米サッカーのとんでもルール
こんにちは。
shimbaです。
Twitterから来てくださった方はご存じの人もいると思いますが、
息子3人はサッカー小僧です。
日本、アメリカ、カナダと3か国でチームに所属し、サッカーをしてきました。
今回はアメリカで実際に経験した、
育成年代のとんでもルール、おもしろルールを紹介したいと思います。
ただご了承いただきたいのは、私たちがアメリカに住んでいたのは
2015年4月から2017年7月までですので、
今はそのルールは存在しないかもしれません。
日本にはない(!?)おもしろルールを笑っていただけたらと思います。
ヘッドはハンドと一緒
ちょうど子供がヘディングをすることの危険性が言われ、
アメリカコネチカット州あたりのサッカークラブでも流行りました。
息子たちが所属していたチームが参加していたリーグでは
「ヘッドはハンドと同じ扱い」になってしまいました。
このルールには本当に振り回されました(笑)。
当然ヘディングでのゴールは禁止なのですが、
このルールはもっとたちの悪いものです。
ゴール付近からのフリーキックのとき、壁を作りますが、
頭にかすりでもしたら、ハンド判定。
つまりそこから再度フリーキック、もしくはPKになってしまうのです。
これ、わざと相手の頭に当てれば有利になる可能性があるため、
ディフェンスする側は体で防ぐよりも、避けるようになってしまうのです。
もはや違うスポーツでは!?と思うほど、
納得できないプレーが多々ありました。
しかもこのルールは周知徹底されていなかったため、
レフェリーによって、頭にかする程度は判定なし、あえてヘディングしていなければOK、など、
判定がすごくわかりにくかったのです。
あ、今日のレフェリーはOKなんだ、じゃあ壁作るか、みたいなことが実際起こっていました。
※アメリカは育成年代であっても、レフェリーはリーグから派遣(有償)されますので、コーチやお父さんがやることはありません。
今ではなくなっているといいのですが。。。笑
7点以上の差がついたら、攻めたらダメ
もしくは人数変更
リーグや大会では基本的に実力で棲み分けされているので、
回数としては少ないですが、
それでもまれに実力差がありすぎて、7点以上の得点差がついた場合の、
明確なルールというより、マナーとなっていました。
勝っているチームはどうするのか?
自陣でボール回しです(笑)。
負けているチームは当然ボールを奪いに来ます。
でも、引いて安全に自陣でパス回しをしているチームから、
ボールを奪うことなんて、難しいです。
勝ちチームのミスが基本ですが、
それでもボールを奪ったところで、全員自陣にいるのですから、
ゴールになることはほとんどなかったです。
これ、見ている方は勝っていても負けていても、めちゃくちゃつまらないんです。
もう1つ、コーチ同士の了承で、
負けチームが人数を増やすことがありました。
小学校3、4年生の年代では夏は8人制、冬はインドアで5人制でやっていましたが、
8vs9や5vs6でやりました。
このときはさすがに自陣パス回しではなく、勝っているチームも攻めます。
見ている方はこちらの方がずっとおもしろかったですね。
7点差キープの時間だけこれらの措置がとられ、
負けチームに1点でも入ったら、勝ちチームもまた攻めることができました。
先ほども書きましたが、明確なルールではなく、マナーぐらいの認識ですので、当然守らないチームもありました。
「子供の試合で10点も20点も取って何がおもしろいんだ」と、逆に非難の対象となりましたが(苦笑)。
なぜ7点なのか、は謎のままです。
MOMを相手コーチが決める
アメリカはリーグ戦が基本なので、大会は年に2回か3回しか参加しなかったのですが、
ある大会ではMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)を相手コーチが決めるというルールがありました。
各試合で両チーム1名ずつ、メダルがもらえたのです。
両コーチが1つずつメダルを持ち、相手チームの一番よかったと思う選手に渡します。
一見いいルールのように思えますが、長男が参加した大会で、
1日に4試合し、長男が3つメダルをもらってしまいました。
(1試合はハットトリックをした選手がもらいました)
公平なのか、平等なのか、
アメリカらしいといえばそうなのですが、
もらった方も気まずかったです。
以上3つ、捏造や想像ではありません、実際にあったルールです。
少しでも笑っていただけたら、
もしくは、へえと思っていただけたら嬉しいです。