秋を追うパノラマライン…その先
過行く秋との追いかけっこ…舞台は、ニセコパノラマライン。
標高830mのチセヌプリ峠の別名です。
朝早いので、空気が澄んでいて気持ちいい…
追いかけていた秋は上から下へも移動していて、頂上はもう去った後…。
中腹辺りは、まだ秋の名残りが鮮やかに残っていました。
山の合間に広がった自然の湿地帯…大谷地を過ぎると…
峠の向こう側…日本海側を望みます。そして間もなく…
海抜750mの神仙沼のレストハウスが見えてきました。
パーキングの向かい側が、沼への入り口。
森の奥へと続く木道は、なんだか異世界へ通じる道のようで…
鳥の声に導かれるように奥へと進みます。
途中、分岐した片方の木道からは、
先ほど車から見えた岩内の景色が見えます。
そして、ところどころに燃える楓。ここにも秋が残ってる…
森の木道をひたすら奥へ進むと突如、視界が開けて、
忽然と現れる神秘の沼…神仙沼。
それは、数あるニセコ山系の中でも、最も美しい沼と言われているらしい。
かつて訪れた人が「皆が神、仙人の住みたまう所」…
まるで、神々や仙人が住むようなところだ…
と言ったことからその名がつけられたと、立て看板に書いてありました。
秋を追いかけてたどり着いた神仙沼では、
美しさに魅せられたたくさんの人々とすれ違い、その魅力を共有しました。