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減衰系シンセサウンドの作り方
①Super Sawを作る
波形の選択
OSC1:ノコギリ波を6〜7本重ねる。
OSC2:ピッチをOSC1のオクターブ上にし、同様にノコギリ波を6〜7本重ねる。
音量のミキシング
OSC1とOSC2の音量バランスをとる
デチューンをかける
OSC1は狭め、OSC2は広めにかけるのがオススメとのこと。
②LPフィルターを適用する
OSC1とOSC2の両方にローパスを適用。
③エンベロープを適用する
フィルターエンベロープの設定
フィルターのカットオフに対してエンベロープをかける。
アタックの調整
アタックが最速だと音の出始めが強すぎるため、アタックを遅くしていき丁度良いところを探す。
ディケイの調整
ディケイが長すぎるまたは短すぎる場合は、ここで適宜調整する。
エンベロープの適用範囲の調整
フィルターが開きすぎている場合は、開く最大値を下げることで開きすぎることを避けることができる。
レゾナンスの調整
使用するシンセや初期設定によっては最初からレゾナンスが効いている場合があるが、下げた方がイメージに近くなることが多い。
キートラックの設定
必要に応じてキートラックをオンに(またはアサイン)し、かかりを調整するのも効果的。
④(オプション)ノイズの追加
さらに音の情報量を高めたいときは、ホワイトノイズを足すと良い。ノイズの基本的なパラメーターは音量「Amp」とピッチ「Color」に2種類だ。
フィルターの適用
またノイズにもフィルターを適用するため、ノイズにフィルターが適用されるよう設定しよう。
ピッチの調整
ノイズのピッチを変えるとキャラクターが変わるので、適宜変更する。上記の場合は「Color」タブ。
⑤(オプション)マルチバンドコンプやEQで音を整える
さらに音を作り込んで情報の密度を高めるには、マルチバンドコンプやEQを使用する。
まとめ
サウンドメイクのコツは、フィルターエンベロープをきちんと設定すること。さらに音の情報量を上げていくには、キートラックを有効にし、ノイズを追加すればよい。
プラスアルファで音を作り込む場合は、マルチバンドコンプやEQの使用が有効とのこと。
参照元:
【プリセット無料配布】Future Bassで使われる「ほわん」って感じの音の作り方
BY:サッキー様