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"コーティング"さえ頑張っておけば部屋は勝手に綺麗になる

「ここ、つい最近掃除したばっかなのに」と愚痴をこぼすよりも、「ここの掃除減らせないかな?」と常に考えながら暮らしていきたい。

モノや場所をキレイに保つには、大きく分けて下の2つのアプローチがある。

ほとんどの人は、汚れを発見するたびに「掃除しなくちゃ!」と反応する。つまり、左の「掃除の頻度」ばかりに思考が行ってしまっている。そして掃除をサボっている自分を責め、自己肯定感を下げてしまう。

そうではなく、右の視点も持ってみる。どうやったら「汚れへの耐久性」を伸ばせるか?そこで、"コーティングする"という選択肢が出てくる。

俺も毎日、仕事に趣味に一生懸命生きているんだ。掃除をしていない俺が悪いんじゃない。すぐ汚くなるお前が悪いんだ!


1. "掃除後のひと手間"でコーティングする

一通りキレイに掃除し終えた後に、最後のひと手間としてコーティングするのはオススメである。
例えば、シンクを磨いた後や洗面台のボウルを磨いた後に撥水スプレーを敷いておくことで、かなり汚れにくくなる。

相変わらず掃除自体は面倒くさい。
でも、それはだいたい掃除を始める前の腰の重さのことを言う。

掃除は一度始めてしまうと結構頑張れてしまうものだし、キレイに仕上がったシンクに撥水スプレーを塗ることくらい苦でもなんでもない。
小学校の図工の授業で、完成品にニスを塗っているときのようなあの感覚に近い。もはや楽しいまである。

2. "置くだけ系"でコーティングする

置いておくだけで勝手にコーティングしてくれて汚れを防いでくれるような商品もある。もはや、置かない理由がない。

トイレのブルーレットシリーズがその典型。これのおかげで"サボったリング"をここ数年は見ていない。

置くだけ系で気をつけることは2つあって、

①ストックを切らさないこと
②交換を忘れないこと


である。

①は、まとめ買いで解決。
②は、交換タイミングのシグナルを把握しておくことが重要。ブルーレット除菌EXの場合は、水を流したときに泡が出なくなったら切れた合図。

3. "定期的に"コーティングする

「おふろの防カビくん煙剤」は、思考停止でただただ2ヶ月に1回お風呂で使って煙を焚くだけの商品。銀イオンを煙で焚き付けて、黒カビの発生を抑制する効果がある。

定期的にやらないといけないのは面倒くさいが、黒カビは一度発生するとそれ以上に掃除が面倒くさいので、やる価値は十分にある。

これも気をつけなければいけないことはストックを切らさないことと、忘れずに定期的に使うこと。

4. "身代わり"をコーティングする

最後に、"汚れてもいい身代わり"を汚れやすい場所にコーティングするという方法がある。

具体的には、コンロや洗面台の隙間部分にマスキングテープを貼ったり、洗濯機のホースにラップを巻いたり。
あと、換気扇にフィルターを貼るのはマスト。
下の2種類のフィルター、むしろ賃貸を借りるときにデフォルトで貼った状態にしておいて欲しい。

今回紹介したような"コーティング思考"を常に持ちながら、暮らしていく。
そうすると、掃除をしていく中でいろいろと発想が生まれてくると思う。
ここにマステ貼ったら楽なんじゃないかとか、ここにフィルターつけてみようとか。
薬局の掃除道具コーナーで、コーティング系の商品に絞って探してみるのも面白いかもしれない。

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