《秘密売り、ティヴィット/Tivit, Seller of Secrets》で使える(?)無限コンボ集
1.前置き
初めましての方は初めまして、そうでない方は毎度お世話になっております。EDH大好き野郎の金華です。
12月で既に２本記事を書いているのですが、年末年始で暇なのもありまた筆を取っております。書いた記事はこちら。みんなも暇でしょ記事読んでね
今回は「《秘密売り、ティヴィット/Tivit, Seller of Secrets》で使える(?)無限コンボ集」と題しまして、ティヴィットで採用圏内かもなーというようなコンボがそれなりに溜まってきたのでここらで纏め記事にしようかと。ティヴィットは基本のコンボパーツがコンパクトなので自由枠が他のデッキよりも多く、色々試せる余地があるのも回してて楽しいポイントかなと思いますね。
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2.コンボ解説
解説するコンボルートは全て《秘密売り、ティヴィット/Tivit, Seller of Secrets》が戦場にいることが必須条件です。
A.＋《時の篩/Time Sieve》
条件：対戦相手が３人いる、かつティヴィットの戦闘ダメージをプレイヤーに通すことができる。
ティヴィットが生成するトークン５つで無限ターンとなります。3人卓でも予めトークンを溜めておけば、統率者ダメージ21点を稼ぐのには十分な追加ターンを得ることができます。
B.+《ディスプレイサーの仔猫/Displacer Kitten》+《最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer》＋《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》
※ウルザは代用可能カード多数あります。
条件：特になし
独楽キャストでティヴィットをブリンクし、手掛かりを含むトークン5つを生成、ここからウルザで青５マナを出し、独楽ドロー起動後手がかりドロー起動で独楽が手札に戻る。これを繰り返しデッキがなくなるまで宝物や青マナを浮かせながらドローできます。猫＋独楽のみでは宝物2+手がかり3となるため独楽キャストの1マナが足りず無限ドローとはならないです。このためウルザの枠はこの１マナを補填できるカードであればなんでもOKです。
C.＋《前兆の時計/Clock of Omens》＋《ストリオン共鳴体/Strionic Resonator》
①＋《秘儀の印鑑/Arcane Signet》(任意のマナファクト)
条件：対戦相手３人かつ、ティヴィットの誘発をストリオン共鳴体でコピーする。
コピーの誘発解決で宝物２回投票、手がかり３つが生成(相手が宝物を出してくれる場合もっと簡単なので省略)。ティヴィットの誘発本体解決前にスタックして、宝物２つから２マナを出し、手がかり２個タップでストリオン共鳴体をアンタップし再度ティヴィットの誘発をコピー。これを繰り返すことで無限にアンタップ状態の手掛かりが得られるため、任意のマナファクトを無限にアンタップして無限マナ。宝物を生贄にする必要がなくなるため、無限宝物＋無限手掛かり＋無限誘発コピー(ストリオン共鳴体を無限アンタップできるため)に変換できる。《オークの弓使い/Orcish Bowmasters》を出して無限に誘発コピーで無限ダメージ。
②＋《魔力の櫃/Mana Vault》(３マナ以上出るマナファクト)
条件：対戦相手２人かつ、ティヴィットの誘発をストリオン共鳴体でコピーする。
生成したトークン4つをタップし魔力の櫃とストリオン共鳴体をアンタップすることで無限無色マナ→魔力の櫃アンタップが必要なくなり、無限宝物＋無限手掛かり＋無限誘発コピー。
D.＋《永遠王、ブレイゴ/Brago, King Eternal》＋《ストリオン共鳴体/Strionic Resonator》＋《秘儀の印鑑/Arcane Signet》(任意のマナファクト)
条件：ブレイゴの誘発をストリオン共鳴体でコピー。
永遠王、ブレイゴの超有名コンボですが一応解説すると、ブレイゴの誘発をストリオン共鳴体でコピーし、ストリオン共鳴体ごとブリンクして再度ストリオン共鳴体で誘発をコピーすることで、自分の土地でないパーマネントを任意の枚数ブリンクし続けられます。ティヴィットのetbで２マナ分返ってくるので任意のマナファクトと合わせて無限宝物＋無限手掛かりとなります。そのまま無限ドローから《オークの弓使い/Orcish Bowmasters》を瞬速で唱え、ブレイゴの誘発コピーに巻き込むことで無限ダメージとなります。
E.＋《覇者シャルム/Sharuum the Hegemon》＋《機械神の肖像/Machine God's Effigy》
条件：墓地に機械神の肖像がある状態で覇者シャルムを場に出す。
機械神の肖像を覇者シャルムのコピーとして出すと、覇者シャルムのetbの対象を決める前にレジェンドルールにより状況起因処理でどちらかを墓地に送ります。覇者シャルムを墓地に送り、etbで覇者シャルムを吊り上げる前に機械神の肖像から青マナを出しておき、etb解決で今度は機械神の肖像(名前は覇者シャルム)を墓地に落とします。これを繰り返すことで青無限マナとなります。最後に機械神の肖像でティヴィットをコピーし、レジェンドルールでティヴィットを統率者領域に戻します。機械神の肖像(名前は秘密売り、ティヴィット)のetbで宝物２つに投票し、ここから白黒マナを生成。青無限マナと合わせてティヴィットを唱えてはレジェンドルールで統率者領域に戻すを繰り返すことで対戦相手が投票したトークンを無限に生成します。対戦相手が宝物を生成してくれるなら無限宝物→自分の投票を手がかりに変更して無限手掛かりとなってしまうため、相手は手がかりにしか投票しないはずなので、最終的に無限青マナ＋無限手掛かり＋宝物２つとなります。
F.《コクマルガラスの救済者/Jackdaw Savior》+《幻影の像/Phantasmal Image》＋《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
※ティヴィットをコピー可能なMV5以下の任意のコピークリーチャーで代用可能。
条件：片方のコピークリーチャーが墓地にある状態で、もう片方をティヴィットのコピーとして戦場に出す。
レジェンドルールでコピークリーチャー(ティヴィット)が死亡するとコクマルガラスの救済者の能力が誘発、最後の情報を参照するためMV6の飛行を持つクリーチャーの死亡となるためMV5以下のコピークリーチャーをリアニメイトします。このときコクマルガラスの救済者のテキストにちゃんと「マナ総量がそれより小さくそれでないクリーチャー・カード」と書かれているため死亡したコピークリーチャーとは別のコピークリーチャーが必要になります。２体のコピークリーチャーを交互に吊り上げることでティヴィットの誘発が無限に解決でき無限宝物＋無限手掛かりとなります。
G.＋《サイバードライブの起動者/Cyberdrive Awakener》or《マリオネットの達人/Marionette Master》or《いざ動け/Rise and Shine》
条件：十分な量の宝物、手がかりトークン
それぞれ一長一短ありますが、ティヴィットの生成するトークンを利用して40×3点を吹き飛ばすという点で共通しています。十分な量のトークンが溜まるまでには対戦相手のライフもある程度減らせているはずなので要求値は見た目ほど高くなく、また２人退場させて1対1に持ち込むようなことも可能です。
3.終わりに
以上、ティヴィットオタクのコンボルート解説でした。多分時の篩以外全然知らないコンボばっかりだったんじゃないですかね。基本的に僕が閃いたコンボばかりなので元ネタ記事は多分ないはず…ですが、もしもあったら教えてください。リンクとか追加しときますので。
まぁ紹介したコンボの実用性はさておき、ティヴィットにもこれだけ可能性が眠っているわけです、皆さんが使用している統率者にも、まだまだ改良の余地があるのではないでしょうか。その可能性を見つけることができるのは、もしかしたらあなたの統率者への「愛」なのかもしれません。
今後の自分の大会予定として、年始は広島でジョニーのお店のJOHNNY OPEN COMMANDER、１万円福袋争奪統率者に参加予定です。大会参加される方はお手合わせよろしくお願いいたします。
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