本を読む 葉子さんとの 冬の旅
いつの頃だったか今では定かではないのですが、「東京カフェマニア」の川口葉子さんのブログを見つけて以来、私が尊敬し、お手本にしている方です。
カフェについて学びたいならば、川口さんを通して学ぶと近道かもしれません。
今日は、とうとうダウンしてしまって、休んでいましたが、快方に向かったので、川口さんの書籍を2冊紐解いていました。
「東京カフェ散歩」と、「東京の喫茶店、琥珀色のしずく 77滴」です。読むだけでも充分楽しめます。
今はもう閉店してしまった、吉祥寺パルコブックセンターで2冊購入した思い出の本です。
私は本は買い書が専門で、なかなか最後まで読むことがないのですが、大好きな川口さんの本を一ページ一ページ丁寧に読める時間は、至福の時です。
私のカフェデビューは三鷹のベーカリーカフェクラウンで、25歳の時です。
あの時流れていたBGMは小柳ゆきさんの「あなたのキスを数えましょう」失恋で、心にぽっかりと空いた穴にずしんと突き刺さった歌でした。
以来パンと紅茶や珈琲を退勤後にいただくのがすごく楽しみで、パンを頬張りながら一人お疲れ様会を開いていました。
大好きな画廊喫茶で働かせていただいたこともありました。
オーナーのパパとママは親切で、仕事が無くて職探し中に、頼んだら、働かせてもらえたのでした。
パパのつくるうどんのおいしかったこと、ママの作るスイーツとサンドイッチのおいしかったこと。テーブルを間違えてしまったこともあってご迷惑をおかけしたこともありましたが、楽しく幸せな時間でした。
私の歴史にカフェは欠かせない存在となりました。それはオアシスとしてワタシを癒し、休め、導いてくれる場所です。川口さんの本に載っているカフェを訪ねるのは滅多にないけれど、いつか訪ねてみたい魅力ある店ばかりが載っています。
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