去ってしまう秋を追いかける旅路
先週から始まった秋を追いかける旅路…
今回は後志を追いかけることにしました。
夕暮れにたどり着いた中山峠…
羊蹄山が、夕日を飲み込む様を、時を忘れて眺めていました。
すると…
後ろで何やら声がします…なんと…日本の伝統芸能「猿回し」の旅一座…
まだ2歳という子ザルちゃんが、懸命に芸を披露する姿が愛おしくて…
気を取られている間に、
羊蹄山は「今日」という日を正に飲み込もうとしていました。
太陽が飲み込まれた後に残ったのは、
影絵のようなMAGIC HOURの世界…。
秋は夕暮れ…清少納言が綴った通り…
美しい夕暮れが、去っていく秋の背中を押していました。