あなたは横山秀房を知っていますか?②
お待たせしました。
別に待ってる奴なんかいねーだろ。
青森の先っちょに住む狂気デブの話だぞ?
などと思ってましたが、前回の記事が思った以上に反響あったので、続きを書かざるを得ない状況ではあります。
前回の記事はfacebookのnoteという機能を使って書いた記事を加筆修正したものです。
で、前回投稿した①ですが、本当のタイトルは「あなたは横山秀房を知っていますか?前編」でした。
なので、Facebookに後編も投稿しているはずなのです。
noteの記事はFacebook上に残っていますが、note自体サービスが終了してしまったので、投稿した記事が一覧で表示されなくなってしまい、後編が見られなくなってしまったのです。
たまたま前編の記事は別の投稿にリンクが貼られていたので、読めたのですが、後編はもう読む事が出来ません。
困った事に何を書いたのかも覚えてません。
そもそも本当に後編を書いたのかどうかもハッキリ覚えてません。
なので今後は、過去の記憶や撮影した動画、自分のTwitterの履歴などを元に改めて書き連ねようと思います。
Facebookの記事の最後は、こんな感じで締めていました。
「彼のような本物をこのまま青森の山奥に閉じ込めていいのだろうか?」
当時の私に言いたい。
別に閉じ込めたままでいいだろ。
喧嘩狂で無職の性獣とか田舎に軟禁しておくべきである。
完。
で終わりたいところですが、割と本気で怒られそうな気もするので、ちゃんと書きます。
ちなみに前回の記事をアップしたところ、秀房本人からはこんな感想をいただきました。
秀房があの記事で自殺するくらいナイーブだったらあんな記事は投稿しません。
最近の秀房の様子を動画でご覧ください。
https://twitter.com/i/status/1511646117146271757
今回は秀房のテレビ出演について語りたいと思います。
そもそも、なぜ横山秀房という素人がBS番組に出演する事になったのかというと、話はシンプルで、あるテレビ関係者が私のFacebook記事を読んで興味を持ってしまったからです。
記事を読んだ某関係者から、私に「秀房くんを借りてもいいですか?」というDMが飛んできました。
「私は奴のマネージャーでも何でもないから好きに使ってくださいw」と答えました。
どうやら秀房は私の管理物件か何かかと思ったらしい。
こんな話があった直後、あんな基地外をテレビで扱うとかどうかしてるなと素直に思いました。
というか、あんな危なっかしい奴をTVで使えるもんなのかなとも思っていました。
そんな話があった2か月後。
2015年8月24日。
BSスカパーの『BAZOOKA!!!137』で本当に秀房メインの番組が放送されてしまいました。
タイトルは「横山秀房~その男凶暴につき~」
北野たけし初監督作品の「その男凶暴につき」を採用するのは恐れ多過ぎる気もするが、横山秀房を一言で表現するにはこのタイトルしかないとも思うので、ある意味納得。
さっそくその狂気じみた放送内容を振り返ってみる事にします。
青森の先っちょに住む地下格闘家として紹介される秀房。
もちろん秀房本人も自分が格闘家だと自称した事はないし、そんな自覚すらないが、これはTV側があくまで視聴者に分かりやすく伝える為に「格闘家」として紹介されているに過ぎないので、本物の格闘家の皆さんは気分を害す可能性もありますが、あまり気にしないでいただきたいです。
人生はチャレンジです。
アナルに挑戦するつもりでご覧ください。
秀房のTwitterでの危険な発言がクローズアップされ、小藪氏が「結構危険な香りがしますよね。」と振り、真木蔵人氏が「書いてある事ヤバいでしょあれ!」と反応する。
テレビでお馴染みの面々が横山秀房を語る。
訳の分からない展開だ。
そして話はドキュメントタッチに。
レイザーラモンRG氏が案内人としてアポなしで青森の先っちょまで行って横山秀房に接触しようというのだ。
RG氏には直前で企画の趣旨と、秀房のヤバイ発言を知らされ、ドン引きする様子が流れていた。
ちなみに前回紹介した「アナルにチャレンジしましょう」もしっかり放送されていた。
民放と比較すれば多少放送コードは緩いとはいえ、ここは個人的に高く評価できるシーンである。
番組スタッフは語る。
「ここまで過激な発言を繰り返されてると取材していいレベルなのかどうかも分からない。」
それを聞き、表情が曇るRG氏。
ここで前回紹介した修行の様子や、マスゴミの歌を紹介されていた。
「でんでんでんぐり返って売国奴♪」
この下りで爆笑するRG氏。
ほのぼの感の強い「まんが日本昔ばなし」のエンディングテーマに「売国奴」という不穏ワード。
これは確かに笑うしかないが、秀房の表情は変わらない。
青森の先っちょの山中で強烈なマスコミ批判。
そう、俺たちの秀房は真剣に批判しているのだ。
忖度ゼロ。
真のマスメディアは秀房自身の事を指すのかもしれない。
外を歩く秀房の画が欲しいが、秀房は家から出てくる様子がない。
そこで、地下格闘技スタッフのふりをして秀房とコンタクトを取っていた取材スタッフは、特訓シーンの写真が至急欲しいと秀房に連絡を取る。
何故か雨が降っているという嘘を付く秀房。
単に外に出るのが面倒くさかった可能性があるが、バレバレの嘘に笑いを堪えるRG氏の姿が面白い。
何とか秀房を外に引っ張りだす事に成功し、神社で秀房にインタビューを敢行するRG氏。
改めてヤンキー、ヤクザが嫌いだという主張を繰り返す秀房。
ヤンキーは群れないと何もできないのに調子に乗ってる。
ヤクザはオレオレ詐欺で老人を騙しているのが気に入らない。
さらには北の将軍様を拉致したいと、相変わらずの秀房節である。
具体的に誰か戦いたい人はいるかと尋ねると、バッドボーイズ佐田氏の名前が出た。
RG氏が佐田氏と同期と言う事もあり、吉本の本社で2人を対面させることになった。
いきなり殴るとかやめてと念押しされる秀房。
どれだけ無法者だと思われているのだろうか?w
まずはRG氏一人で喫煙所で一服する佐田氏に「会わせたい人がいる。」と伝える。
ついにヤンキー嫌いの狂気デブとゴリゴリの元ヤン芸人が対峙する。
RG氏の紹介を受け、秀房が登場。
「誰?」
「誰?ってなるのは分かる!」
この時点で面白すぎるが、リアクションからして佐田氏は本当に何も聞いてないと思われる。
ズカッと佐田氏の隣に座る秀房。
「喧嘩が強いらしいってのを見た。」
「ヤンキーで本当に強い奴を見た事がない。」
「大体腰抜け。」
「ヤンキーの強さを知りたいから戦いたい。」
淡々と挑発的にまくしたてる秀房。
私は、この時点では生の秀房と対面した事がなく、実際に対面でどういうコミニケーションを取るのか分からなかったが、このやり取りを見て、とても驚いた。
秀房に聞いたところ、本当は普通に戦って欲しいと伝えるつもりだったそうなのだが、番組の意向で喧嘩腰で挑む事になったようだ。
※秀房もちょいちょいよく嘘をつくので、真相は分からないw
仮にそうだとしても、TV番組である以上、面白い画を求められるのは当然であり、秀房を煽るのは演出上ありだとは思う。
それにしっかり答えた秀房の行動が凄いと思った。
現在は丸くなったとはいえ、ゴリゴリのヤンキーだった佐田氏の隣にどっかり座る。
このムーブだけでも異様さを感じた。
普通の人間ならTVカメラの前で、しかも芸能人がいる場所であんな行動には出れない。
「ヤンキーが嫌いってだけで、別にお前になんかした訳じゃないじゃん?」
「何かあってムカつくんだったら言って」
とても大人な対応の佐田氏。
佐田さんごめんなさい・・・その基地外を派遣したのは私みたいなもんです・・・
「ヤンキーネタにして稼いでるけど、たいして面白くもない漫才やって、それがやっぱすげぇムカつく」
我慢を重ねる佐田氏の表情が面白い事になっているが、原因を作ったのは私でもあるので、あんまり笑えない(笑ってしまったけど)。
「こんだけ言われて全然カチンと来ねぇの?」
挑発が上手すぎる秀房。
言っておきたいが、秀房は器用な芝居が出来る人間ではない。
単に人に喧嘩を売る事に躊躇いが全くないのだ。
これは頭のどこかが何かが壊れてる人間じゃないと無理だ。
と、思ったが、壊れているのは初めから分かっていた事じゃないかと、秀房の行動にある意味納得する。
佐田氏は、「何でお前にそんな事を言われなきゃならんのじゃ!」と思った事だろう。
「35歳、地下格闘家自称、仕事してない。」
「これ、日本でいうと」
「クソ人間や!」
※日本じゃなくてもクソ人間だと思いますw
初対面だが、こいつに遠慮はいらんだろうと思ったのか分からないが、秀房に対し、ストレートに思った事をぶつける佐田氏。
佐田氏「礼儀がなっていない。敬語使え。」
秀房「ねぇんだって敬語。」
佐田氏「青森に敬語ねんかほんだら!?」
秀房「基本あんまねぇな。」
笑うしかない佐田氏w
さらにはちょいちょい裏拳を軽く当てて佐田氏をイラつかせる。
これでスイッチが入った両者は外に出て取っ組み合いが始まる。
割って入るRG氏とスタッフ。
RG氏の背中が真っ白になっているのが面白かったです。
※多分壁の塗料か何かが付いたと思われます。
さすがにお互い殴ったりはなかったが、取っ組み合い自体はガチっぽさを感じる。
ちなみにこの乱闘は秀房曰くガチだそうです。
個人的には、秀房はスタッフに煽られただけである意味全部ガチではないかと思っています。
そして後日ルールを決めて、改めて対決する事になる。
決着は生収録のスタジオでボディしばきあい対決で行われる事になった。
私自身、秀房と同じというのもアレだが、ヤンキーやDQNは好きな方ではない。
中にはいい奴もいるが、大体はウンコみたいな奴が多いというのが、私の抱いているヤンキー像である。
とはいえ、こんな事になってしまったのは私が原因でもあるので、佐田氏のボディに秀房パンチが入る度に申し訳ない気持ちにはなった。
結果は生放送中に決着が付かず、後日の放送でドローとなった事を知る。
お互いのボディを殴り合うという対決は、さすがにルール的に緩いという事もあって、グズグズの展開でスッキリした終わり方ではなかった。
しかし、秀房は佐田氏に対して「根性がある!」と一定の評価をしていたのが印象的でした。
「ヤンキーは嫌いだが、佐田は認める。」
要約すればこんな感じ。
何様だよw
とか思ったりもするが、まぁ秀房らしいといえば秀房らしい。
そしてTwitterで佐田氏は放送終了後に秀房に敬語の件で突っ込んでいました。
※秀房の初期アカウントは凍結しているので、佐田氏のツイートしか表示されてません。
どうやら敬語で挨拶したらしい。
まぁ青森に敬語がないというのは嘘ですからねw
放送された内容は以上です。
さすがにヤバイ内容だっただけに再度、番組側からのオファーがあったそうですが、秀房は番組側にギャラとして5億を要求した為、それ以降オファーは途絶えたという事だそうですw
ヒクソン5人分のギャラを提示する秀房は改めて狂ってるなと思ったが、この件に関しては私は好印象を抱いてしまった。
何故かと言うと、普通の人がこんな状況に陥ると、大体勘違いし、調子に乗って芸能人を気取ったりする可能性が高い。
しかし、秀房は全く乗らなかった。
あくまで自分は自分であろうとする事を選んだのだ。
地位も名誉も金もいらない。
喧嘩とアナルセックスがあればそれでいいのだ。
そういう意味ではある種の純粋さを感じるし、流されずに我が道を行く姿はかっこいいとも言えるかもしれない。
ちなみに番組からのギャラを何億で提示したか忘れてしまったので、改めて秀房にDMで聞いてみた。
5億は、単に吹っ掛けただけで、5千万なら妥協したという本音を聞き、やはり俗物的な面もちゃんとあるんだなと思いました。
ちょっと秀房をカッコよく言い過ぎました。
前言撤回します。
今回はこんなところですが、この記事を読んで秀房に興味を持ってTwitterでフォローしたいと思う方がいると思います。
正直言ってあまり推奨しません。
というか止めた方がいいです。
何故なら、奴は定期的にエログロ動画をリツイートするので、タイムラインが酷い事になるからです。
どうしてもフォローしたいのであれば、リツイートはオフにした方が絶対良いです。
だからといって安心は出来ません。
奴は自分のウンコ画像をアップする事もあるからです。
今回、この画像にPhotoshopでモザイク加工するのが、一番辛い作業でした。
基地外はフォローしないで遠目で覗くくらいが一番よいと思います。
おれはそう考えてる。
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