第8回PDCレポート
こんにちはkinghaloです。今回は、先日行われたPDCのデータのまとめが終了したので公開したいと思います。
PDCってなんぞや?という方に簡単に説明させていただくと、「デュエリストカップ前に数十人規模で勝敗付けながら無限にルームマッチをやってデータを合体させれば環境把握が完ぺきにできるんじゃね?」という試みです。
よくある大会データなんかだと分布や勝率と言っても多くて128人、数十試合程度なものですが、今回のPDCでは2000試合以上のデータを基にして詳細なレポートを作成しています。
そもそもデュエリストカップのためのレポートを作る目的で開催していますから、トーナメント形式の大会のおまけとしてのレポートとは質、量ともに大きく違います。
レポートでは各テーマの詳細な対面勝率の他、優秀な成績を収めたデッキのレシピを全て掲載している上、入賞デッキ毎の詳細な試合データも別途まとめています。
また今回はR-ACEと炎王スネークアイという2強デッキがその拡張性の高さから構築のバリエーションに非常に富んでいるため、この2デッキの採用札による勝率への寄与を詳細に纏めています。
主催者である私はPDCのデータを生かして2度、世界100以内に入賞することができました。
また、第二回のPDCでは参加者の中から金アイコンが誕生しましたし、その際に使用したデッキも掲載されていました。
さらに、毎度のPDC参加者や購入者の中から複数の銀アイコン獲得者も排出しています。
また、デュエルリンクスにて行われている同様の取り組みであるPKCでは参加者の中から毎回世界10位以内、100位以内を排出しています。
実際にどのようなものなのかを詳しく知りたい方のために、以前のレポートを公開しておきます。過去のPDCでは非常に精度の高い環境予想ができていることがわかると思います。
分布
分布はこのような形になりました。圧倒的炎属性環境です。1年ほど前からのOCGの流れに習って現在のMDは炎属性激推し週間真っ最中なので当然の結果といったところです。
シェアの半分以上を炎属性デッキが占めています。
どのデッキにもワンチャンスある環境ではあるのですが、炎系デッキのとっつきやすさと比べ、前環境から引き続き続投されているデッキたちはある程度の練度が必要な所謂”職人系デッキ”であるため実際のデッキパワーよりもシェアを落としている印象です。
シェアの半分以上を同系統のデッキが占めているのでメタが嵌りやすい環境ではありそうですし環境クラスのパワーを持ったデッキが多いので、今回はデッキ単位でメタがハマる当たりデッキが存在していてもおかしくはありません。
これだけ多くの人に選ばれている炎系デッキのスペックはどれほどのものなのか?また隠れ当たりデッキは存在するのか?詳細なデータから紐解いていきましょう。
これから下で公開するデータの数値についてですが参加者の入力ミス等によりデータに錯誤が生じている場合があります。
±3%程度で目安として見てもらえればと思います。
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