★無料★2022/3/5(土)開催分の「高期待値馬リスト」
皆様、こんばんは。
今週からしばらくの間は無料公開させて頂きます。
「高期待値馬リスト」とは?詳しくは競馬ブログ「砂の王者」をご参照下さい→こちらからどうぞ
2022/3/5(土)の「高期待値馬」は全6頭です。
【阪神】1R(2頭)・5R・8R・11R
【中山】3R
重賞レースの内、オーシャンSは高期待値レースではありませんが(チューリップ賞は高期待値レース)、買い目付でご提供させて頂きます。
【中山】11RオーシャンS
阪神1R:9デルマローレライ(期待値レベル8)
阪神1Rからは2頭を推奨。まずは9デルマローレライから。
内枠スタートで外から押し込められた2走前を除くと、いずれもテンに良いスピードを見せて先行(2走前も意思があれば前で受けられた)。初戦では直線で一旦2番手に、近2走では一旦は先頭に立ったと言う内容は馬柱から感じる印象ほどに悪いものではなく、また急激にバテて失速したと言うよりは気の利いた脚が使えずワンペースでしか走れないために着順を落としたと言うような負け方でした。そういったレース振りに加えて、祖母デアリングハートは芝・ダート兼用、母デアリングエッジはダート馬、ストロングリターン×キングカメハメハはダート向きに出易いと言う血統面、また硬い歩様で立ち気味の繋ぎと言う体型面からもダート向きである可能性はかなり高そうですから、今回のダート替わりではパフォーマンスを上げて来るでしょう。肝心の能力面ですが、相対的にレベルの高い芝戦で勝ち馬から1秒程度の競馬が出来ているならば、ダート戦ですら連対経験を持っている馬が居ない今回のメンバー相手なら上位。テンのスピードは一番で、その気になればハナを切れそうな点も心強く、ここは先行粘り込みの可能性大と見ます
単勝:9(3,500円)
複勝:9(3,000円)
3連複:9-3,10,14-1,2,3,5,8,10,11,12,14(200円×21点)
阪神1R:10メイショウソウゲツ(期待値レベル8)
阪神1Rの2頭目の推奨馬が10メイショウソウゲツ。
デビュー以降は一貫して1200m戦に使われていますが、いずれも道中は促しつつの追走で1200mよりも長い距離でこそと思われるレースの連続。それでも3走前には次走で未勝利を勝ち上がる3着馬に0.2秒差、2走前には次走未勝利戦を0.9秒差圧勝する2着馬に0.1秒差、前走でも次走いずれも未勝利戦を勝ち上がる4,5着馬に0.2秒差の競馬が出来ているわけですから能力の高さに疑いようはなく、適条件で走れればすぐに未勝利は勝ち上がれる馬です。今回は600mもの距離延長に対応出来るかは正直なところ未知ではありますが、条件を変えること自体は間違いなくプラス。これまでのキャリアで連対経験が無いようなメンバー相手なら能力上位は間違いないところですから、一気の距離延長&新人騎手騎乗で人気を落とすならば、期待値的に狙って絶対に損はありません
単勝:10(3,500円)
複勝:10(3,000円)
3連複:10-3,9,14-1,2,3,5,8,9,11,12,14(200円×21点)
阪神5R:1ムーンリットナイト(期待値レベル8)
どうも追走力に問題がありそうで、道中のペースが流れると終いに脚が使えないと言う傾向が見られるのがこれまでの戦績。大飛びでコーナー4回コースが決定的に合わなかった2戦目を除くと、前後半46.3-48.5秒のハイペースだった前走は6着、同47.4-47.0秒と極端に緩くなく且つ中盤でペースが落ちなかった2走前は7着。一方で、前後半49.5-45.9秒の超スローラスト3F戦だった3走前では4着、同48.7-45.9秒のスローラスト3F戦だったデビュー戦では5着といずれも掲示板を確保出来ていますし、両レース共に上がり最速を記録と追走力が問われない終い勝負で強さを発揮することは明らかです。3走前はビーアストニッシド(共同通信杯3着)に0.2秒差、次走未勝利を勝つ3着馬にハナ差、次々走で未勝利を勝つ5着馬には0.2秒先着。新馬戦では直線半ばで進路がなくなり、大外まで持ち出すロスが無ければ最低でも3着はあったことを考えると、今の未勝利で理想の流れならば能力も通用します。今回は前走で先行していた馬が4~5頭存在するものの、全てスロー~超スローペースを先行した馬ばかりで逃げ経験馬が1頭だけならスローペース濃厚ですから理想の流れになる可能性大。本馬の能力を発揮出来ることになるでしょうから、新馬戦や3走前の実績を見直す局面でしょう
単勝:1(3,500円)
複勝:1(3,000円)
3連複:1-3,5,7-2,3,5,6,7,12,13,14(200円×18点)
阪神8R:2スンリ(期待値レベル8)
2走前に推奨。まずはその際の推奨文の一部を転載します。
「3戦目にブリンカーを着けて以降は前向き過ぎる面が目立つようになり、道中はかなり行きたがるレースの連続。緩い流れでは馬群内で折り合いを付けても速い脚が使えないなど、レース振りは基礎スピード型のスプリンターの典型でしたが、まずは桜花賞を目指すと言う大前提があったため合わない距離に使われ続けたのが4走前まででした。アネモネSで権利が取れなかったことで距離短縮に踏み切るわけですが、1400mでも掛かり気味に力んで走っていたほどでしたので、ベスト距離は1200m以下と言うことで間違いないでしょう。初のスプリント戦となった前走は、スタートで出遅れた上に勝負所で前が窮屈になりブレーキを踏む場面も。また直線序盤からも前が詰まって進路を確保出来ず、まともに追い出せたのは残り200mからと言う悲惨な状況ながらも、追われてから猛然と伸びて3着まで0.1秒差に迫ったのですから立派。特に直線においてもう少しスムーズに捌けていれば、かなり高い確率で勝ち負けになったでしょうから勿体ない敗戦だったわけですが、それでも偶然の産物とは言え、差す形で競馬が出来たことは収穫になったはずです。今回は自己条件からの再出発になりますが、前走の上位3頭(レイハリア・ヨカヨカ・オールアットワンス)がその後古馬スプリント重賞を勝ったこと、スムーズならこの3頭に迫った(あるいは先着した)ことを考えると、2勝Cでは明らかに格上と言える存在です」
その2走前は前後半34.9-34.9秒と流れず、終いの一脚が求められる流れになったことは基礎スピード型の本馬にとっては大きなマイナスで、外差し馬場のインを通らされたことも堪えたと言う敗戦。前走は直線だけでも3度ほどノメる場面が見られたように、明らかに馬場が敗因のノーカウント敗戦。いずれも情状酌量の余地はありますので、近2走だけで見限ることは早計です。今回は良馬場濃厚、ヤマニンプティパがハナを切りたいと示唆し、外からカレンとタイセイが絡むのでそれなりにペースも流れる想定。これならば巻き返しは可能ですから、3,4走前の実績を見直したいです
単勝:2(3,500円)
複勝:2(3,000円)
3連複:2-3,5,8-1,3,4,5,8,10,11(200円×15点)
3連複:2-8-1,3,4,5,10,11(200円×6点)重ね買い
阪神11R:2ジャマン(期待値レベル8)
チューリップ賞は桜花賞と同コース且つ桜花賞まで中4週の間隔を取れることから、最も重要視されるトライアル戦であることは周知の通りです。それ故にメンバーレベルも高くなりがちで、今年も阪神JFの1,3,4着馬が参戦して来ました。実績上位馬の多くはすでに桜花賞・オークス出走に向けて十分な賞金を持っていますので、チューリップ賞がひとまずの最大目標ではないことは言うまでもなく、同コースであるが故に脚を測ることと、本番でもライバルになるであろう馬との力関係を把握することに主眼が置かれます。一方、十分な賞金を持っていない「弱者」はここで権利を取ることが必須になるわけですが、それゆえに能力差が浮き彫りになる締まったペースは避けたい心理が働くため、必然的にレースは緩いペースで進行することになるわけですが、事実過去10年のチューリップ賞において8年はややスロー~スローペースで進行しています。そうなると終い性能に優れた馬、位置的優位性を持った馬が上位を占めることになることは容易に想像出来ますが、ややスロー~スローペースになった8年の3着内好走馬24頭中16頭は3角5番手以内通過馬で、3角6番手以下から馬券に絡んだ8頭中7頭は単勝4人気以内に支持された強い馬。5人気以下で馬券に絡んだ5頭中4頭は3角5番手以内通過馬でしたから、能力差を埋めるには位置的優位性を持っていることは必須です。また、上がり3F順位2位以内を記録した馬は【5-4-1-7】とハイアベレージになっています。
それを踏まえて是非狙いたいのが◎2ジャマン。
ここまで2戦1勝の戦績ですが、前走は2F目以降12.2秒以上にラップが緩むことがなかった前後半59.7-60.0秒と言う2歳馬の2000m戦としては非常に厳しいラップ構成で、史上初めて阪神芝2000mの2歳戦で2分を切ることになったレース。序盤からハミを噛んでしまったことは確かですが、他馬に競られたわけでもないのにペースを落とせず、一時は後続に4馬身もの差を付けてしまった逃げは鞍上のスキル・戦術脳不足が招いた事故のようなもの。それでも5着に踏ん張った辺りは高い能力の表れでもありますが、ひとまず前走の結果はノーカウントとして良いでしょう。
見直したいのはデビュー戦で、このレースが前後半49.1-45.9秒のスローペースを逃げ切ったもの。展開に恵まれたことは事実ですが、自身のラップ構成は同じようにスローラスト3F戦を2番手から抜け出して勝利した前日未勝利戦のビーアストニッシドのラップを上回る優秀なものでした。ビーアストニッシドはその後、京都2歳S2着→シンザン記念4着→共同通信杯3着の実績を残した3歳上位馬ですが、その強い馬を上回るラップをデビュー戦で記録した意味は大きく、牝馬限定重賞なら通用して良い能力を持っていると判定出来ます。
今回はあの時と同様に単騎且つマイペースの逃げが叶いそうなメンバー構成と枠の並びで、冒頭に書いたようにスローペースになりやすいレースでもありますので、デビュー戦同様の競馬が出来る可能性は高いでしょう。あの時よりも斤量は4㎏増えますが、それはキャリアを重ねたことと(デビュー戦よりもパフォーマンスを上げることは言うまでもない)鞍上強化することで相殺。デビュー戦では最速10.6秒のラップを踏み、ラスト1Fも11.7秒と極端に落としていないわけで、あの時と同じだけ走れれば簡単に後続に差されることはないでしょう。となると馬券に絡む可能性はかなり高いと思えますが、それでいながら5~6人気に留まりそうならば狙わない手はないでしょう。尚、フレグモーネでこぶし賞を回避しましたが、抜群だった追い切りを見るとその影響はなさそうです。
対抗○9ウォーターナビレラは楽ではなかったペースを粘った阪神JFが優秀。ジャマン同様に展開利を得られる立場であることを考えると、本命馬との行った行ったが濃厚。ただしトップスピードのレベルは高くないので、勝ち切るところまではどうか。
単穴▲6ナミュール。阪神JFの本命馬。その阪神JFは出遅れに加えて直線で伸びない内に誘導した(3角でぶつけられたので内に誘導せざるを得なかった)ことが敗因。通した位置等を考えると負けて強しだったでしょう。スローラスト3F戦はハイレベルだった赤松賞で強い勝ち方をしているだけに問題ないどころか臨むところ。ゲート不安が解消しているか不明なところ、どうも最近乗れていない鞍上の分で評価を下げましたが、あっさり勝たれても不思議ないです。
△3サークルオブライフの前走は展開に恵まれた感は否めず。3戦目までのパフォーマンスレベルはそう高いものではなく、スローラスト3F戦になると取りこぼす可能性はそこそこ高いと思います。
単勝:2(3,000円)
3連複:2-6-9(1,700円)
3連複:2-3-9(1,500円)
3連複:2-3-6(2,000円)
3連複:2-10-6,9(400円×2点)
3連複:2-6,9-8,11,14(200円×6点)
中山3R:4セイカフォルゴーレ(期待値レベル8)
前走推奨馬。まずはその際の推奨文を転載します。
「前走は同日古馬1勝Cを1秒上回る前半3F34.5秒のハイペース差し競馬を先行した展開不利の競馬。2番手から競馬を進めて7着にバテたマルモエキスパートは次走で2着好走、同じく逃げて15着に沈んだシュガーフロートも次走で2着好走。この結果を見ると3番手から10着にバテたことを悲観する必要はありませんし、10㎏増の数字通りに太目が残った馬体でもありましたので、尚のこと評価を下げる必要はない敗戦だったでしょう。今回は地元戦に戻りますし、中京ダ1400mよりもペースが上がりにくい東京ダ1400mに舞台が替わる点、先行馬が数えるほどしかないメンバー構成も好材料。ここまで6戦4好走の成績が物語るように、いつ未勝利を勝ち上がっても不思議ない能力も持っていますので、ここは巻き返し必至の一戦でしょう」
その前走は好発を切って先手を主張したものの、外の勝ち馬の方が速くて止むを得ず内の番手を選択。ただ直線でも砂被りを嫌がっていたようにこれが裏目で(と言ってもあれ以上競り合うことは自殺行為なので、あの位置に収まったことはベストな選択)、その分で3着に負けた格好でした。ただ、直線半ばでは完全に4着以下に落ちると思われながらも、前との距離差が出来て砂を被らなくなってから二枚腰で3着を死守しましたので能力は確かですし、砂を被らない形ならパフォーマンスを上げて来ると思わせました。今回はメンバー的にも枠的にもまずハナを切れるでしょうし、1800mはデビューから3戦して3好走と守備範囲。あの時よりもメンバーレベルが落ちている現在ならば、まず勝ち負けになります
単勝:4(3,500円)
複勝:4(3,000円)
3連複:4-1,6,15-1,6,7,8,10,14,15,16(200円×18点)
中山11R:7ジャンダルム(期待値レベル6)
初のスプリント戦だった5走前(春雷S)が時計・勝ち方いずれも出色のパフォーマンスで、同舞台で行われるスプリンターズSでは良い勝負になると思わせました。その後は4戦して一度も馬券に絡めていませんが、4走前(北九州記念)はスタートでトモを落として、3走前(セントウルS)はゲートで座り込んでしまっての出遅れが響いた訳あり敗戦。2走前(スプリンターズS)は前後半33.3‐33.8秒と言うスプリンターズSとしてはスローと言っても良い流れ且つ内有利馬場による内前決着を、後方追走+4角大外回しでは勝負にならないのは当然でしたし(3角10番手以下馬は全頭10着以下に沈みましたが、12,13,15着馬が次走京阪杯で1~3着独占したように悲観する必要なし)、ブリンカーを外したことで行きっぷりが悪かったことも敗因になったと言う情状酌量の余地ありの敗戦。そして前走(シルクロードS)は、同馬としては珍しい4週連続一杯追いにも関わらず8㎏増と急仕上げ&太目残りが明白であった敗戦。このように4戦全てにおいて敗因は明確ですから、過度に評価を下げる必要はありません。
今回は一度使われて坂路の動きが一変しているようにデキは確実に上昇。速くはないながらも近2走ではほぼ五分にゲートを出ておりスタート不安も解消。ファストフォース、デトロイトテソーロ、ビアンンフェと内中外に逃げ候補が揃ったことで2走前のようなスローペースも回避出来そう、と走れる条件は揃った感。これならばハイパフォーマンスを披露した同舞台の5走前の再現が可能で、あの時と同じだけ走れればまず勝ち負けになります。
相手は混戦も、以前から左回りは苦手と指摘し続けているように前走は左回りが敗因で見直しが可能な14ビアンフェが筆頭。その他では、中山芝1200mでは評価を一段階上げる必要がある1マリアズハート、2走前が優秀で1200m戦では落馬&ゲートでヨレて大出負けした2戦以外では負けていない8キルロード、マイネルの主戦争いのライバルである丹内Jからの乗り替わりだと燃える柴田大知J騎乗(過去3年で155回の乗り替わり機会があって複回値プラスは驚異的)の11マイネルジェロディが有力。3ファストフォースは以前から指摘しているようにかなり他馬を気にするので、この内枠&外に速い馬が居る枠の並びでは消える可能性の方が高そう。馬券は3連複でかなり手広く、高め待ち
3連複:7-1,11,14-1,2,3,4,5,9,10,11,14(200円×24点)
3連複:7-8-1,2,3,4,5,9,10,11,14(100円×9点)
以下、重ね買い
3連複:7-1,11,14-1,2,10,11,14(200円×9点)
3連複:2-7-8(200円)
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