
「2020帝王賞(Jpn1)」最終見解
【18:40更新】買い目を追加しました
展開ですが、近2走で逃げ経験があるのはワイドファラオのみ。そのワイドファラオが4番枠に入ったならこれの単騎濃厚。番手は内からルヴァンスレーヴ・クリソベリル、その一列後ろからチュウワウィザード・ヒカリオーソ・ケイティブレイブが付ける形。2018帝王賞はテイエムジンソクが飛ばして前後半59.9‐64.3秒(前後半差4.4秒)、2018東京大賞典はスーパーステションとアポロケンタッキーが2頭で飛ばして同61.2‐64.7秒(前後半差3.5秒)、2019帝王賞はシュテルングランツの暴走逃げで同61.2‐63.2秒(前後半差2.0秒)。これら3レースほどにペースが上がるとは思えず、かと言って1角まで500mもある大井2000mでは前半極端に遅くなることも考えられませんので、62.0-62.5秒=2分4秒5程度の平均ペースになると想定します。
後半は大井らしく向正面からペースが上がる5~6Fのロンスパ戦になると思いますが、前半の負荷が比較的小さいので3角の緩みを経てラスト2F目の最速地点では11秒中盤~後半のラップを求められるはず。ここ最近の大井2000mのG1/Jpn1では前述通りにペースが上がることが多く、直近4レース(18帝王賞~19東京大賞典)の後半4F平均ラップは12.9-13.4-12.5-13.0秒と非常に時計が掛かりましたが、今年はこれらとは全く異質のラップになるはず。2000mを走り切るスタミナに加えて、後半のトップスピードのレベルやギアチェンジ力も要求されるだろう点が大きなポイントになります。直近の大井G1の成績に惑わされず、各馬のキャラクターを把握し今年のペース想定に合った馬を選択するようにしたいところ。
では印です。
ここから先は
¥ 200
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?