憧れられなくていい。
Instagramをやってると、若い女性から「金魚ちゃんみたいな40代に憧れます」と言っていただくことがあります。
社交辞令的な意味合いから、本心で言ってくれてるんだなと感じるところまで様々です。
だけど、私自身は全然そういうの要らないなぁ。
身も蓋もないけどw
先日、友達が連れて行ってくれたお寿司屋さんの大将が「憧れてます=お疲れさまですーってくらいの軽い挨拶」って、物凄く芯食ったお話してくださって、大爆笑。
必殺の都合のいい言葉「憧れてます」には、私が思うに2パターンあります。
①憧れて、実際アクションを起こして、自分のものにしていく人。
→憧れの俳優さんに会いたくて、アイドルになりました!!みたいなパターン。
ランジェリー界隈で言えば、自分の好きな世界を追求していく人がこの部類です。
お店に通い、ブランドを勉強し、手持ちのアイテムに何を足すか、処分するかを決めていく。
アイテムのセレクトに失敗しても、前向きな人達。
私は明らかにこっちの部類で、口も出すけど、お金も出します。
お店がオープンすればお花も出すし、行ってお買い物も、ダイレクト通販でも何でもします。
だって、好きなんだもん♡
②憧れて、それだけの人。
→勝手に期待して、勝手に裏切られたと声を上げ、自分は全く動こうとしないパターン。
ボロボロの飲食店が無くなるって聞いて、大騒ぎだけする人はこっちの部類。
いや、知らんよw
今は本当にこの手合いが多い。
全世界がみんな、発信者になれる。
「1億総モデル時代」とはよく言ったもので、実際にプロにお金払ってまで宣材写真を撮る人はひと握りもいいところ。←はい、私www
お店に行って試着した写真だけ撮って、Instagramにアップする。←謎行動が過ぎる。
とあるランジェリーブランドが「終了します」と告知したところ、「一度もお店で買い物したことないけど、憧れていました。無くならないで欲しい。こんなにみんなに愛されてるのに。」と、Instagramでコメントしてる人の多さに、卒倒しそうになりました。
簡単に考えてみて。
繁盛してるブランドやお店が閉店すると思う?
不思議じゃない?
買わないけど、「今後もずっと応援します♡」って言い切れるメンタルの図太さ。
応援されても、実売に繋がらなければ、当然終わりますよwww
そのブランドの人たちは、どこで利益あげて、どうやって生活していくのよ。
世界観だけ、ちょっと見に来て満足してないで、自分から加わる労力(≒財力)は必要です。
応援したければ、積極的に顧客になることです。
たくさん買えってことではないけど、せめて買ってから言おうよ。
声だけ大きい通りすがりなんかいらないよ。
だいたい憧れても、その人にはなれないのよね。
個性が死ぬ。
憧れのお店で買わずに、安い店で買う。
何でだ!!!!
情報が使い捨てになる時代で、実際に買うことや着ることの経験に勝る「何か」があるなら、ぜひ教えてほしい。
私は「ランジェリー好きが高じて、ランジェリーフォトを撮りたがる人」というニッチな趣味をちょっと拡めるために、感覚の近いお客様としか、お仕事はしません。
浅く広くより、深く共有できる世界をこれから目指します。
だから、全然憧れられなくていいです✋
「インフルエンサーの胡散臭さってこれね」って腑に落ちた。
むしろ、ニッチな趣味の仲間とこの価値観を共有して、高めていく方が楽しいかも...w
「誰から買うか」「誰と作るか」に、私はこだわりたいなぁ。
(プチプラ)とか(高見え)みたいな、そもそもに価値のないものに、お金を使いたくない。
1流には理由がある。
高いものには理由がある。
だけど、わからない人にはそれでいいの。
ただ、通りすがりなら「大きな声出さないでね」とは思うわ。
意地悪すぎるかなwww
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