着馬と比較して厳しい展開、追走の分脚も溜まらなかったと考えられます。
距離延長で、前走よりもペース的に多少追走が楽になるのはプラスでしょう。
また、天皇賞前の堀調教師コメントでは、今は2000より2400の方が良さそうな話もあり。
〜天皇賞前の調教師コメント抜粋〜
堀師は「最近感じているのは、この馬のリズムと競馬の流れがマッチしてなく、2000メートルよりは2400メートルにリズムがシフトしている感じ」とのこと。また、デビューから、レース格・距離・回りを問わず5着を外した事が無い堅実派。
ディープボンド
前走の京都大賞典は、馬場と展開に反したレース。
当日は馬場の内が良い状態で、1、2着馬が馬場の最内を通った先行競馬なのに対し、ディープボンドは外回しの差し競馬。
G1 2着4回は底力あり、パンサラッサの逃げとタイトルホルダーの早仕掛けからスタミナが問われる展開になれば、面白い。
また、ジャパンCで穴を開ける馬は、東京G1よりも京都開催の天皇賞春や有馬記念で好走している実績が盲点となっている。
【当日5番人気以下かつ、近5走以内に天皇賞春または有馬記念で、2着以内または着差0.2以内あり】
該当馬着度数:1-2-2-5
勝率10.0% 連対率30.0% 複勝率50.0%
→2023年該当馬
ディープボンド
当日5番人気以下で、複勝率50%もあれば十分でしょう。
穴馬としての資格は十分です。
【ローテ考察テーマ推奨馬】
パンサラッサ
ダノンベルーガ
ディープボンド
【予想印・見解・買い目】※結論はコチラ
◎1.リバティアイランド
○2.イクイノックス
▲14.ディープボンド
△8.9.10
【買い目】
3連複
1-2-8.9.10.14
3連単
1.2→1.2.14→1.2.14
京都11R 京都2歳ステークス
◎1.オールナット
○5.シンエンペラー
▲9.ホウオウプロサンゲ
☆7.ギャンブルルーム
△6.パワーホール
単勝
1
馬連
1-5
馬単
1→5.6.7.9
3連複
1-5-6.7.9
ここは5番人気想定のオールナットを先物買い。
前走は決して低レベルの逃げ切りではなく、4角〜直線入口にかけて一瞬で2馬身突き放した脚は見所十分だった。
ラストはノーステッキのまま、2着馬も次走で即勝ち上がり。
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