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「ぼく」と言う 夫の鼻が 伸びている

 最近のカフェで、働いている女の子は、夫のタイプが多いらしい。たぶんだけど私と出会った頃より相対的にとてもかわいい子がいっぱいいる。たぶん。

 夫が目尻下げて「ぼくは…」と言い出すのを私は見逃さない。

私のポテンシャルは夫に言わすと高いらしい。でも原石を磨いたり隠したりする努力してない。

 夫は根気よく待ってる。

最近かわいい子がいっぱいで、私は怒り混じりに「今度から私はって言って。」と、言っている。

男はタイプの子を目の前にするとどうしてあんなに素直にデレデレするのだろう。妻の前で。

まぁ仕方ない。私ははっきり言って夫が一番。どんなタイプの男の人が来ても大抵夫の前ではかすむ。

そんな態度が夫にとってどんな感じなのかは知らないけれど。

私の思いとか態度より夫は自分を喜ばせてほしいという。それは今以上に美しくなることらしい。

美しくなる方法は知ってる。それに応える方法も。取っときたいとかもったいぶってる訳ではなく、生活に組み込まれて無いのが現状である。

ありがたいことに老化に関して疎いと思う。シワや白髪に関しては寛容だ。それは喜ばしい。

ただし私の美容については不満があり、いくら私が「あなたが一番」とささやこうが夫には響かない。

 私の生活リズムの中に美容は抜けている。

夫ははっきり美容を第一にしてほしいと、出会ってから今に至るまでずっといいつづけている。

美容ねー。

考えるわー。

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