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わたしの海外旅行記 ベトナム編15


二ャチャンからバンメトートまではバスで約5時間ほどだったはず。
二ャチャンは良いところだったがぼったくられてからなぜかアウェイ感を感じて早々と移動することにした。


バンメトートはベトナムの中央高原地域に位置するダクラク省の省都。
人口は約30万人。

バンメトートに行く明確な理由は無く強いて言うなら象に乗るため。


エレファントライド。


バンメトートでは3ヶ所ほど象に乗れる観光地があるのだが、私が選んだ所は「ブオンドン村」。

バンメトートの市街地から車で1時間程度。

私はバンメトートに到着後、得意の街プラから始まりさてさてブオンドンまで何で行こうかなと思っていた時にある1人の女性に声を掛けてみた。


元モーニング娘の高橋愛似の歳は女子大生くらい。

エクスキューズミーと英語で声を掛けた後は翻訳アプリでベトナム語で会話。

私はバスでブオンドンまで行きたいのだがバスの乗り方が分からないので教えて欲しい。
私の予想というか妄想では彼女は学校帰り。
快く応じてくれた。

〇〇のバス停から〇〇のバスに乗って〇〇から〇〇へ。
そして〇〇で〇〇して〇〇を〇〇よ。

ってなんか工程が多いやん。

ん〜 と私が首を傾げていると彼女は「あっ、私の叔父がバイクタクシーの運転手をしているの。叔父に連れて行ってもらうよう今から頼んでみるわ。」
と言うと彼女は叔父らしき人と連絡を取りバイクタクシーを手配してくれた。
そしてその叔父との待ち合わせ場所まで翻訳アプリで会話をしながら歩く。
翻訳アプリの翻訳は結構ちぐはぐであまり会話が成り立たない。
アプリに日本語を打ち込んでそれをベトナム語に翻訳して彼女に見せる。
彼女は少しだけ首を傾げ何かを打ち込み私に渡す。
私は彼女の返信を見て少し首を傾げて会話を予想して答えを返す。
そんなやりとりをしていると待ち合わせ場所に着く。
「帰りはそこからバスが出ているのでそれに乗って帰るといいわ」
と彼女は最後まで親切に教えてくれた。

そしてすぐに叔父が来て私はその叔父のバイクに乗りブオンドンを目指す。
40分ほどで到着するらしい。
バンメトート市街を抜けると景色は田舎道。



そんな道を走らせているとガタンとバイクに異変が。




タイヤがパンク。

運転手は困りながらもバイクを押し始めた。

私もそれについて行く。

暑い。


とても暑い。

歩くこと10分
パンクが直せそうなところに到着。


運転手は少し苦笑い。

無事直って良かったね。


ブオンドンに到着すると彼にお金を払いお礼を言う。

彼と笑顔で別れる。

少し歩くと観光地化されたブオンドン村が広がる。

時刻はまだ午前中の早い時間なので飲食店やエレファントライドはまだやっていない。

お腹が空いた私は飲食店の前でメニュー看板を見ているが料理の写真が載っていなくてしかもオールベトナム語なので全く分からず。


目の前のメニュー看板を見ていると1人の若い男性が「どうしたの」と声を掛けてきた。

私は「お腹が空いていて何か食べたいのだがメニューが分からない」と言うと彼は丁寧に教えてくれた。

と言うかみんなとても良い人なんですけど。


彼は近くの売店で働いている。
彼におすすめを聞いて飲食店がオープンするまで彼の働く店でビールを買って飲みながら彼と雑談をしている。

彼は終始笑顔だった。


親切とはとてもさりげない。




そうこうしていると飲食店げオープンしたので早速入る。
竹づくりの落ち着いた店内で私は彼に教えてもらったものをオーダー。

胸やももに足の先まで入った鶏料理ともち米。
600円くらいでとても美味しかった。

彼に出会わなければこの美味しい料理出逢うこともなかったな。

「ごちそうさまでした。」



お腹も一杯になり象に乗ることに。

20分ほどのコースで700円。
象の背中に着いた椅子に座りゆらゆらと。


感想は、



象に乗ったよ。



その後私はこの施設付近から出ているバスに乗りバンメトートへ戻りフォーを食べて床に着きました。



と、かなりやっつけなバンメトート編でした。









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