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藍建てチャレンジ何日目だっけ
藍建てチャレンジ何日目だろう?カウントするのも大事な時もあるけど、勘とかハラに訊くような接し方も方や大切であろうと再認識する。藍のことを知らないのに知ったかぶっているなあと今朝ふと気が付いた。
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ヒートマットで温まる気配がないので昨夜、裏返してみた。ダウンジャケットぽいツルツルの側を上にしてバケツを乗せていたのを逆側のザラザラした生地の方を上にした。今朝おそるおそる祈るように巻いている段ボールを外して触ってみたらほんのり暖かい。20度あるかないかだけど温かさを感じた。phは10.33。先日おかしな発酵をしてphが7台になったのを「水のよう」と書いたけど、たぶんそうではなくて酸性に傾いたのだろう。
染め液の中で還元菌を育てること。それは他の菌を増やさないことと同時進行のはずで、異なる菌を繁殖させたということは致命的な状況なのかもしれない。他の菌が棲んでしまっている。はたして還元菌にそれをはね除ける繁殖力があるのか?想像するに、そこまで強い菌でないから藍を建てるのは難しいのではないだろうか。
まあ1週間くらいこのままphを調整しながら様子をみよう。菌は駄目になってもその時は染め液に漂っているインジゴカンに対しハイドロ剤を使って人為的に還元状態にしてせめて染料だけでも取り出してやろうか。
藍を建てるということは様々な要素を同時にケアすることのようでいて、それはただ還元菌を相手にしていると集約することもできる気がしてきた。
インド藍に還元菌はどう生きているのか、生きてはいないのか、少ないのかもしれない。染料はある。というかむしろ色濃く染まるのがインド藍だ。インド藍と蓼藍で同時に仕込むことがあるのは、蓼藍のすくもに還元菌が生きているからかもしれない。
そんなことを思ったりもする。
11月も早くも後半。気温はどんどん下がってきたなあ…
何とか目処を立てないと!来年の春になった時に染められるだけの知見が得られているのか。今の一つひとつの積み重ねが大切なのでしょう
#藍染め
#藍建て
#菌ちゃん
#藍との対話
#藍ノミチヅレ