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発酵か酵素による働きか

先月の9月から始めた藍染めに思ったより多くのエネルギーを取られている。時間のやりくり、疲労感などで実感する。

まあ何事も慣れるまでは少しの辛抱であるなあ…

楽しくもあるし♪

藍を建てる。それは藍に含まれる還元菌を発酵させることと言う人いれば、それは還元酵素であり、ブドウ糖は還元酵素に働きかけるものであるという人もあって、それは両者の言い分はかなり異なる主張であるような気がしてモヤモヤしているのがここ数日のことである。

まあ悩んでいるうちは成長もしているだろう。いつまでも疑問が解けぬことはあまりないことだし。考え続け、解こうと努力する限り必ずその都度、答えは与えられるのだ。

さっき藍の染め液に行ったことは、発酵方面ではなく還元酵素に働きかけるアプローチだ。発酵であれば糖が足りないはずはない環境にしてある。だが還元が弱いので働きかけた。さらに蜂蜜を。そしてソーダ灰を。温度は足りないかも知れない。35度前後だろう。還元はおそらく化学反応なので発酵とは違って結果が出るのは早いはずだ。そう考えてみる。

ついつい発酵にアプローチしてしまうのはこれまでの興味関心の大きな分野として発酵を意識して来たからだ。還元は正直よう分からん。だがここは還元に向けて動かねばいけない気がする。

後で還元の結果を確認する。染まりが弱い場合は明日にでも大鍋で80度くらいに加熱してみるか。還元方面にできることを塗りつぶしておく。様々なパターンを試して思いつく方法を今は片っ端から試してみよう。

それらをやり尽くしたらいよいよ専門家に相談する段階だ。それは間違っている、開ける必要のない引き出しもとりあえず開けてみる。私は失敗しがちなこともそこで何が起きるのかを知っておくのは無駄ではないと思う。

それらの失敗は必ずいつかの成功に添えられるスパイスみたいな働きをしてくれるのかなあ。そんなことを思うのです。

試行錯誤に頭が疲れて、チェコのビールを飲んだ。はるばる海外からやって来たこのビールは独特の劣化臭がする。それは致し方ないことなのでわかっていながら、これは風味だと楽しむことにすると美味しい気がしてくるから面白い。



#藍染め
#発酵と還元の違い
#藍ノミチヅレ
#ブドバー
#紫外線による劣化

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