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2021/1/5(火)開催分の「好走期待馬リスト」

この度はご購入頂きまして、誠にありがとうございます。
2021/1/5開催分の「好走期待馬リスト」は全10頭です。
ブログではお伝えしておりますが、現在予想ロジックの見直しを行っております。特に相手馬選定・買い方の面での大幅改良を模索しておりますので、暫くの間は「好走期待馬」のみのピックアップに留め、全てのレースにおいて相手馬・買い目の指定は行いませんので、ご了承ください。
尚、本日は無料で閲覧して頂けます。

【中山】1R・4R・5R・9R・11R・12R
【中京】3R・7R・9R・11R

中山1R:9クリオシタース

初ダートの2走前が、やや出遅れたことに加えて両側から挟まれてスタートで3馬身以上の不利を食らったレース。1000m戦では致命的と言えるものでしたが、上がり3Fタイムは次位に0.6秒差を付けたように脚を持っていることは証明しましたし、自身のラスト1Fタイムは推定11.9秒でしたから出し切れておらず1000mでは短いと感じさせた内容。そういった中でも前残りの流れを唯一差し込んでの5着は悪いものではなく、次走に可能性を残す敗戦だったと言えます。それを思うと前走は案外な結果でしたが、必要以上に負けたところを見ると左回りや時計が速い馬場などのロジカルに説明が付くことが敗因ではなく、外からは分からないこと=気性面が原因だったと思われます。今回は去勢手術に加えてブリンカーも装着。気性面で劇的な変わり身が期待出来る局面ですが、事実中間には坂路の自己ベストタイムを2秒弱更新していますので(しかも上がり精度も上がっている)目論見通りに一変する可能性があります。2走前と同じ右回りの時計の掛かる馬場に替わる点も良くて、ここは先物買いで一票を投じたいです

中山4R:4バルサミックムーン

新馬戦では自身最速11.5秒の強烈な脚を使って差し切ったように、能力の高さには疑いようがない同馬。ただ出遅れるわ激しく掛かるわと競馬にならなかったのが2戦目で、あまりに若すぎる気性面の改善のために去勢手術を施されたのが昨年の6月。去勢明けの3戦目はその効果が感じられない酷い内容の競馬でしたが、時間の経過と共にレース振りにも進境が見られ、2走前や前走はこの馬にしては折り合いもマシな部類。ようやくまともな競馬が出来るようになると共に成績も安定して来ました。特に前走は凍結防止剤が蒔かれて、前週までよりも時計が掛かる馬場状態だったことを考えるとなかなかの好時計で走破出来ており、やはりまともに走ればクラス上位の能力があることを再認識させました。前走でもやや折り合いに危うい面を見せていただけに内枠配置は願ってもなく、前走同様に馬群内で折り合いがつけば勝つ可能性はかなり高いと見ます

中山5R:12モンサンラディウス

前走は前後半60.8-61.3秒の平均ペースも大逃げ馬がペースを作ったものですので、実質のペースは62.3‐59.8秒のスローラスト3F戦。上がりの競馬に全く対応出来ずに5着(入線は6着)に敗退したように速い脚は持っておらず、不良馬場の初戦でユーバーレーベン(阪神JF3着)の0.7秒差3着に好走した事実があるように、時計が掛かるパワー馬場が向くタイプです。中山芝は今週からCコース替わりで時計の出方に変化があるかも知れませんが、それでも近年では最も時計が掛かる状態だった年末の馬場から劇的に変わることは考えづらく(例年、概ね年末の状態を引き継ぐ傾向でもあります)、今の時計が掛かるパワー馬場は同馬に打ってつけと思えます。2走前の中山2000m戦は5着に敗れていますが、この時の馬場は年末よりも時計が出る状態(マイル戦基準で1秒以上速かった)でしたし、鞍上が距離を意識するあまりに消極的に乗って脚を余したというレース内容。元来スタートは速い馬ですので、ある程度の位置を取って競馬が出来れば馬場を味方に粘り込む可能性は高いと見ます

中山9R:15キーフラッシュ

前走推奨馬。まずはその際の推奨文の一部を転載します。
休み明けだった5走前から使われる毎に安定性を増している現況ですが、特に優秀だったのが前走。中京1900mらしく1角以降やや緩んでのラスト5Fロンスパ戦でしたが、そのラップが12.2-12.1-12.5-12.0-12.1秒と一貫して速く最後まで減速しないハイレベルなもの。付いてきた馬が徐々に脱落して行き、ラスト1Fは勝ち馬と同馬だけの2頭が後続を1秒以上突き放したというもの。勝ち馬は3連勝でOP入りし重賞も勝てるだろうハギノアレグリアスですからこれに差されたのは仕方ないと言えて、むしろこの強い勝ち馬に0.2秒差に食い下がったこと自体を評価しなくてはいけません。ましてや1.1秒離した3着馬は次走赤富士Sを勝つネオブレイブなのですから尚更です
その前走は4角で早々に手応えを無くし、直線では内にモタれ続けるというあまりに案外な敗戦。負け方からして能力に起因するものではなく、どちらかと言えば気性に起因するものと思えて、考えられるのは一団の馬群内の最内に居たことで怯んだという可能性。思えば5走前も全く同じような形で良いところなく敗れていますし、近走で最高のパフォーマンスを見せた2走前が外目を摩擦少なく進出する形だったことから考えてもあまり馬群が得意ではないのかも知れません。そういう意味では外目枠に替わることはプラスに働く可能性がありますから見限りは早計。2走前だけ走れれば余裕で勝ち負けになりますから、摩擦が少ない形でレースが出来るだろうここは一変に期待します

中山11R:2テリトーリアル

中山芝中距離戦は、序盤が上り勾配であることから前半は極端にペースが上がらず、向正面からのロンスパ戦になるという形が基本。中山金杯においても過去5年中4年でスローロンスパ戦になっており、今年もメンバー的に同じような流れになることが予想されます。5F以上のロンスパ戦になると先行馬がゴール前で失速しやすいのが相場ですが、中山金杯については過去5年の3着内好走馬15頭中9頭が2角5番手以内の先行馬という事実があります。これはCコースのため1角までの距離が短く(Aコースより約40mも短い)前半が上がり切らずに楽を出来ること、Cコース初日でやや前残り傾向があること(1月5日開催は毎年前残り傾向が強い)、これらがその理由でしょう。また、馬番12番から外は【0-1-0-21】と外枠不利の傾向もありますので、基本的には「内・前」で立ち回れて持続性能を持っている馬を狙いたいレース。昨年末の馬場を見ていると近年でも最も時計が掛かる馬場状態でもありますから、パワー系の要素もあればベストと言うことになります。
これら条件に合致するのがテリトーリアル。同馬はガリレオ系テオフィロ産駒らしく時計が掛かるパワー馬場がベスト。本格化した5歳以降で、勝ち時計1分59秒5以上&レースの上がり3Fが35秒0以上という条件に限れば【2-1-3-1】と唯一馬券を外したのは4走前(鳴尾記念)のみ。その4走前とて開幕週で時計が出る馬場下でのレースでしたので、一定以上時計が掛かる馬場と言う条件ならパーフェクトに走れていることになります。今回は先に書いたように時計が掛かるパワー馬場で、3着好走した昨年よりも時計が掛かる馬場予想。このレースに良績が多い先行馬であると同時に、先行馬が少なくペースが緩みそうなメンバー構成で展開利もありそう。馬番4番以内時【3-2-2-3】の内枠巧者でもあって、舞台設定は完璧に整った感。それでいながらほどほどの人気に収まりそうなのであれば、狙わない手はないでしょう

中山12R:4ダディーズマインド

前走は最下位と言えども残り1Fまでは先頭と半馬身差で、ラスト1Fで急失速したという内容。2走前も残り100mで失速してギリギリ差された4着。3走前こそ3着に粘り込んだものの内有利馬場を味方に付けたものですから、【0-0-1-4】の戦績通りにやはり2000mは1F長い印象です。一方で1800m戦は【2-1-3-3】と堅実で、馬券外に終わった3戦中2戦は重賞(9着・4着)、残る1戦も外差し馬場の差し決着を先行馬で唯一残した5着ですから1800mベストであることは疑いようがなく、前走からの1F短縮は間違いなくプラスになるでしょう。それに加えて「ペースが落ち着きそうなメンバー構成」「Cコース替わり初日で先行馬有利になる可能性が高い馬場」「3戦3好走の中山1800m」「5戦4好走の厳冬期の競馬」という複数のプラス材料もありますから、ここは前走から一変して先行押し切りが期待出来る局面だと思います

中京3R:12ダッシュダクラウン

初ダートだった初戦はスタートでやや出遅れて、終始馬群内で砂を被る形。見た目にも怯んでいるのが分かる道中で行きっぷりはイマイチでしたが、直線で外目に誘導されるとラスト1Fはかなり目立つ伸びを見せて3着は確保しました。前とはやや離されましたが、自身のラスト1Fは12秒中盤と減速せずにフィニッシュしたことから出し切ってはいない内容でしたので、あの着差がイコール能力差とは思えませんし、前後半51.1-51.1秒とペースが上がり切らず前残りの流れだったことの影響も小さくはなかったはずです。今回はダート2戦目でキックバックに対する慣れが見込めるでしょうし、何より砂被りを避けられる外目枠ですから、前走から更にパフォーマンスを上げて来る可能性は高いです。相手は流石にゴールドハイアーで仕方ないでしょう。このレースだけは単複ではなく、ゴールドハイアー相手の馬連・ワイドで

中京7R:11ヘイセイメジャー

門別重賞を2勝、サッポロクラシックCではアザワク(門別スプリント勝ちなど)に完勝するなど素質は2勝C通用級。ただ中央移籍後の3戦では全く良いところなく敗退し中央では通用しないかと思わせましたが、これら3戦は調教時計が奮わずとても能力を出し切ったとは言えなかったレース。風向きが変わったのが休養を挟んだ前走で、3着と0.1秒差の5着と言う結果は休み明け前の成績を思えばかなり前進したという印象。中間には休養前と比べて明らかに調教時計が良化していましたので、ようやく持てる能力を発揮出来るようになったと考えるべきでしょう。この中間は1200m仕様にするために、メイン調教をCWから坂路へ切り替えてスピード強化を図っていますが、4F52秒台&1F11秒台という時計は休養前には考えられなかった水準(休養前は56.1-12.9秒が最速)ですから、一度使われて更に上昇していることが見受けられます。その前走では1200m通過1分12秒1でしかなく、この時計では勝ち負けまでは難しいですが、調教が結果に結びつくならば1分11秒後半を記録することは十分可能。この時計で走れるならば1人気濃厚のアーマーバローズ相手でも十分勝負になるはずです

中京9R:7ファシネートゼット

これで3走連続の推奨。まずは2走前に推奨した際の推奨文を転載します。
デビューから2連勝し、2勝目にはジェネティクスやキメラヴェリテ(両馬現OP)という骨っぽい相手を撃破。3戦目には兵庫JGで3着するなど素質の元値はメンバー中屈指。その後は奮わない成績に終始していますが、4走前は芝戦でノーカウント。3走前は直線伸びて来たところで接触事象があって勢いを削がれた上に鞍上が鞭を落として、以降平手を鞭替わりにするアクシデントがあった敗戦。2走前は12,13,15着馬含め出走16頭中8頭が現3勝C以上に在籍している素質馬の揃った一戦。前走は不適距離、とそれぞれに敗因は明確。今回はこれまでとはかなりメンバーレベルが落ちる相手関係ですし、あっさり隊列が決まりそうな先行馬が少ない組み合わせなら本来の先行策も打てるはずです。戦績的に馬柱を汚していて休み明けの今回が最も妙味のあるタイミングだと思いますので、逃さず狙いたいと思います
その2走前は、好発を切って外目の3番手から抜け出す横綱相撲での勝利。1人気の2着馬には食い下がられましたが、3着には5馬身差を付ける完勝。勝ち時計の1分23秒7は翌週のOP特別(オータムリーフS)と0.2秒差の好時計で、馬場差を考慮しても3~5着には入線出来るレベル。これならば昇級即通用と思えましたので前走も推奨しましたが、二つ隣の馬がゲート内で暴れたことを気にして痛恨の出遅れ。そのまま後方を付いて回っただけの競馬でしたので、ほとんどノーカウントとして良い一戦です。ここは改めて狙うレースになりますが、元々ゲートが悪い馬ではありませんのでスタートは出るはず。先行馬が少ない組み合わせですから、ゲートさえ決めて本来の先行策を採れれば巻き返せるはずです

中京11R:8レッドガラン

2週間ぶりの中京開催。12月1,2週目はAコースを使用し、3週目だけがBコース使用。そして今週は再度Aコースを使用。3週目の様子を見ていると恐らく極端な内外の有利不利はなく、標準的な時計の掛かり方になると思います。中京芝1600mコースが同じ大箱コースの阪神外1600mや東京1600mと違うのは、残り1100m地点から直線の急坂まで下り続けるレイアウトであること。下りでスピードが乗るために、本来息が入る4~5F目でも極端には緩みにくい傾向にありますから先行馬は楽ではなく、やや差し優勢のコースだと言えます。ただ今回のメンバーは明らかに逃げ・先行勢が手薄ですから、あまりコース傾向は意識しすぎない方が良さそう。直線での瞬発力勝負が濃厚ですから、ギアチェンジ力や高いトップスピードのレベルを持った馬を中心視したいところです。
推奨馬はレッドガラン。久々のマイル戦だった前走は3着に終わりましたが、ゲート内でややガタついて理想よりも一列後ろになったことに加えて、4角出口から残り100mまでは満足に進路を確保出来ず、途中で気合の鞭が一発入っただけで十分な扶助が出来なかったという不完全燃焼だったレース。スムーズに進路確保出来ていればかなり際どい勝負になっていたはずですから、負けて強しの内容だったと言えるでしょう。元よりスロー瞬発戦は得意としており、キャリア中で前後半差が1.0秒以上のスローになったレースは【3-0-1-1】。唯一の馬券外凡走は夏負けだったレースですからほぼパーフェクトと言って良く、スロー想定の今回の流れは歓迎です。前走ではシュリに0.2秒差を付けられましたが、前述通りに出し切れていない内容でしたし、今回は斤量差がなくなることを考えるとまともなら逆転出来るはず。いつも通りにスタートを出れば前走より一列前で競馬が出来るはずですから、尚のこと逆転の可能性は高いです。そのシュリが1人気になるのであれば、期待値的にレッドガランを狙うのは当然です。相手はピースワンパラディ・シュリ・ラセット・ボンセルヴィーソ・ロードマイウェイあたりを重視

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