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9/24 浦和11R 紅葉月特別 1400外/左 16:25

前日曇り/時々雨、本日雨予報、馬場状態は重と予想

先行の可能性は①②③⑩⑫、⑥ロビュストも先行で来る可能性があるが無理はしないはずなので出ても中段に位置するものとして考えたい、また馬場が重いので前残りとなる先行有利な展開になりやすいので、後方の馬は向正面で詰めてこられるかが重要、ただしそれで最後脚が一杯になったら意味がないが

①マテラリードルは前走は枠順悪く包まれてしまったが、基本はハナをとりに行き全体のペースを上げていくペースメーカーの役割を果たしている、3走前はこの馬より更にハイペースに持っていった2頭の自滅により交わすことができたものの大体は最終コーナーを抜ける頃には脚色一杯となっている

この後に続くのが②③になるか⑩⑫になるかで展開が変わってくるのでそれぞれの様子を見てみたい

②ノワールムーティエは森がテン乗りだが実力を考えると問題はないだろう、スタートが特別上手いわけでもなく加速が良いわけでもないが、その分脚を溜めることことができるので、マテラリードルがハナを切った道をそのまま走っていけるポジションはかなり有利となり脚をかなり温存することができるんじゃないだろうか

③アンジェエトワールの4走前は前に出れないとわかるとラチ沿いで脚を溜める走りに切り替えていた笹川の采配が光るレースであったが、前走では先行を粘ってしまい包まれたまま流れで走らされてしまった、この櫻井判断の遅れが無駄に脚を使い仕掛け地点もズレてしまう悪手になってしまっていた、ただ最後の上りは中々の物なので櫻井が判断を誤らなければ1着を目指せる馬である

⑩アップドラフトは飛び出しが良いので早々に走りやすいポジションを得ることができるのだが、逃げ切れる程のスタミナは持ち合わせていないのでポジションを活かして脚を溜めていく競馬の方が勝ちやすいのでは、前走も逃げのペースに合わせてしまっているので仕掛けて一瞬は先頭を取れるかもしれないが脚が一杯となっているため、脚を残してきた後続に追いつかれてしまっている

⑫キョウモバライロ、先日の夜長月特別で前に行きたがる展開の中一歩引いた所で脚を溜めて2着を奪取した篠谷が騎乗、ハンデを活かしてスタートでぶっ飛ばすと言う事はやらないと思われるが、大外であるため多少は無理してインポジを狙ってくるのではないか、脚を残して勝負をかける事は変わらないと思うので身動きが取れるポジションに着けてくるだろう、一方馬の方は2走も取消があったが馬体は落ちておらず飛び出しの良さも健在、一歩ひいてからのまくりも健在、最後失速していたがスタート後に置き位置が定まらず先頭まで出てしまった事でのスタミナロスだと思われるので感触としては悪くない、間延びした展開の隙間にきちんと置いて来ることが今の篠谷ならできる


展開としては①マテラリードルがハナを取るはずなのでその後ろを②ノワールムーティエ、ついていかないと包まれてしまうので③アンジェエトワールも外枠に譲らない、⑩アップドラフトも寄せて行くがハイペースのため横につけるのが精一杯で少し外から先行する、⑫キョウモバライロは先頭がごちゃごちゃしている隙間に置きに来て向正面終わりまで脚を溜める形になるだろうか

馬場状態はよくて湿った状態であると仮定すれば、この高速縦長展開で遅れをとった差し馬以下は見せ場なく終わってしまうだろう、向正面で早めにまくっていけてかつその分のスタミナを差し引いてもなお脚が余っている馬で無ければ200mの短い直線では先行を捉える事は難しい

⑥ロビュストはスタート後のポジションは最良なのに最後の仕掛け時のポジションが最悪である吉留の采配でせっかくの伸びのある脚が活かし切れていない、3走前は理想的な形であったがやはり浦和の直線の短さではトップスピードに乗る前に勝負が決まってしまうので厳しいだろう

④キャプチュードは4枠以内での勝率が高い馬で、高いスタミナを武器に最後にバテた馬を抜き去る走りで勝ち星を上げている、中段より前方に位置した時にこの持ち味が活かされる訳だが、飛び出しが早くないためハイスピードの先行集団に遅れを取り後方に下がらざるを得ないのではないかと考える

⑤ザバンナロードは枠順次第、内枠時の左海はハナを取れたら突き放し、無理なら切り替えて溜めて早めで強引な仕掛けで捉えて行くスタイルで勝ち星を取りに来るが、中枠より外の時はダッシュが弱いので後方に押し出される形になり脚を活かすことなく終わっている

⑦ティースワロは全盛期の時の末脚がなく枠も囲まれる位置で不利、⑧ニシノベースマンは赤津を充てられたのは期待がない事からか、またダート経験乏しく枠順も不利、⑨カタヨクノテンシはスタートダッシュ悪、枠順不利、脚色一杯、⑪ファウストはスタートもダッシュも悪く、ゆえに枠順は完全不利、後方からごぼう抜きできる脚もない

軸は良ポジを一番取りやすい②ノワールムーティエで行きたい、迷った⑫キョウモバライロは紐にする、やはり良ポジを取るには外から走ってこないといけないのでその分ノワールムーティエに分があるかと

オッズ次第だがワイドで④キャプチュード⑥ロビュスト辺りを狙うのも良いかも

単勝②
馬連②-⑫
ワイド②⑫-④⑥⑫ 5組

結果2-3-10

基本の単勝は抑える事ができたが、細かい展開について精査が必要だ

しかし、各馬の分析が中々出来ていたので感触としては良かった

外が一気に寄せてハナを取ったのでハイペースにはならず、アップドラフトの走りやすいペースに持って行けたようだ、やはりゴールまでスタミナが持たなかったが道中後ろから突かれなかったのが幸いしたか

ノワールムーティエとアンジェエトワールはマテラリードルが前に出られなかったものの外枠が早々にハナを取ってくれたおかげで進路が無くなるわけでもなくかえって脚を残して走ることができていたんじゃないだろうか、また2頭ともラチ沿いを意識しすぎず遠心力に任せたコース取りで馬体的にもロスのない走りをしていた様に見えた、最終コーナーからも自然な形でスピードを乗せたまま直線に侵入してきたので脚が止まった馬達には厳しく映っただろう、ただ、鞭入れをギリギリまで粘った森が一枚上手だったのかな

時点で選んでいたキョウモバライロは休止続きと馬体が落ちてきたせいか思ったより体力が無く、篠谷は良くやったと思うが検討虚しくと言った感じ、自分の中での篠谷の評価は上がった

3人気だったサバンナロードは評価通りで、包まれない様に左海が必死だったがダッシュ力の無さで無念の後退、この後もラチ沿いで溜めて早めの仕掛けでまくって行くまさに左海の走りを見せていたが、やはり後方に収まってしまった事が痛手となり捕らえられず

穴狙いの2頭については、キャプチュードはやはりダッシュが遅れてシンガリになり終了、ロビュストは吉留の位置取りは悪く無く最後の上りも持ち味通りだったが、先行が取れない上に直線も短いので苦戦していた、川崎の直線だったら可能性あったかも?

意外だったのはファウストで、後方に収まると思っていたら最初のコーナーに合わせて急加速で先頭集団まで上がって行ったので驚いた、後方からでは勝ち目がないので先行ポジでそのままの勢いでゴールに流れ込む作戦にしたのだろう、スタミナは持たなかったが狙いは良かった

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