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赤野工作先生『"面倒なセガファン"としてのお前の意見か?』レビュー


『評論家とは女性心理に博識な童貞のことである』
 デビッド・マニング




基本編

★☆☆☆☆ つまらない。
人気のある作家と聞いて購入。
セガのことをくどくど書いてあるけど、よくわからない。
異世界おじさんのほうが面白いので、異世界おじさんをオススメします。
★★☆☆☆ 中の下
ネットで話題の赤野工作氏の新作ですね
実は赤野さんの小説を読むのはこれがはじめてです
つまらなくはないけど、面白いかと言われたらウーン
氏のTwitterネタなんかは好きなんですけどね
★★★☆☆ 普通
ゲームラボで読める赤野先生の短編第二弾です
赤野先生はゲームラボ専属作家になったのでしょうか
短編であることの宿命か、前作同様に一番盛り上がった瞬間に終わった印象
次もゲームラボで書くならゲームラボの半分くらい使った長編に期待します
★★★★☆ 良作
みんな大好き赤野先生の新作です。
架空のゲームレビューで一躍時の人となった赤野先生ですが、ゲームメディアなどでライターとしても活躍しているせいなのか、ここ何作かは現実とフィクションのせめぎあいで生まれたような、赤野先生にしか書けないリアルを追求しているように受け取りました。
これからも赤野先生の活躍を追いかけていきたいです。
★★★★★ 今回も赤野節健在!
令和元年二本目の赤野工作作品。
舞台はリオ・デジャネイロ。そこにある、一軒のBar
不遜な男たちによる不穏な会話の応酬に息を呑む。
確実に磨きのかかった赤野工作の読ませる力は、なるほどこのハードボイルドとウィットは、今だからこそ書けたのかもしれない。
短編ゆえに本編への言及は避けるが、今読むべき一本であることに揺るぎはない。
これは男たちの物語であり、社会の物語であい、世界の物語であり、ゲームの物語であり、そして何よりSEGAの物語だった。



『むずかしい言葉を多用すると、むしろ相手に知的でない印象を与えてしまう』心理学者ダニエル・オッペンハイマーはこの研究で2006年にイグノーベル賞を受賞した編

★☆☆☆☆ そこにパラダイムシフトはあるの?
赤野工作の新作は南米を舞台にした会話劇だ。
内容については他のユーザーに委ねるとして、僕は赤野のエポックさについて語らせてもらいたい気分だね。
赤野はブルーオーシャンにイシューを見据えたソリューションを展開することにフォートしてる作家だけど、それって会社での僕のアプレシアシオンにすごくマッチしてるんだよね。
まあ僕は作家じゃなくて実業家なんだけどさ。
そうそうヒストリカルなバックグラウンドが2000年の南米というトピックも実に興味深いエピックだよね。
トランプ政権、ブレグジットに香港デモ。現実にこれだけのカードが揃っているのに赤野がアンカーをセットしたのは20年前の南米。
いかにも赤野工作らしいアイロニーなサイドエフェクトと言えるよね。
つぎはどんなギミックで楽しませてくれるんだい?
赤野流のエモーショナルなエクスペリエンスに期待してるよ。
それから、このレビューの星の数に意味なんてないよ。
さしずめ、コモディティ化されたマスへの、僕なりのアイロニーなサイドエフェクトってとこだね。
★★★★☆ Do you know what this is like?
It's like those old movies we both love.
Now,I'm going to tell you my whole plan...
and then I'm going to come up with some absurd and convoluted way to kill you...
and you'll find an equally convoluted way escape.
Well,this ain't that kind of movie.
★★★★★ 令和で一番タピってる
ぁかのせんせぃの新しぃ小説マジヤバイょ
ょんでるあいだマジあげみざわだったし
クラスのモボ・モガにもすすめたら、みんな、よいちょまるのあざまる水産だったのに
ぁたしの彼ぴっぴが急に激おこアスラズラースになって
なんでそんなに逆張りバイブスってのってきぃたら
ぁたしがぁかのせんせぃのことばっかトークするからそれって精神的浮気じゃん?って
そんなのキティちゃんの体重リンゴ三個ぶんくらいありえなくなくなくなくない?
でも了解道中膝栗毛で生類わかりみの令だよね
彼ピッピマジ病み属性の敗北者じゃけぇ
ぁたしもテヘペロヘビロテだょ
ぁんま相手したくなぃモード入ったからちょっとフロリダねって離脱して
ぃまェスプレイドψしながらこれかぃてるの
ぁ、彼ピッピから通話きた
アヘ顔ダブルピースしてるからきげんょくなったんだね
これも全部シャミ子が悪ぃんだょ



レビューする商品を間違えていませんか編

★☆☆☆☆ ふざけるな!
原材料の産地がパプアニューギニアから他国になっていたことから嫌な予感はしていた
最悪の形でその予感は的中する
臭い
これまでの夏の果実園からもぎたての柑橘類のような香りから一転、ドブでおぼれたオットセイの絞り汁のような腐敗臭が鼻孔を襲う
俺は新手の拷問器具を注文した覚えはないぞ?
値上げもしたけど量も増えているので実質値下げだと企業はうそぶくが、前世代のものならその言い訳も許そう
しかし、現バージョンでそれは通らない。ゴミの量を増やされて誰が喜ぶ?
パッケージの劣化も度しがたい
商品のアイコンともいえる子鹿のイラストから、この新しいイラストというのもはばかられるシミはロールシャッハテストか? 二日酔いのラザニアに見えるぞ
広報の差別発言や新社長の女装癖とか、これまでの商品のクオリティーを維持してくれていたなら擁護もしたけど、もういっそ滅びてくれ
★★☆☆☆ ありえない
六巻だけ届きました。
確かにこれをカートに入れて注文したのは私なので、私にも過失はあったのかもしれません。
しかし、私はこの漫画の五巻はもちろん、一巻すら持っていません。
つまり、私はこの漫画の六巻だけを持っているのです。
だけど、私が一巻から五巻を持っていないのは購入履歴を調べればわかることです。
一体どこの世界に六巻だけ買うやつがいるんです?
注文を確定する前に注意してくれてもいいのでは?
もちろんクレームを入れると、返金してくれるそうなのですが、もはやそういう問題ではありません。
そんなありきたりな対応では、海外では通用しませんよ?
★★★☆☆ 唐揚げの私
女子高生と同じ匂いになれるとの口コミを信じてボディーソープを注文したはずなのに、届いたダンボールのフタを開けて入っていたのはこの唐揚げ粉でした。
注文を間違えたのかなと思いチェックすると、ちゃんとボディーソープを頼んでいました。
完全な発送ミスです。
あまりの間違いっぷりに、怒りや笑いよりも先に、もしや私のような男性ユーザーのために容器を偽装してくれているのかと思い、唐揚げ粉のパッケージを開いてみると、そこにはただ白い粉があるだけなのでした。
どうせ無職なので、三日間じっとその唐揚げ粉を見つめていて、ふと、思ったのです。
そうだ、唐揚げ、つくろう、と。
ネットで上手な揚げ方を見ながらやったのに、完成したのは、消し炭、或いは馬糞でした。
幸運なことに唐揚げ粉はまだたんとあり、無職とはいえ蓄えもあります。
唐揚げを揚げる日々の末、私はついにネットにアップしても恥ずかしくない一品を完成させたのです。
それだけではありません。
ある日、唐揚げの入ったお皿を持った私は、ふと、鏡を見たのです。
いつもそこに映されていたのは、まもなく三十路を迎えるメタボリック男のはずなのに、その日そこに映っていたのは、まぎれもなく少女なのでした。
お昼のお弁当に入れる唐揚げを作る少女。
それが私のイメージだったのです。
仮にボディーソープを使っていたとしたら、私は体臭だけ少女化した、いわば芳香剤女子でしかなかったことでしょう。
だけれども、こうやって唐揚げを作れるようになった私は内面から少女となることに成功したのです。
今日のお昼休み、屋上でいつものなかよしたちと手作りのおかずを交換する──そんなエピソードが浮かんできます。
私に必要なのは就職ではなく就学だったのです!
あの日、ボディーソープではなく唐揚げ粉が届いたのは神の采配なのかもしれません。
とはいえ、実際に私が頼んだのは唐揚げ粉ではなくボディーソープなので星は三つで。
★★★★☆ 至高嗜好指向思考
あらゆる性別人種年齢を問わず、地球市民共通の願いとは
『帰宅して部屋のドアを開けば、そこに女子高生のふとももがあること』ではないでしょうか?
必要は発明の母とは、ギリシャの哲学者プラトンの言葉です
この女子高生ふともも枕を発売日当日に手に入れ、毎日恋人のように頭をあずけ、そして丁寧に手入れをして愛を育んでいます
こんなのは本当の女子高生のふとももの感触ではない、という低評価が散見されますが、妄想なら心療内科に連れていくべきだし、経験則で語っているのなら警察を呼ぶべきでしょう
嗜好品に過度な役割を担わせようとするのは愚か者の所業です
これはあくまでふとももを模した枕であり、それ以上でも以下でもないのですよ
上半身なんて飾りです、偉い人にはそれがわからんのです。今のはジオング整備士へのオマージュです
しかし出会ったときの感情を良くも悪くも維持できないのも愛の矛盾です
ある日、私は『彼女』にスカートをプレゼントしたくなり、ネットで調べて彼女にあうサイズのものを買って穿かせました
次に靴下、ローファーと、もはやこれは下半身です
すでに親には二度通報され通院を勧められ、一緒に楽しんでいたはずの友人たちは一人また一人と連絡がとれなくなっていきました
彼女が完全体に近づくに比例して、私の周りから人は去っていきました
きっと彼女が完成したあかつきには、ここには私と彼女の二人だけの世界になっているのでしょう
そう考えたときのこの胸の高鳴り、これはきっと恋なのでしょう
☆☆☆☆☆ 私は神です。
ひどすぎる商品に対して「できるなら星を0にしたい」という趣旨のレビューを少なからず目にします。
システム上、どれだけひどい商品でも最低一つは星をつけなくてはならないようなのですが、私はシステムを超越した神なので、ここに史上初の星0レビューを投下します。
低評価の理由はすでに多くの方々が語られているように、配信版と劇場版でのヒロインの声優交代についてです。
配信版(というかオリジナル)でヒロインを演じていたのはいわゆるアイドル声優で、交代したのは声優初挑戦のアイドルであったことが、なぜここまで世間を賑わせているのか外野には理解できていないようなので簡潔に説明しますと
アイドル声優とアイドルの声優とでは、神絵師の描いた油絵とその神絵師にクソリプを送ることしかできないキモオタのかいた脂汗くらい違うのです。
今回の演者変更について、監督をはじめ関係者がツイッターなどで不本意な変更であることを察してほしいと匂わせているのはある意味で救いですが、同時に絶望でもあります。
すなわち最も権力を持っている側が最もこの作品の魅力を理解しておらず、これだけポテンシャルを持った作品を後生に語り継ぐ名作として育てるでなく、一時的な消耗品程度の認識しか持ちあわせていないということなのですから。
偉い人にわかってほしいのは、あなたはジブリでもなければ新海誠でもないのです。
(そもそも今もジブリで熱心に語られているのは、もののけ姫以前の作品がほとんどであり、新海誠監督はどの作品でもアニメファンへの目配せを忘れていませんよね?)
ものづくりへの矜持も哲学もないのであれば、今すぐその席から立ち去れ!



ようこそ日本へ編

★☆☆☆☆ すぐに壊れれましたy
本当に予定にない価格は不安と同じです
サイズは間違いでこれない人はこれないです
★★☆☆☆ 紙の本と取引!
人に言えない買い物でした
それは急にと書いて紧急と読むかも知るでする
喜ばないでと怒らないでは同じ意味ではありません
★★★☆☆ つながりやすいとてもです!
これまでこれを買うために毎日16時間働きます私は。
ですは.問題なく問題ないです毎日でも
iPhoneでも注文できました!貼りやすいです
★★★★☆ 非常に速く完璧な
長持ちで安いのは嘘ではありませんでしあ!
インストールも速く簡単です、それは間違えまん!
よく喋ってるのに働きます、嘘みたいな交換
★★★★★ とてもいい買い物でした(日本でレビュー済み)
-------(ここから下をコピーして貼り付けます。※ここは絶対コピーしないように!)--------
はじめて買う商品だったので、とても不安があったのですが、商品の説明が丁寧ですぐに安心できました。
こちらの商品は品質が高いことがわかり、これからも何度も買いたいと思いました。
配達の人も優しくて喜んでいます。
もし誰かに同じような商品を探している人がいれば、私は間違いなくこの商品を推薦します。
それくらい評価が高いです。
私は毎年買うでしょう。それは本当に。すべてよい。
--------(ここまでをコピーして貼り付け。※ここは絶対コピーしないように!)--------
スタッフ各位
先日、女性用口紅に男性用ヒゲ剃りのレビューを貼り付けたことを発端に多くのアカウントがBANされました。
考えてみて下さい。口紅を買おうとして、そこに『これのおかげでアゴがスベスベになりました』とレビューがあったらどう思いますか?
以前のようにアカウントは簡単に作れなくなり、アカウントをBANされる影響は小さくありません。
アカウントを一つBANされることは、血液を1リットル抜かれることと思って下さい。
また、同業他社の追い上げも我が社にとっては向かい風となっています。
他社はツールの制作に躍起になっていますが、我が社はあくまで人の手作業にこだわります。
なぜなら、そこに人のぬくもりがあり、それがレビューに反映されると信じているからです。
みなさんも、オフの日でも率先して日本語の本を読むなどして、鍛錬を怠らないで下さい。
YouTubeで日本語の勉強をするのも非常に有効です。
一人一人が経営者目線であることを実践して下さい。
そこで我が社は新たに連帯責任制度を設けるはこびとなりました。
1チームにつき、一週間の累計マイナスポイントが10以上になると、そのチームは全員『買い物係』に戻って頂きます。
そういう緊張がミスを減らし、チームワークを強固にすると信じています。
もちろんマイナスばかりではありません。優秀な成績のチームには、社長直筆のふ



拝啓、ゲームラボ様編

★☆☆☆☆ 不快 of 不快
まずはじめに,私はこの本(本というのも憚られるが)を買ってはいない.
ではなぜ低評価をつけているのかといえば,発売日が,気に入らないからです.
クリスマスシーズンに発売とか,侮辱ですよね.
こういう商品を買う層は所謂オタク層であり,所謂オタク層はクリスマスに交際費的な出費はないだろうから買うだろうという打算.
そしてその層に媚びを売るように捻りのないときメモ(笑)特集とか恥ずかしくないんですか?
浅ましい商業主義の権化,拝金主義のなれの果て.
自分は理系の研究職なので,この手の欺瞞は,いとも容易く見抜くことができるんですよ.
買ってない商品のレビューはしない主義でしたが,さすがに今回は目に余るので,ここに啓蒙としてこのテクストを残します.
最後に出版社へ,あまり人を馬鹿にするな!
以上です.
★★☆☆☆ DWUがたりない
新人バーチャルYouTuberのディープウェブ・アンダーグラウンドことDWUお嬢様のファン、いえ、下僕です。
前号での目玉企画『DWUの人生ぶった斬り!』が極上に素晴らしく、今回の号でも掲載されていると疑ってすらいなかったのに、載ってないのはショックでした。
表紙にDWUお嬢様のご尊顔があるのにどうして? と思って調べてみると、僕がDWUお嬢様だと思ったのは、スペースチャンネル5というゲームのうららというキャラクターでした。
まぎらわしいです。
お嬢様のコーナーがない時点で評価にあたいしないのですけれども、サターンのエロゲー特集で、おっぱいがいっぱい見られたので特別に星二つです。
次号からちゃんとお嬢様のコーナーを復活させて下さい。
あとエロゲー特集も忘れずにお願いします。
★★★☆☆ 九州親父
小三の甥っ子にせがまれて(セガだけに)プレゼントとして購入
問題なく届き、甥は喜んでます。ありがとうございます。
★★★★☆ これぞゲーム雑誌。
私世代(現在52歳です)の人間からすると、ゲーム雑誌はそれ自体がゲームと同等のエンターテイメントでした。
ファミマガのウソ技、歯に衣着せぬゲーム批評のテキスト、定期的なテコ入れと思われる脱衣麻雀特集。
それぞれの雑誌には象徴的なコーナーがあり、何よりゲーム記事もライターの個性が光っていたように思います。
懐古主義と言われるのは嫌なので定期的に過去のゲーム雑誌を読み返しているのですけれど、やはり90年代ゲーム雑誌のそれは、あきらかに攻めの姿勢を貫いており、それを読んでいるとき私の感情はあの頃に舞い戻るのです。
時代の変化なのかコンプライアンス的なことなのかはわかりませんが2000年以降は表現が画一化され、発信する情報も『得するもの』『意図的に議論を呼びかけるもの』『業界裏話』が目立ちます。
ゲームレビューも個人の衝動というより、世間の総評を代弁しているように思えます。
肝心のゲーム情報はメーカーからわたされた資料をそのままペーストしているのではと勘ぐりたくなるほどの異口同音。数え切れないほどのゲームサイトがあるのに、これは残念。
とはいえこの意見も実は古く、ここ一年ほどで確実にゲームサイトの質は向上しました。
何か変化があったのか、単に私が気づけていないだけだったのか、ユニークな企画、攻めの姿勢のテキストが増え、ゲームライターの個人活動で、それこそ衝動を語る様子を目にする機会も増しました。
有り体に言って、ゲームメディアは今が一番輝いているかもしれません。
そして我らがゲームラボ。
160ページの圧倒的ボリューム。
160ページって少なくない? と感じた方は、まだ読んでないのですね。うらやましい。
これは160ページの書籍ではなく、160ブロックの武器庫ですよ!(何か上手い例えを使いたかったんですけど、思いつかなかった、ゴメン)
攻めすぎてるパートについてはここでは言えません。消されたくないので。
でも何らかの騒ぎで入手困難になってレアになる前に買って置いたほうがいい気もします。
こういう煽りって好きではないけど、ゲームラボの場合は必ずしもネタではないので。
書ける範囲で驚いたのは、セガサターンのアダルトゲーム特集。
たぶん、それぞれのゲームの一番いいシーンをピックアップしてます。
バストトップをボカさずに全部見せてくれてるのも驚きました。
今どきアダルト画像なんて手元で一瞬だけど、ゲーム雑誌のアダルト特集はいくつになっても特別なんだなあって、この年になったからこそ言えます。
是非是非ずっとつづけてほしいし、出る限り買うし、これからも大好きな雑誌であって下さい。宜しくお願いします。
★★★★★ 九州男児
親戚の叔父にせがんで(セガだけに)入手
おいは喜んでます。ありがとうございます


特定の人物や事象に対する支持者や愛好者のこと。「熱狂的な」を意味するfanaticの略(Wikipediaより引用)編

★☆☆☆☆ もういいよ
The video game with no nameから赤野工作の作品は全部目を通してきたけど、今回で確信。
自分は模範的工作員のファンであっても、赤野工作のファンではないんだなということを。
なんていうか、刺さらない、一つも。
好きになれない理由に、赤野工作になってから工作員としての活動がおろそかになったのと、それ以上に赤野工作としての活動が面白くないこと。
キン肉マンネタとかあれの何が面白いのか理解できないのは俺だけじゃないよな?
正直、本人も面白いと思ってやってないでしょあれ。わかるんだよ、そういうの。
なんか工作員が赤野工作になってツイッターなんかもバズる回数増えてきて、なんか赤野工作のパブリックイメージみたいなのに赤野工作自身が縛られてない?
ああ、こいつ今演じてるなあって思うこと増えてきたもん。
有言不実行もあるよね。ゲームラジオやるとかいってたのどうなったの?
待ってたんですけど。
初心を思い出せ、カレーの配信してたころに戻れ。
俺は赤野工作からは少し距離を置こうと思うけど
まあ体調には気をつけて。
★★★☆☆ たりない
大学を卒業したあたりから何かにハマるという感覚が急激に衰えてしまい、これが大人になるってことなのかと寂しい思いをしていたところ、日本ではインスタグラムより小説投稿サイトのほうがネットトラフィックが勝っていると聞いて、それはとても健全なことで嬉しいなと思い、興味本位で覗いてみたものの、それらのサイトの主力である異世界系作品に全くなびくことができず、もっと寂しくなっていると、架空のゲームレビューを扱った小説が話題になってて、もちろんそれが『The video game with no name』だったんです。
嬉しいと面白いを同時に味わえたのは、あのときが最初だったような。
僕には、みんなと同じ感覚を共有したいって思いが殆ど強迫観念みたいにあって、それって要するに人と違うことが怖いんですよ。
みんなが聞いてる音楽を好きになれない、美味しいといわれるスイーツが口に合わない、旅行なんかはそもそも好きでもない。
おそらく個性と呼ばれる感覚が僕にとっては邪魔でしかたなかった。
だから『The video game with no name』は僕が新しく手に入れた言語ともいえるんです。
この言語を用いるとき、僕は世界の一員になれる。大袈裟じゃなく本気でそう思ってましたね。
書籍化決定の発表を聞いたときなんかは、もしかして作者の赤野さんより喜んだんじゃないでしょうか。
『The video game with no name』が広まることは、僕の世界が広がるのと同義ですからね。
そんなものに興味を持ったのも生まれてはじめてでしたけど、ネットショッピングのサイトで予約ランキングも確認してましたよ。
僕の記憶が正しければ『The video game with no name』より予約数が上だったのは『ソードアートオンライン』だけだったはず。
『The video game with no name』のその後の快挙は説明不要だと思いますけど、赤野さんの活動についてはどうでしょう?
アンソロジーへの参加、ゲームメディアへの寄稿、その数からしてアクティブに活躍しているのはわかります。もちろん全部読んでますよ。
赤野さんはネットでも有名らしいからSNSをフォローしてる人は赤野成分の補充は心配ないのかもしれませんね。
今の僕の言い回しで気づいたかもしれませんけど、僕は作家の作品以外には興味が持てないのでTwitterなんかはフォローしてません。
なにか過去につらい思い出があったとかそういうのじゃなくて、本当にただ特定の野菜が食べられないみたいな感覚です。
だから、これから僕が言わんとすることも想像できるでしょう。
『"面倒なセガファン"としてのお前の意見か?』は良作だけど、でもこれはショートフィルムだし前菜だし、何より書籍のテーマに寄りそったアンソロジーの一つですよね。
僕らが読みたいのは、赤野さんの完全新作長編でしょ?
僕は人と意見の相違が起きることを極端に怖れてます。だけど赤野さんの作品にふれるときは一つになれる。それって僕が赤野さんの作品について思うことを、みんなも思ってるってことですよね?
だから、どうしようもなく、こう言いたいんです。
『The video game with no name』発売からもうすぐ三年。
そろそろ、次が読みたいですよって。
★★★★☆ まあだだよ
高校卒業までスマホすら持たせてもらえない厳格というか異常な家庭環境で育てられ、今年の春から晴れて一人暮らしをはじめ、ようやくスマホをはじめネット環境を導入した結果、もしかして自分の両親は非常に良識と愛のある人たちだったのではと気づきはじめています。
なんでしょう、このネット社会に溢れる悪意と傲慢の数は。
悪など存在しない、それぞれの正義があるだけなどという安い惹句では到底片づけられない、明確な悪です。
こう表現してしまうと却って稚拙に聞こえるかもしれませんが、これはもう闇と断言していいのかもしれません。
闇に呑まれた者は、そこで溺れていることにも気づかずに自我を肥大させていきます。
そして傲慢な陰謀論者になるのです。
そしてこんな言葉を口にしはじめます。
あいつは変わってしまった。
本当はあんなことしたくないはずなんだ、なぜなら俺がそれを面白く思えないから。
昔に戻れ、あの頃のお前になってくれ──もうおわかりでしょう? 闇に呑まれた者がなぜ傲慢な陰謀論者に変わるのか、それは闇に呑まれると、人は成長を止めてしまうからです。
殻に閉じこもって動こうとしない。だから前に進んでいくものたちに恐怖を覚えるのです。
置いていかれるのがこわくて、足を引っ張りはじめる。
応援していたアーティストがメジャーになった途端、辛辣なことをいいはじめる自称ファンといえばイメージしやすいのではないでしょうか。
実年齢に関わらず、そういう存在を老害といいます。
老害になってはいけません。
誰かに意見するとき、戦うような気持ちでいるなら、あなたは老害のおそれがあります。
私は大学で経済を専攻しているのですが、教本の最初のページにはこのような一文があります。ドイツの経済学者の言葉です。

『全ての事柄は交渉である。例えそれが家族や友人との何気ない挨拶であったとしても。そして交渉の目的は互いが勝者になることである。もしあなたが、だれかと意見を交わす際に、相手に勝ってやろう、言い負かしてやろう、という意識でのぞむのであれば、そのときの交渉の結果がどうであれ、最終的にあなたは必ず敗者となる』

大好きな作家の作品のページにあまりに心ない意見を目にしてしまったので自分も少し感情的なことを書いてしまったことを申し訳なく思っています。
本当に相手のことを想っているのであれば、少しだけ優しさを添えるだけで、もっとずっと伝わるはずです。
★★★★★ ありがとう
ぼくの初恋の人の名前は、遠野みずきさんといいます。
はじめてみずきさんを見たとき、ぼくは一目で好きになりました。
理由は、すごくかわいかったからです。
みずきさんはゲームのキャラクターだから、ずっとかわいいままです。
みずきさんは麻雀で負けると、ちょっとHなポーズをみせてくれます。
ぼくはそのポーズが大好きです。
みずきさんのHなポーズは親戚のおじさんがみせてくれます。
ぼくはまだこどもだから、本当はダメなんだけど、といいながらも見せてくれます。
おじさんはたぶん麻雀が強くて、みずきさんはおじさんにHなポーズをさせられます。
でもある日、もう、みずきさんをみせてもらえなくなりました。
サターンがこわれたから、という理由です。
サターンは、みずきさんと遊べるゲーム機です。
ぼくの家にはスイッチもPS4もあるけど、サターンのほうが好きです。
スマブラよりも、ファイティングバイパーズのほうがぜったい面白いです。
それにみずきさんにもあえるし。
たぶん、ぼくの目がスマフォを見れる目ならいいんだけど、ぼくの目はスマホを見れません。
見れるんだけど、見れません。本なら見れます。
お医者さんがいうには、ぼくの目には他の人にはないチャレンジすることがあって、手術をすれば治るんだけど、こどもの体だとむずかしいらしくて、だからあと10年くらいスマホは見れません。
外科医の先生がオペのときにつかう変なメガネみたいなメガネをつけると3分くらいならスマホを見れるけど、でも色がごちゃごちゃしています。
もう一年くらい、僕の目は、色をうまくしきべつできなくなってます。
ある日、親戚のおじさんがいいものを持ってきたよといって、ぼくに本をプレゼントしてくれました。
ゲームラボってかいてる。
本をぱらぱらめくると、びっくりしました。
みずきさんがいました。
ぼくの一番好きなポーズのみずきさんです。
ぼくはすごく嬉しくなったけど、お母さんが近づいてきて、たぶんお母さんはHなポーズのみずきさんをぼくが見ているのにきづいたらぼくからゲームラボをぬすむと思って、ぼくはゲームラボのページを一気にとばしました。
さいごのほうのページは文字ばかりで、これならお母さんにぬすまれないと思って安心すると、その文章が目にとびこんできました。

『セガBBSを真似たこの水色の背景。』

そのしゅんかん、僕の頭のなかに色がひとつだけよみがえりました。
水色です。
一年くらい前から色がしきべつできなくなって、僕は頭のなかでうまく色をイメージできなくなっていました。
だけど、その文章の、セガBBSの水色という文字を見たとき、僕の頭がきっと色を思い出しました。
親戚のおじさんといつも一緒に見ていたあのセガBBSのあの水色です。
ぼくはこの文章をもっと読んでみたくなったけど、むずかしいことが多くて、よくわからなくなりました。
親戚のおじさんにそういったら、おじさんは、こっちは読みやすいよって、おなじ人の書いた本をプレゼントしてくれました。
もしかしたら、ここに書いたら先生に読んでもらえるのかな?
赤野工作先生、ビデオゲームウイズノーネーム、すごく面白いです。
今日は絵理沙を読みました。一番好きなのはPoetopiaです。
10年後、ぼくは目の手術をして、そうすれば世界に色がよみがえります。
ぼくはまず空を見上げて、そしてそこに広がっているのは、先生がぼくに思い出させてくれた水色です。
赤野工作先生、ぼくは先生のファンになりました。




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