【デュエルリンクス】WCS2019 交換魔導について
今回は、デュエルリンクスのWCS2019で使用した交換魔導について書きます。
今回のWCS、2nd Stageは全て交換魔導一本で駆け抜けました。
銀アイコンならずという情けない結果でしたが、123位という結果で、調整にあまり時間がかけられなかった点から言えば不満はありません。
レシピがこちら
○構築について
・カイクウ、ブレイカー
スキル「光と闇の交換」により闇属性魔法使いモンスターであるブレイカーが以前より使いやすくなりました。
カイクウは今回のメタゲームでは特に必要なかったです。ブレイカー3枚目を入れたかったのですが、所持してなかったため入れてました。
実際にカイクウが欲しい場面は1~2回ほどしかありませんでした。
ヴァンパイア等には強力なメタになるので、環境次第だと思います。
・クレッセン
初動の限られた場面でしか活躍せず、それ以外は使えないため必要ないという意見もよく聞きます。
自分も最初は入れていなかったのですが、相手の狡猾に対して魔法使いモンスターを出す前に、魔導書を墓地に3枚(クレッセン、グリモ、魔導書整理)落とし、狡猾を打たれた際にチェーンしてゲーテが発動できるという役割がありました。
同じ動きで、後手でサブテラーに戦士・決戦を構えられているときも、戦士効果にチェーンして飛ばすことができます。
他にも、魔導書に絡まないカードより事故の軽減になる点。
そして対真紅眼では、先行の黒鋼竜装備の真紅眼の黒刃竜に対し、黒鋼竜にゲーテ→次ターンスタンバイフェイズ黒刃竜にゲーテ等の動きで返すことができるのも大きいです。
・魔導書整理
マイナスアドである点が気になりますが、上記のクレッセンを絡めた動きに必要です。
そしてスキル「光と闇の交換」によりブレイカーやサイマジにさらにアクセスしやすくなり、次ターンの行動を操作しつつ墓地に魔導書を落とす動きはやはり強力です。
また、サイマジLv8やクレッセンといった絶対に引きたくないカードも存在するため、採用しました。
・聖遺物を巡る戦い
後手で狡猾を踏める点が大きかったです。
こちらのサイマジに対し、相手のコアキメイルアイス(スナイプストーカー)効果→サイマジ破壊→さらに効果でLv8対象に対してチェーンで発動し逃がすこともできます。
対古代のウェーブフォースに対する回答にもなっており、直近の流行によっては2枚に増やすこともありました。
○相性について
今回流行していたデッキに対する相性と、意識するべき点を簡単にまとめました。
・対サブテラー 有利
こちらが先手の場合はゲーテを構えるだけで勝てることも多く、全体的に勝率は高かったです。
しかし相手に先手で戦士+決戦+罠を構えられると処理するのに一定のハンドが要求されるため、そこは割りきっていました。
基本はゲーテで戦士を飛ばしますが、番兵ゴーレム等の召喚から入られた場合はそこに打つこともあります。(効果で裏守備→サブテラー上級モンスター特殊召喚に繋げられてしまうため)
・対コアキネオス 不利
相手が墓所の場合ゲーテが打てず、こちらがサイマジゲーテを構えていてもコアキメイルアイス・ドラゴやネオスフュージョン連打で簡単に突破されるため、厳しいです。
後手では相手の裏守備に爆風トカゲ警戒でゲーテを打たされたり、苦手な狡猾採用が多いことも向かい風でした。
・対青眼 微不利
スキルが「粉砕」の場合はサイマジLv8の打点を簡単に越えられてしまうため、サイマジ破壊からLv8を出すタイミングについては注意したいです。
裏守備には太古の白石や曙光の騎士警戒でゲーテを打ちますが、狡猾でこちらを処理しつつ墓地効果を発動されることもしばしば。
余裕があればカイクウで墓地の青眼の白龍除外も狙っていきたいです。
・対古代 有利
先行サイマジゲーテなら大抵勝てます。伏せ割りでゲーテを抜かれないようブラフを伏せたり、ウェーブフォースケアを心掛けます。
・対真紅眼 有利
真紅眼の黒刃竜にゲーテを打つことが多いですが、黒鋼竜が装備されている場合にはこちらにゲーテを打ち、ヒュグロ等で黒刃竜を処理しつつアドバンテージをとりにいきます。
また、ガーディアンの力が装備されていても簡単に処理できるため戦いやすかったです。警戒するのは先手で伏せられた狡猾くらいです。
・対ミラー 五分
先手でサイマジ構えた方の勝ち。
ミラーは2回しか当たってません。
〇まとめ
環境トップの墓所コアキネオスに不利なことから、魔導という選択を敬遠したプレイヤーも多かったのではないでしょうか。しかし分布が特に多いサブテラーには有利であったため、それほど悪い選択ではなかったと思ってます。
しかしどうしてもデッキを回すのに時間がかかってしまうので、WCSやKCカップのように長時間ずっと回すデッキとしては適していないと感じました。
実際に時間切れで落とした試合も結構あったので、もっと上にいくなら他にもう一つデッキを握りたかったというのが今回の反省点です。
以上でWCS2019で使用した交換魔導の記事は終わります。初めての記事で誤字脱字や環境デッキに対する認識に間違い等あるとは思いますが、優しく見守っていただけると幸いです。
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