【ブレイキングダウン選手名鑑】198cmのテコンドーニキ・江畑秀範

BREAKING DOWN 11のオーディションで、2メートルに迫る高身長から繰り出される華麗な足技で強烈なインパクトを残した「テコンドー革命家」こと、江畑秀範のプロフィールをご紹介します。

プロフィール

  • 名前:江畑秀範(金秀範、김수범)

  • あだ名:198cmのテコンドーニキ、テコンドー革命家

  • 生年月日:1992年8月8日(31歳)

  • 出身:大阪府泉大津市

  • 身長:198cm

  • 体重:90kg(ライトヘビー級)

  • BD戦績:1戦1勝

生い立ちと経歴

在日韓国人三世として生まれる

1992年8月8日、大阪府泉大津市で在日韓国人三世・金秀範(キムスボム、김수범)として生まれました。

帰化した時期は不明ですが、現在はすでに日本国籍を取得しているようです。

野球少年からテコンドー革命家へ

もともとは野球少年だったという江畑ですが、17歳のときにテコンドーに出会います。

2メートルに迫る高身長ながら細身の体型がコンプレックスだったようで、テコンドーを始めた動機も

体格が細くて力も弱い自分が男としてかっこわるいと思い、何か格闘技を習いたいと悩んでいた

https://mindan.org/news_view.php?page=23&number=2363&keyfield=&keyfield1=&key=

からだそうです。

また、江畑は過去に

不良にいじめられ、不良に憧れ、武道と出会い、正義に出会い、人として成長できました

https://www.instagram.com/p/C13m0M8h8pV/

という発言もしており、「強くなっていじめを克服したい」という思いもあったのかもしれません。

こうしてテコンドーの道に進んだ江畑はメキメキ頭角を現し、テコンドー全日本選手権13連覇という輝かしい実績を残しました。

2021年には、テコンドー日本代表として東京オリンピックにも出場を果たしています。

他流試合に挑むも苦戦

もはやテコンドー界で敵なしとなった江畑は、「テコンドーを広めるため」として他流試合に挑戦するも、慣れないルールに苦戦を強いられます。

他流試合その1:RIZIN(キックボクシングルール)

2020年11月21日、RIZIN.25で佐野勇海とキックボクシングルールで対戦。序盤こそキレのある蹴りで相手を翻弄するも、中盤からスタミナ切れを起こし、第3ラウンドにはダウンを奪われ判定負けを喫しました。

他流試合その2:巌流島(異種格闘技ルール)

2022年12月28日には、カポエイラ使いのマーカス・レロ・アウレリオと巌流島ルールで対戦するも、第1ラウンドわずか22秒で急角度の投げ技を喰らい失神KO負け。

他流試合その3:KINGDOM(キックボクシングルール)

2022年12月18日、“牛若丸 あきべぇ”のリングネームで知られた元プロボクサーの渡部あきのりとキックルールで対戦し、再延長の末、辛くも判定勝ち。

なんとか他流試合初勝利を掴みます。

他流試合その4:MONE¥ FIGHT(ボクシングルール)

しかし、2023年2月23日には、最大の武器である蹴りを封印されてしまうボクシングルールでMASAと対戦し、第2ラウンドに右ストレートでTKO負けに追い込まれます。

他流試合その5:DEEP(MMAルール)

その後はDEEPでMMAルールにも挑戦するも、寝技に対応できずに1勝1敗に終わりました。

2023年7月時点で他流試合戦績は2勝4敗となり、思うように結果が出せません。

ブレイキングダウンオーディションに参加

それでも他流試合路線をあきらめない江畑は、ブレイキングダウン11のオーディションに参加します。

オーディションでは、キックルールのスパーリングで布谷天志にほぼ何もさせずに完勝。

圧倒的な存在感を見せ、本戦で“北九州の喧嘩自慢”松井健との試合が決定します。

本戦で松井健と対戦するも…

2024年2月18日、ブレイキングダウン11の本戦で、松井健とキックルールで対戦。

距離が噛み合わず、不完全燃焼のまま辛くも延長判定勝ち。いわゆる「凡戦」に終わってしまいました。

試合後、乱闘が勃発

試合後、消極的な江畑の戦法に納得のいかない松井が、背後から江畑を襲撃する事件が発生しました。

この騒動は内外で大きな波紋を呼び、当初は江畑も「傷害事件として被害届を出す」と宣言し、ブレイキングダウンの存続も危ぶまれました。

しかし、「ブレイキングダウンを潰したくない」という意向により、江畑は被害届を出さずに松井と和解するという寛大な対応を取りました。

人物

元・在日韓国人三世で高身長

江畑は、

  1. 190cmを超える高身長

  2. 大阪出身

  3. 在日韓国人三世

  4. 武道家(※江畑はテコンドー、前田は空手)

  5. 積極的に異種格闘技戦に挑む

  6. 歯に衣着せぬ物言い、時には毒舌

など、朝倉未来CEOの師匠である前田日明(高日明)と共通点が多いですね

また、顔立ちや身長はチェ・ホンマンをも思わせます。

なお、ブレイキングダウンには江畑のほかにも

  • エドポロキング(韓国とナイジェリアのハーフで、現在も韓国籍)

  • 咲人(日韓ハーフで、現在も韓国籍)

  • 秋山成勲(在日韓国人四世で、現在は日本国籍)

  • パク・ヒョングン

  • ミスター・ホンデ

  • キム・ジェフン

  • ジョン・ジェイル

など、韓国系の選手が多く出ています。

ボクシングでは帝尊康輝やクレイジーキム、MMAでは朴光哲や金原正徳、K-1では金泰永など、格闘技界には在日コリアンの選手が多いような気がしますね。

毒舌は炎上商法?

江畑は歯に衣着せぬ物言いで知られ、時には毒舌を吐くこともあり、たびたび賛否を巻き起こしています。

江畑はこれまで一貫して「テコンドーを広める」ということだけを目的に活動してきました。

自身のYouTubeチャンネルでは、

結果的に、テコンドーが良くも悪くも広まればいい

https://youtu.be/VI7CnF07R3U?si=q_sy88r4M7On4RLI&t=733

という発言もしています。

もしかしたら、ああいった毒舌も、テコンドーを広めるための一種の炎上商法なのかもしれません。

外部リンク

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