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重賞ローテ考察No168 桜花賞🌸
🌸重賞ローテ考察 桜花賞🌸
※近10年対象
〜4/9 追記〜
【最終上位印】
◎3.リバティアイランド
○4.ドゥアイズ
▲8.キタウイング
△5.ハーパー
【展開/馬場想定】
・馬場:内○
阪神芝はBコース替わり、土曜日の芝レースは逃げ先行がよく残り、差しも内を立ち回った馬の好走が見られました。
・展開:スロー、先行○
逃げはモズメイメイまたはトーセンローリエ。
どちらにしてもハイペースにはならず、スロー寄り。
馬場の内で脚を溜める馬、3角6番手以内の先行馬が恵まれるイメージです。
【上位馬見解】
◎3.リバティアイランド
🌟ローテ考察テーマ①該当馬🌟
🌟ローテ考察テーマ②該当馬🌟
🌟勝ち馬傾向該当馬🌟
前走阪神JFのパフォーマンスは言わずもがな。
懸念は、内の3番枠が包まれたりポジション下げた際の外まで出すロスと内有利の馬場とのギャップ等…
私は今日の馬場なら、騎手が3角6番手以内で先行すると考えています。
今回相手は絞っていますので、以下3頭見解も記載します。
○4.ドゥアイズ
🌟ローテ考察テーマ②該当馬🌟
🌟ローテ考察テーマ③該当馬🌟
〜以下木曜日時点より〜
気になるのは今年のクイーンC。
決着タイム1.33.1は、稍重馬場ながら近10年の中で非常にレベルの高い決着。
桜花賞出走馬の中では、ハーパーとドゥアイズが2頭とも走破タイム1.33.1ですが、近10年でこれを上回ったのは、2016年1.32.5のメジャーエンブレムのみ。そのメジャーエンブレムは桜花賞4着と敗れましたが、当時はまだクラシック路線の外厩利用ノウハウも確立されておらず、チューリップ賞組全盛の時代。本格的に潮目が変わったのは2019年にグランアレグリアが桜花賞を12月からぶっつけで制して以降でしょうか。
クイーンC組は近10年1-0-1-17ですが、『クイーンC2着以内かつ、クイーンCより前に重賞で2着以内があった馬』に限定すると、近10年着度数1-0-1-4。
今年はドゥアイズが候補となります。
上記に加えて、前走クイーンCは先行馬に展開が向いていない中での3角3番手競馬。
今回の4番枠をフルに活かし、内が良い馬場+先行脚質+前走の展開不利で条件は間違いなく好転すると考えます。
▲8.キタウイング
🌟ローテ考察テーマ①該当馬🌟
🌟ローテ考察テーマ②該当馬🌟
〜以下木曜日時点より〜
思い切って狙うのがチューリップ賞の7着馬キタウイング。
チューリップ賞は、追込不利の展開を3角13番手追走。※同様に追い込みから9着に負けたマラキナイアは、次走同コースの自己条件1着で巻き返し。
また3走前の阪神JFは、先行不利の展開を3角5番手追走の敗戦。
言い訳つく上記2レース以外は芝1600 3-0-0-0(内重賞2勝)ですから、人気薄なら狙います。
△5.ハーパー
🌟ローテ考察テーマ②該当馬🌟
こちらも○ドゥアイズに近い理由が含まれますが、内が良い馬場+先行脚質が魅力。
リバティアイランドが先行しない限り、本馬の方がポジションは前になりそうで、詰まる/大外回すようなリスクは少ないものと思われます。
今年はクイーンC組がレベル高いと思っていますし、先行した組は展開含めて評価したいと思います。
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今回のテーマはこちら
『3つの視点から考察する桜花賞』
昨年の当考察では、◎ウォーターナビレラ(2着)、4番手の☆ナムラクレア(3着)を推奨。
昨年の勝ち馬含め通用した、『近10年で変わらない傾向』と、Bコース替わり初週となった『近2年で新たに出てきたトレンド』の変化等、以下3つの視点から桜花賞を考察していきます。
【①阪神JF→桜花賞まで主な前哨戦振り返り】
【②調教適性から見る桜花賞連対馬の共通点】
【③チューリップ賞=王道ステップではない?その他注目ローテ】
ではいきましょう。
【①阪神JF→桜花賞までの各前哨戦振り返り】
阪神JF→桜花賞までは、同世代かつ同距離戦が多く、シンプルですが各レース復習(馬場や展開の有利不利等)で、力関係や妙味のある馬が見えてきます。
近10年で桜花賞連対馬を複数出した阪神JF組、チューリップ賞組について、桜花賞への好走条件と今年のレース内容を振り返ります。
【1.阪神JF組好走傾向】
近10年着度数:1-2-0-3
①前走人気
・5番人気以内(3/3)
②前走着順着差
・2着以内かつ着差0.0以内(3/3)
③近走実績
・近5走以内で以下何れかに該当(3/3)
1)阪神JFを除く芝1600重賞で1着
2)阪神JFを除く芝1600を上がり3F1位で1着
🌟2023年該当馬🌟
①+②+③全て該当
→リバティアイランド
昨年の阪神JF、本考察で何度も振り返ってきました。
馬場は内○、展開は中段〜後方○、先行組や外回し組には厳しい競馬と判断しています。(フィリーズレビューのローテ考察では先行して惨敗の◎ムーンプローブの巻き返しを推奨し的中)
リバティアイランドは、展開活かすも道中は外目追走で決定的な着差ですので勿論高評価。
シンリョクカは、馬場と展開をフルに活かした最内追走+中段差しなので、再現性はどうかというところ。
ラヴェルは大外枠から道中最後方。ドゥーラが似た位置から、直線内を突いて6着まで上がった事を考えると、展開は味方しているものの直線の進路(大外)が厳しかった印象です。馬場は活かせず展開は活かした走りですが、馬群に突っ込めず外を回すリスクがあるとすれば、Bコース替わりで恐らく内の馬場が良い桜花賞で外枠17番では懸念が残ります。
🌟阪神JF組推奨馬🌟
リバティアイランド
【2.チューリップ賞組好走傾向】
近10年着度数:4-8-6-30
①前走人気
・5番人気以内(17/18)
②前走着順着差
・3着以内または着差0.5以内(14/18)
※非該当馬4頭中3頭はチューリップ賞4番人気以内
③近走実績
・近5走以内に右回り芝1600のOP以上で3着以内または着差0.5以内(16/18)
🌟2023年該当馬🌟
①+②+③全て該当
→キタウイング、ペリファーニア
桜花賞と言えば当レース組の扱いが間違いなくポイントになります。
今年のチューリップ賞、馬場は内○、展開は先行○。1.2.3.4.5.6着馬が3角4角6番手以内の、完全前残り戦でした。
モズメイメイは、馬場と展開をフルに活かした競馬。桜花賞週はBコース替わりとはなりますが、メンバー大幅強化と乗り替わりで、再現性はどうかというところ。
ペリファーニアは外枠17番からスタート出負け気味。押してポジションを取った結果、前半は引っかかる所あり。展開は活かしたものの、楽な競馬ではありませんでした。
気になるのは、チューリップ賞を3着以内した関東馬の桜花賞成績がイメージより悪い事。
※近10年桜花賞時着度数 1-0-2-4。
・サークルオブライフ
チューリップ賞3着→桜花賞4着
・マルターズディオサ
チューリップ賞1着→桜花賞8着
・マウレア
チューリップ賞2着→桜花賞5着
・ソウルスターリング
チューリップ賞1着→桜花賞3着
・ココロノアイ
チューリップ賞1着→桜花賞10着
・ヌーヴォレコルト
チューリップ賞2着→桜花賞3着
・アユサン
チューリップ賞3着→桜花賞1着
連対馬となると、2013年のアユサンまで遡る必要があり、他6頭は全てチューリップ賞よりも着順を落としていました。
ソウルスターリング、マルターズディオサ、サークルオブライフの阪神JF連対馬でも3着が最高、関東馬の短期間再輸送には注意が必要です。
同じ関東馬なら、妙味込みで思い切って狙うのが7着キタウイング。
チューリップ賞は、追込不利の展開を3角13番手追走。※同様に追い込みから9着に負けたマラキナイアは、次走同コースの自己条件1着で巻き返し。
また3走前の阪神JFは、先行不利の展開を3角5番手追走の敗戦。
言い訳つく上記2レース以外は、芝1600 3-0-0-0(内重賞2勝)ですから、人気薄なら狙います。
🌟チューリップ組推奨馬🌟
キタウイング
【②調教適性から見る桜花賞連対馬の共通点】
・最終または1週前追い切りでの併せ馬先着に注目
良馬場開催の近8年において、連対馬16頭中13頭が上記調整過程を踏んでいました。
※例外は以下の3頭
・シゲルピンクダイヤ(栗東坂路ラスト1F最速)
・アーモンドアイ(モヤで判定不可)
・クルミナル(栗東坂路ラスト1F最速)
🌟2023年該当馬🌟
ライトクオンタム、リバティアイランド、ドゥアイズ、ハーパー、モズメイメイ、コンクシェル、キタウイング、シンリョクカ、ドゥーラ、ペリファーニア、トーセンローリエ
該当馬多いですが、2連系の馬券ならクリアしておきたい内容です。
【③チューリップ賞=王道ステップではない?その他注目ローテ】
近2年、桜花賞3着以内馬のステップレースに変化が生じています。
2022年
1着 スターズオンアース (クイーンC)
2着 ウォーターナビレラ(チューリップ賞)
3着 ナムラクレア(フィリーズレビュー)
2021年
1着 ソダシ(阪神JF)
2着 サトノレイナス(阪神JF)
3着 ファインルージュ(フェアリーS)
太字のチューリップ賞組が着度数0-1-0-6(連対率・複勝率14.3%)。
2013〜2020年の8年が4-7-6-24(連対率26.8%、複勝率41.5%)ですから、桜花賞=チューリップ賞組に囚われすぎない考え方が必要となりました。
そこで気になるのは今年のクイーンC。
決着タイム1.33.1は、稍重馬場ながら近10年の中で非常にレベルの高い決着。
桜花賞出走馬の中では、ハーパーとドゥアイズが2頭とも走破タイム1.33.1ですが、近10年でこれを上回ったのは、2016年1.32.5のメジャーエンブレムのみ。そのメジャーエンブレムは桜花賞4着と敗れましたが、当時はまだクラシック路線の外厩利用ノウハウも確立されておらず、チューリップ賞組全盛の時代。本格的に潮目が変わったのは2019年にグランアレグリアが桜花賞を12月からぶっつけで制して以降でしょうか。
クイーンC組は近10年1-0-1-17ですが、『クイーンC2着以内かつ、クイーンCより前に重賞で2着以内があった馬』に限定すると、近10年着度数1-0-1-4。
今年はドゥアイズが候補となります。
🌟クイーンC組推奨馬🌟
ドゥアイズ
最後に勝ち馬傾向を確認しておきます。
【勝ち馬傾向】
※近10年の勝ち馬10頭
①前走人気
・3番人気以内(9/10)
②前走着順着差
・3着以内かつ着差0.7以内(10/10)
③前走馬体重
・460キロ以上(10/10)
④所属と間隔
・関西馬または中7週以上の関東馬(9/10)
⑤近走実績
・近5走以内で以下何れかに該当(10/10)
1)芝1600を上がり3F1位で1着
2)芝1600重賞で3着以内かつ着差0.1以内
🌟2023年該当馬🌟
①+②+③+④+⑤全て該当
→リバティアイランド
【2023年推奨馬】
・リバティアイランド
・ドゥアイズ
・キタウイング
推奨馬は以上3頭とさせていただきます。
最終の印はまた追記します👍