2022 かしわ記念予想(勝負レース)
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まずは舞台となる船橋ダ1600mコースについて考えましょう。
船橋コースの最大の特徴はスパイラルカーブが採用されているということ。入口である1角と3角はコーナー角度が緩く減速せずに進入しますが、出口である2角と4角はスピードが乗った状態で進入することとコーナー角度がキツいために強い遠心力が掛かります。そのため減速を余儀なくされますし、ここで外を回される馬には強い負荷が掛かります(遠心力=速度の二乗、コーナー半径が小さくなるほど負荷は増大)。従って、基本的にはここでインを回せる馬にはアドバンテージが生まれることになります。
異例のスローだった一昨年は例外。このコースで最速ラップを踏むのは、スパイラルカーブで減速せずにコーナーに突入する3角(残り3-2F)地点。早めにペースアップし、そこから減速ラップを刻み続けるので普通なら先行馬には厳しいラップなのですが、スタートから1角までが短く(約250m)序盤のペースが上がりにくいことからズブズブの差し決着にはなりにくく、どちらかと言えば位置(イン)を取りやすい先行馬有利と考えれば良いと思います(あくまで前半のペース次第)。
レース全体に対する考え方としては、「フェブラリーS」「南部杯」と同じ左回りの1600m戦ではありますが、コーナーを4回回るという点で大きな違いがありますし、そして何よりも大事になることが
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