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何があっても床だけは磨く。床をキレイにするだけでQOLが上がる理由
「今すぐ自分ちの床に寝そべって」
と言われたら、すぐに何の抵抗もなく寝そべることができるだろうか。
ふと自分の部屋の床を見つめてみると、予想の2.5倍くらい髪の毛やホコリが落ちている。寝そべるのは…けっこうイヤかもしれない。てかあれ、こんなシミいつできたんだっけ。
自分はこれだけのズボラであっても、実は床掃除だけはトップ・プライオリティである。今日はサボられがちな"床掃除"の重要性について、4つの観点から考えてみる。この4つの理由を自分の中で腹落ちできていれば、床掃除が少しずつ習慣化していき、そして快適な生活が手に入ると思う。
足の皮膚感覚はかなり敏感
雨の日にうっかり水たまりを踏んでしまい、靴にじわじわと水が入り込んでくる。やばい、靴下まで到達してきた!
…あれは何であんなに不快指数が高いのか?
適当にググってみると、実は足裏にはとんでもなく多くの感覚神経が存在することがわかる。
例えば足裏にあるメカノレセプターという感覚受容器は、床からの圧力や重力の変化を感知して脳にフィードバックを送ることで、姿勢や運動の制御に重要な役割を果たしているらしい。
こういった理由で、汚れている床を裸足で歩くと足裏が髪の毛やホコリ、ベタつきを敏感に察知してしまい、まあまあな不快感につながってしまう。
逆も然りである。床がサラサラしているとその分足裏も敏感に反応してくれて、とても気持ちがいい。つまり、床を綺麗にしておくことの相対価値は高い。
「いや、私は部屋では靴下やスリッパを履いているから関係ない」という声も聞こえてきそうだが、僕も普段はそうである。
でもスリッパ族であろうと、風呂に入る前後や寝る前、起きた後など、裸足で床を歩くシーンは結構多い。床を磨こう。
床の清潔さとは部屋の空気の清潔さ
服や寝具から発生したホコリは、しばらく空中を舞ったあとに重力で床に蓄積していく。そして人間が動いたり窓から風が入ってくるたびに、また空中を舞う。
床というホコリ保存装置がホコリを溜めている分だけ、空中に舞う量も多い。だから、ちゃんと定期的に床からホコリを取り除いていかないと、部屋の空気がずっとホコリっぽい。
また、床の皮脂汚れも空気中の湿気と結びついてイヤな匂いになったりするらしいので、ホコリだけでなく皮脂汚れもしっかり掃除しなければいけない。
部屋で一番視覚面積が広いのは床
自分の部屋を見渡したときに、視界というキャンバスのうち一番大きな割合を占めているのは床である。(物を置き過ぎていると床ではなくなるかもしれないが、ここは床であって欲しい)
![](https://assets.st-note.com/img/1732388780-msz8dF3MT4wStbKJYBa0U5qf.jpg?width=1200)
つまり、自分の部屋をパッと見たときの印象で、床が清潔であれば自分の部屋はトータルで清潔な気がするし、床が不潔であればやはり部屋全体として不潔な印象を持つ。
つまり床は部屋全体の印象に効いてくるパーツだと考えている。だからこそ、優先度を上げて綺麗に保っておきたい。
"床掃除起点"で部屋のシステムを構成する
床掃除の重要性を自分の頭で理解して床掃除をするようになってくると、今度は如何にラクをして床掃除を済ませるかという思考回路になってくる。床掃除をするときに邪魔になってくるのは、
①床に散らばった服や小物
②ある程度重量のある家具家電、収納
の2種類。
①に関しては、そもそもなるべく床に服や小物を置かないようにしようという思考を持てるようになってくる。
②に関しては、床掃除をしやすい配置を考えて、必要に応じて模様替えをする必要がある。
そしておすすめなのは、キャスター付きのものを選ぶこと。キャスターが付いていると、物を動かして床掃除がしやすくなる。
ソファやラックなどを購入するときは脚の長さにも注意して選びたい。クイックルワイパーをサッと下に潜り込ませられるだけの脚の高さがあるか?
ちなみにお掃除ロボットを使っている人は、だいたい高さが10cmくらいなので、これらの家具の脚の高さが10cm以上あると下を通ってくれる。
※床の汚れは「ゴミ」「ホコリ」「アブラ」の3種類
ゴミ:髪の毛や紙切れなど
ホコリ:繊維や角質の集合体
アブラ:皮脂やキッチンで跳ねた油
の主に3種類が床の汚れである。床掃除は掃除機だけでいいと思っていると大間違いで、ゴミは吸い取れてもホコリは空中に舞ってしまうし、アブラは掃除機では吸い取れない。
やはりクイックルワイパーがコスパが良い。一家に一本はあると思っているけど、まだ持っていない人は今買おう。
取り付けるシートについては、公式のものを買うと分厚くてしっかりしているけど、100均の薄いやつで全然問題ない。
ドライタイプとウェットタイプの2種類を大量にストックしておく。ドライシートで床全体を掃除したあと、ウェットシートに付け替えてしっかりアブラ汚れも落としていく。
あと、床のウタマロ掃除をやったことがない人は一度はやってみて欲しい。水に濡らした雑巾にウタマロクリーナーを1プッシュして、適当に揉み込んだあと雑巾掛けをする。床全体にウタマロの爽やかな香りが広がり、人生が完成してしまう。