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第4回PDCレポート
こんにちはkinghaloです。今回は、先日行われたPDCのデータのまとめが終了したので公開したいと思います。
PDCってなんぞや?という方に簡単に説明させていただくと、「デュエリストカップ前に数十人規模で勝敗付けながら無限にルームマッチをやってデータを合体させれば環境把握が完ぺきにできるんじゃね?」という試みです。
よくある大会データなんかだと分布や勝率と言っても多くて128人、数十試合程度なものですが、今回のPDCでは1500試合近くのデータを基にして詳細なレポートを作成しています。
そもそもデュエリストカップのためのレポートを作る目的で開催していますから、トーナメント形式の大会のおまけとしてのレポートとは質、量ともに大きく違います。
レポートでは各テーマの詳細な対面勝率の他、優秀な成績を収めたデッキのレシピを全て掲載している上、入賞デッキ毎の詳細な試合データも別途まとめています。
また、今回はティアラメンツ一強環境であり、その構築や採用札が多岐に渡ることが予測されるため、ティアラメンツの採用札による勝率の有意差を詳細に解析しています。
主催者である私はPDCのデータを生かして2度、世界100以内に入賞することができました。
また、第二回のPDCでは参加者の中から金アイコンが誕生しましたし、その際に使用したデッキも掲載されていました。
また、デュエルリンクスにて行われている同様の取り組みであるPKCでは参加者の中から毎回世界10位以内、100位以内を排出しています。
実際にどのようなものなのかを詳しく知りたい方のために、前回のレポートを公開しておきます。過去3回のPDCでは非常に精度の高い環境予想ができていることがわかると思います。
分布
![](https://assets.st-note.com/img/1684704594205-RnzjXn9wsT.png?width=1200)
※現世と冥界の逆転と墓守の罠を採用しているティアラメンツをイシズティアラ、それ以外をティアラメンツと定義しています。
この記事ではその定義のもとでデータを解析していきますのでご確認のほどよろしくお願いします。
イシズティアラメンツでなくてもイシズ系カードは使用されています。
分布はこのような形になりました。ティアラメンツ、イシズティアラ、烙印ティアラを併せたシェア率はなんと脅威の73%!
完全にティアラとその他しか世界には存在しません。ティアラしか勝たん。
遊戯王史上最強テーマとの前評判は大袈裟ではなく、本当に一強環境です。他のカードゲームでこんなシェア率を叩き出せば即日ナーフされそうですが。ここまで分布が偏るのであればメタデッキを使いたいと思うのがカードゲーマーの性だとは思いますがこれほどのシェア率を許してしまうくらい他のデッキはノーチャンスなのでしょうか?また、この大ティアラメンツ環境で使用するべきティアラメンツの構築の最適解はどのようなものなのか?データを解析しながら紐解いていきましょう。
これから下で公開するデータの数値についてですが参加者の入力ミス等によりデータに錯誤が生じている場合があります。
±3%程度で目安として見てもらえればと思います。
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