
騙されるな!「偽ピーク」が段取りを狂わせる理由
仕事ではヤマ場の意識が重要になる。
「ヤマを超えたからもう生命の危険がない」「ここが仕事のヤマ場になる」などの、ヤマは、そこに達するまでの苦労をいう。そこを超えると比較的楽になるという二重の意味を持っている。
仕事でもヤマ場を見誤るのは危険だ。特に長期に渡る仕事や大規模な仕事では、ヤマをどのように見極め、どう乗り越えるかがカギになる。
「ヤマ場」の意味を履き違えるな
ヤマは山の頂上のことではない。実際に最も苦しいのは、「胸突き八丁」と呼ばれる頂上の直前だ。ここを乗り越えれば、頂上は近く、あとは下るだけになる。
仕事にも同じことがいえる。ヤマは頂上、つまり核となる仕事の前、準備段階の最終局面がヤマにあたる。
細かくみれば、本物のピークの他、小さなピークはいくつもある。大きな視点から最も重要なヤマを捉え、それを意識して段取りをつけるのが大切だ。
おわりに
本日は、仕事のヤマ場の見極め方法を紹介させてもらった。余談だが、登山で本物の頂上と間違えやすい突起部を「偽ピーク」という。誤解が解けると、疲れが一気に襲ってくる。仕事も同じで、ヤマを見誤るとペースが乱れ、予定が狂うことを覚えておこう。
この記事が、あなたの悩みを解決する導火線に火を点けることを、心から祈っている。
おうさまのひとりごと

今回の記事はいかがでしたか?
恒例となった段取り記事ですが、今回のヤマ場の重要性をまとめました。
計画は常に平坦でなく、必ずヤマ場があります。
この見極めが出来ていないと、全体的・心理的な負担が増加します。
誰かの段取りで負担を感じているのなら、それは段取りを組む人のヤマ場の見極めが出来ていないかもしれません。
この記事が面白かったら「スキ」や「コメント」いただければ励みになります。
いつも王様のハウツーをご利用いただき、ありがとうございます。
