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G1ローテ考察 エリザベス女王杯

📝G1ローテ考察 エリザベス女王杯📝


✅レガレイラは『ルメール騎手が乗る事を加味しなくても、買うべき3歳馬』かどうか



京都開催の近7年(2014〜2019.2023年)で3着以内に好走した3歳馬は6頭。その6頭中5頭が、『芝2000以上のG1で、上がり3F3位以内かつ、2着以内または着差0.3以内あり』
※例外は昨年のブレイディヴェーグ

上記該当馬を更に以下3パターンに分解すると、秋華賞のみの好走馬はエリザベス女王杯に繋がっていません。(2014年ショウナンパンドラ6着、2015年クイーンズリング8着、2017年ディアドラ12着、等)
春に実績の無い上がり馬や、秋華賞をピークに好走した反動が、中3週ローテでは解消しきれない事を示しています。

①『』条件該当レースがオークス

② 『』条件該当レースが秋華賞

③ 『』条件該当レースがオークスと秋華賞

①該当馬着度数:0-0-2-0
 複勝率100%

→昨年はハーパーが該当して3着
②該当馬着度数:0-0-1-5
 複勝率16.7%
③該当馬着度数:1-1-0-0
 複勝率100%

例年であればオークスか秋華賞の内容を検討する所ですが、今年はレガレイラ以外3歳馬の出走が無し。(また来年思い出しましょう)

そしてレガレイラはオークスも秋華賞も未出走。
ただし、中山芝2000のホープフルSで上記を満たしており、レース間隔もローズSから中7週としっかり間隔が取られてる事で、前走の反動を気にせずしっかりと仕上げられると考えます。

また、レガレイラの近走について。

・前走ローズSは、2.3.4.6.7着が3〜4角5番手以内の先行決着でした。レガレイラは3〜4角15番手から外を追い込み5着入線なので、評価は下げません。

・2走前日本ダービーも、Cコース替わりで内有利の馬場で、1.2.4.6.7.8着が3〜4角6番手以内の先行馬決着でした。同様に4角13番手から外を追い込み5着入線は、評価を下げません。

この2戦が着順程内容が悪くなく、現状外差しが有利になりそうな京都の芝外回りなら、近走の差し負荷も活きて勝ち負けになると考えます。

レガレイラは、『ルメール騎手が乗る事を加味しなくても、買うべき3歳馬』と判断します。

✅当日先行して馬券に絡んだ馬の共通点

京都開催近7年のエリザベス女王杯にて、当日3〜4角4番手以内から3着以内に好走したのは以下8例。2015年以外では毎年最低1頭が馬券に絡んでいます。

2023年
3着パーパー★
2019年
2着クロコスミア
3着ラヴズオンリーユー★
2018年
2着クロコスミア
2017年
1着モズカッチャン★
2着クロコスミア
2016年
2着シングウィズジョイ
2014年
2着ヌーヴォレコルト★

★印の4頭はオークス2着以内の実績馬。
芝2400のG1好走は、距離と格への裏付けとして機能しています。

また、上記8頭中ラヴズオンリーユーを除く7頭は『近5走以内に3角5番手以内での、重賞1着またはG1着差0.5以内あり』。

今年のメンバーで『オークス2着以内かつ近走先行実績持ち』は、スタニングローズとハーパーの2頭。
先行馬が恵まれる展開となった時、3着に残している可能性は考えておきます。

✅府中牝馬S組の好走傾向に合致する馬

※京都開催の近7年が対象
対象7年着度数:3-5-1-30(複勝率23.1%)
①前走人気
・8番人気以内
→対象7年の3着以内馬全てに該当
②前走着順着差
・5着以内または着差0.9以内
→対象7年の3着以内馬全てに該当
③近走実績
・近5走以内で、以外何れかに該当
1)芝G1で着差0.5以内あり
2)前走府中牝馬Sで2着以内または着差0.0以内
→2016年シングウィズジョイ以外に該当

2024年①〜③該当馬
モリアーナ

モリアーナは5走前にAJCCで着差0.2の4着。当時の2.3.5着馬はボッケリーニ、クロミナンス、マイネルウィルトスとG2戦で複数好走のメンバー。また、1.2.3.5着馬が3〜4角4番手以内の先行決着に対し、4角8番手から差し込んでおり、直線では馬場の良い外を走っていますが決して全てが恵まれての好走ではありません。右回り芝2200の実績として、今回のメンバーでは評価に加えたい内容です。

なお、モリアーナ以外でも最先着馬シンティレーションやヴィクトリアマイルで着差0.4の5着馬ルージュリナージュ等、何頭か印を打ちたいと思います。

✅ローテ考察推奨ランキング

1位 レガレイラ
2位 モリアーナ
3位 スタニングローズ
4位 シンティレーション
5位 ハーパー

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