gpt-4-turbo、gemini-1.5-pro-latest、 chat-bison-32k llama3-70b-8192とで記事要約を試してみた。
要約力比較
とある新聞記事の内容をテキストにして、要約するようにプロンプトした際の回答が以下の通り。
50文字程度にまとめてという指示に対して、一番近い値を示しているのはgeminiだった。llama3は一項目目は59文字と少しオーバー気味。(中身まではまだ添削しきれていない。)
記事本文(要約指示のプロンプト)
以下のテキストファイルを用意して、KingjoeBotを用いて各AIに要約文を作成させてみた。
ChatGPT(モデル:gpt-4-turbo)の要約文
- 2024年度の診療報酬本体は0.88%上げ、薬価は1%近く下げる。
- 全体の改定率はわずかにマイナスに設定され、国民負担の抑制は進まない。
- 診療報酬の改定は2年に1度行われ、医療の技術料と薬価に分かれる。
- 本体改定率の内訳は賃上げ分0.61%、食費引き上げ0.06%。
- 政府は介護報酬もプラス改定し、介護現場の賃上げを後押しする予定。
会話数(3)
Gemini(モデル:gemini-1.5-pro-latest)の要約文
## 診療報酬改定の要約
* 本体部分は0.88%増、薬価部分は1%減で、全体ではわずかにマイナス改定となる見込み。
* 本体部分の引き上げにより、国民負担の抑制は進まず、医療費は増加する見込み。
* 医療従事者の賃上げを目的とした引き上げだが、財務省は難色を示していた。
* 介護報酬も引き上げられる見通しであり、社会保険料の負担が増加する可能性がある。
* 医療費の増加は、少子化対策の財源確保にも影響を与える可能性がある。
会話数(4)
Google Vertex AI(モデル:chat-bison-32k)
- 診療報酬本体の改定率は0.88%増で、医療従事者の人件費などに充てられる。
- 薬価は1%近く引き下げられ、全体の改定率はわずかにマイナスとなる。
- 本体改定率0.88%のうち、薬剤師や看護師、看護助手などの賃上げ分で0.61%、入院患者の食費の引き上げに0.06%をあてる。
- 診療報酬全体の改定率が0%でも医療費は8800億円増える見込みで、保険料で4400億円、患者が医療機関で支払う金額は1100億円増える。
- 政府は24年度に同時改定する介護報酬の改定率もプラスにする見通しで、人材流出に歯止めがかからない介護現場の賃上げを後押しする。
会話数(5)
Groq(モデル:llama3-70b-8192)
以下は、要約対象の文章を5つの箇条書きにまとめたものです。
• 診療報酬の本体部分の改定率を0.88%とする最終調整に入った。医療従事者の人件費などに回る部分の改定率をプラスにする。
• 薬剤費など「薬価」部分は1%近く引き下げ、全体の改定率をわずかにマイナスにする。国民負担の抑制が進まず、医療分野の歳出改革が不十分になる恐れがある。
• 診療報酬は病院や診療所が公的医療の対価として受け取る収入にあたり、医療費の総額を示す。診察料や入院料など医療の技術料にあたる本体と薬価に分かれる。
• 政府は24年度の診療報酬全体の改定率が0%でも医療費は8800億円増える見込みだ。このうち保険料で4400億円、患者が医療機関で支払う金額は1100億円増える。
• 政府は24年度に同時改定する介護報酬の改定率もプラスにする見通しだ。人材流出に歯止めがかからない介護現場の賃上げを後押しする。
会話数(2)
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