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使い捨てにこだわるほど部屋が綺麗になる
一見かなり時代と逆行している感があるが、"使い捨て"にこだわるようになってから部屋が綺麗をキープできるようになった。
小学校の掃除の時間。みんなで雑巾がけ競争。布製の雑巾は何度も洗って使えるから学校側にとってはコスパが良い。
果たして、大人になった今も布製の雑巾は本当にコスパがいいのだろうか?
そもそもモノには、最初に買うときにかかるお金(初期コスト)とは別に、もう一度使えるようにするためのメンテナンスコストがかかる。
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そして多くの人は初期コストのことだけを考え、値札を見て購入するかどうかを決める。
一方で、使い捨てグッズは初期コストが少し高くつくことが多いが、一度使ったら捨てることを前提としているので、メンテナンスコストが実質ゼロとなる。
今日は改めてモノのメンテナンスコストについて考えつつ、なぜ使い捨てグッズを使っていくべきなのかを考察していく。
後半では僕のリビング・キッチン・洗面所・トイレで活躍している使い捨てグッズたちを紹介する。
使い捨てを利用するメリットは4つ
まずは使い捨てを利用することの良さを体系的に整理していきたい。
※使い捨てを推奨すると「環境に良くない」と釘を刺されるのはすでにTikTokで経験済み。そこまで大量消費をしているわけではないし、日々ゴミを分別したり自転車で通勤したりと他分野で僕なりにSDGsしているので、どうか許して…
使い捨て用品には大きく分けて4つの強力なメリットがある。
1.時間にゆとりが生まれる
例えばこういう毛のついたモップは、ある程度ホコリが溜まってきたタイミングで掃除機を出して吸い取ってやらないといけない。
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そうじゃなくて、綿の部分を付け替えられるウェーブのハンディワイパーを使う。こうすることによって、メンテナンスにかかる時間を節約できる。
2.掃除のハードルが下がる
人間は賢いので、面倒くさいことが先に見えていると、行動に移す前に潜在的にストップがかかる。
例えば上記の例でいくと、モップを汚してしまうと後で掃除機で吸い取らなければいけないから、そもそもモップを使った掃除をする気にならない。その結果、テレビ台のホコリを発見しても見て見ぬふりをしてしまう。
しかし、使い捨てグッズを使うことでここのハードルをグッと下げることができる。汚くなったら捨てれば良いだけなので、自然と手がハンディワイパーに伸びるようになる。
3.毎回清潔な状態で使える
洗面台にずっと引っ掛けてあるタオルよりもペーパータオルのほうが清潔だし、お皿を何回も洗ったスポンジよりも使い捨てスポンジのほうが清潔である。
特にズボラなB型は、これらの同じタオルや同じスポンジをありえないほど使い倒す傾向にある。ソースはもちろん過去の自分。何か健康に支障が出てきてしまってからでは遅いので、使い捨てグッズで身の回りを固め、仕組みづくりによって変えるべき。
4.勿体ないからこそ使い切って捨てる
「私にはモノを大切にするケチな一面がある。やっぱり使い捨てグッズに変える気にはならない…!」
といった人こそ、むしろ使い捨てグッズを使うべきである。
なぜならこういう人が使い捨てグッズを使ったとき「とことん使い倒してから捨ててやろう」という力学に変わるから。
ペーパータオルで手を拭いた後は、ついでに洗面台に飛び散った水を拭いてから捨てたくなる。使い捨てスポンジで皿洗いを終えた後は、ついでにシンクも磨いてから捨てたくなる。
自分のMOTTAINAI精神を逆手に取ることによって、部屋は自然と綺麗になっていく。
コーナー別使い捨て商品紹介
※このマガジンでは上記のような思考法をテーマにしていて、商品紹介は本質的ではないというスタンスに立っている。ただ今回については具体例を出すことで皆さんの商品選定の参考になりそうだったので紹介。
1.リビング編
●ハンディモップ
先ほど紹介したハンディモップは、デスクの横にネオジム磁石を使って吊るしている。掃除道具はよく使う場所のすぐそばに置くのが鉄則。ホコリはデスク天板やモニターなどの目立つところに溜まりやすい。
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●クイックルワイパー
リビング〜キッチンの導線部分に直置きしている。シートもすぐ取り出せるように近くのラックに収納。
●コロコロ
コロコロは100均で買った自立するタイプを使っている。前まではケースに入れていたが、ケース上面にホコリが溜まるので辞めた。粘着シートは斜めカットのものが剥がしやすくておすすめ。
そしてシーツや枕によく使うので、置き場所はベッド横。
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2.キッチン編
●ペーパータオル
キッチンペーパーではなく、ペーパータオルを置いている。お皿をサッと拭いて使ったりするのはもちろん、横に引っ掛けてあるスプレー群とセットで使ってキッチン周りの掃除をする。たまにクエン酸やハイターをペーパーに染み込ませて漬け置き掃除もしたりする。
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●(ニトリ)毎日とりかえキッチンスポンジ
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これを大量に買ってストックしている。洗いやすさについては最低限といった感じだけど、逆にその安っぽい感じが捨てるときの心理的ハードルを減らしてくれて衛生的。
前まで100均のスポンジを半分に切って使い捨てをしていたが、切るのが面倒くさいのと洗う部分の表面積が小さくなるのでこっちに鞍替え。1個あたりのコストもそこまで変わらない。
●紙コップ
水を飲むときやカフェオレ用の牛乳を温めるときなどに重宝。コップの洗いものを増やすのはなるべく避けたい。冷蔵庫横にカップホルダーを取り付けて使っている。
3.洗面所編
●ペーパータオル
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洗濯機の上にもペーパータオルを設置。手や口を拭いたり、近くの棚に置いてあるウタマロとセットで使って洗面台を掃除したりする。排水溝の髪の毛を取ったり後述のスポンジを取り外したりするときにも大活躍。
●ティッシュ
ティッシュも設置。ペーパータオルよりティッシュのほうが使いやすいシーンもよくある。例えばドラム式洗濯機のフィルターについたホコリを取り払うときなど。
●排水口スポンジ
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100均の排水口スポンジを洗面台に設置。間取りの問題上、食洗機の排水ホースを洗面台に引っ張ってきているので、その残りカスとかも受け止めてくれている。1つだと心配なので、2つ重ねて設置。
4.トイレ編
●プッシュ式アルコール
ティッシュペーパーを適量巻き取って、このアルコールに押し当てるだけで"流せるアルコールシート"の完成。以前は密封された袋に入った除菌シートを使っていたが、いちいちフタを剥がして取り出すのが面倒だった。専用のケースに入れ替えるのも試して見たが、時間が経つと中身が乾いていて×。
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●流せるトイレブラシ
無印の柄付きスポンジの"柄"の部分で挟んで使う。
小さいビニールの袋を間に噛ませて使うと柄の部分も衛生的&掃除が終わったらビニールをくるっと裏返してそのままトイレブラシをゴミ箱に捨てられる("流せる"トイレブラシなのに流すとトイレが詰まるときもあるらしいので、一応ゴミ箱に捨てている)
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