WCS2019データのまとめ
みなさんこんにちは。kinghaloです。WCSの結果はいかがだったでしょうか?目標を達成できましたか?僕は盛大に散りました。散った方もうまくいった方も反省と復習は早めにおこなったほうがいいですよね。むかし先生によく言われていました。鉄は熱いうちに打てと。宿題は早くやらないといけませんね。
ということで今回のWCS予選で取得したデータを纏めておきます。反省や今後の大会やリーグ戦にお役立ていただければと思います。
なお、今回のデータ集計にはバギー海賊団の精鋭10人ほどに協力していただきました。
総データ数6177件、参加者の平均DPは64000です。
海賊はじつは精鋭揃いなのです。皆さん覚えておいてください。
今回はあとがきに元データ的なのをつけています。売上で海賊の身内試合でもして協力してくれたみんなに還元しようかなと思っています。よかったらよろしくおねがいします。
さて、前置きが長くなりましたが始めていきましょう。
分布
1、総合分布
その他をパラサイトにしているのは趣味です。他意はありません。
本当に群雄割拠でしたね。
僕がWCS前に必死に回して1万字の壮大な文章を残したメタファイズの分布は2%でした。僕も使っていません。悲しいなあ。
それでも素晴らしい内容だと我ながら自負しているので暇な方は読んでみてください。せっかくなので。
コアキネオスが最大分布なのは確定ワンキルの存在からある程度誰が使っても勝率が保証される点が好まれたからでしょう。
WCS中は僕も奴らのことを猿と罵っていましたが恐ろしいワンキル率を誇るデッキでした。回転率も魅力でしたね。
誰が使っても勝てる系デッキというのは嫌われがちです。いわゆるチンパン系デッキのことですね。しかし、実際に自分が回すのとチンパンジーが操作するのとでは大きく勝率が変わります。
猿と言われながらも最大限人間であろうとすることが大切なんだと僕は思います。
まとめると◯ねマキシマム。いい加減にしろ。以上です。
次点で多かったのはサブテラーでした。やはり先攻戦士決戦というイカれた盤面を22%で引ける点が壊れていましたね。
仮に引けなくてもお魚カナディア底なしで終わり!はあ。
コアキネオスの方がヘイトが溜まっている気もしますがこっちも相当ですね。
ただ、やはりコアキネオスよりは煩雑なプレイングが絡む点、回転率の低さからトップシェアとまでは行かなかったようです。個人的には一番強かった気がしますがそのあたりは後述します。
戦士は規制されて死ぬために生まれてきたカードだと感じます。そうかんがえるとすこし可愛そうな気もしますがさっさと◯ね戦士。以上です。
この後は青眼、古代、六武衆の順にシェアが続いてきます。青眼は開幕前はトップシェアだと予想されていましたが蓋をあけるとサブテラーとネオスコアキのしのぎあいの割を食って沈んだと言ったところでしょうか。
後述しますがサブテラーに対しての勝率がどうしても安定しなかったのでしょう。
◯んで欲しいカードを強いてあげるならスナイプストーカーでしょう。
古代はサブテラーに強くでられる点が魅力で且つ環境に蔓延しているクリボールが腐る点が評価されてのランクインですね。しかしコアキの暴力をまともに受けてしまう点で分布を伸ばせなかったのだと思われます、
みなさんが嫌いなのはリアクターでしょうか?真に憎むべきは街だとぼくはおもいます。はあ。
六武衆も一定数存在しました。やはり前回の環境トップは伊達ではありません。使用キャラクターを仮面やクロノスにすることで使用テーマを偽装してくるあたり地雷感が高いです。星遺物を巡る戦いという友達も新しく増えました。最上位勢には六武衆が多いことから今回のセレブコアキ枠だったのでしょう。腹の立つカードが多すぎてどいつに◯んでもらえばいいかわかりませんね。まとめて◯ねといったところでしょう。
最後に真紅眼。こいつは序盤は息を潜めていましたが突然弾けました。最新型のワイルドマンですね。ガーディアンの力という親友を身に着けて環境を荒らしまくった悪魔です。後述しますが総合的な分布では少なく見えますが後半は恐ろしいスピードでシェア率が上昇しています。はあ
2、分布推移
6時間毎のシェア率の推移をまとめたグラフです。少しこのまま見ると小さいかもしれないので保存して拡大して見ていただければと思います。
後半になるにつれて脱落者が増えているため信頼度は多少落ちます。
まず目につくのは真紅眼のシェアの爆発的な増加でしょうか。初日は10%以下に収まっていたシェア率が最終日には15%を超えています。これは完全に環境が変化したことを示しています。ここで溶かした方も多そうです。僕ですね。はあ。
また、青眼のシェアが徐々にへっていることにも注目ですね。
逆に終盤はネオスコアキに偽装できることで勝率が伸びたように感じます。
そして、おもしろいことに青眼と古代のシェア率の変化に相関が見られます。
毎日午前2-7時に古代が増えて青眼が減っています。おそらく日本人に青眼の使用者が多く、海外勢は古代を好んでいたためですね。
サブテラーとネオスコアキのシェアが徐々に増えているのは青眼から乗り換えるプレイヤーが多かったためですね。
対面勝率
対面勝率も添付しておきます。なお、10人の参加者のデータから抽出しているため多少の偏りは見られると思われます。しかし、参加者の平均DP(64000)を考えるとある程度信頼できるのかなと思います。
使用者による実力による補正がなるべく反映されないように逆対面もデータとして使用しています。そのためおよそ純粋なテーマ毎の勝率が算出されているはずです。また性質上ミラーの勝率は必ず50%になります。
こうしてみるとやはりテーマ的な強さはサブテラーが一番のようですね。
真紅眼に関しては途中で現れたガーディアン構築ではなくその前に流行っていた構築もデータに加わっているため実際より勝率は落ちていると思います。
コアキネオス、基本的にどのデッキにも負け越しているのはやはりシェア率が高いためにあまり言ってはいけない気がしますが人間であろうとする努力を怠っている人も多かったのかなーと言う点と、データ集計に携わっていたメンバーが基本的にコアキを落とさない構築とプレイを徹底していたと考えられる点が挙げられます。
基本的にトップシェアはメタの対象になってしまうのも原因ですね。
このデータはDリーグなどで戦略を練る際にお役立ていただければと思います。
テンプレ構築
この章では今ではなくもっと後になって見たときにあのときはこんな構築だったなーと思いを馳せるための章です。適当にそれっぽい構築をメモ代わりに載せておきます。
いままでのKCって振り返ろうとしたときに具体的な構築ってあんまり残ってなくて探すのに苦労するんですよね。
そんなときのために残しておきたいなと。追加していきたいんでこんなんも入れとけばいいんじゃない?って構築とかあったらおしえてください。
まとめ
はい、というわけでWCSのまとめでした。
とりあえずこれで今シーズンも終わりですね。キリもいいですし辞めていく人も多そうですね。有名プレイヤーや僕の友人にも何人か引退者がいます。
逆に最近新しく参入してきて活躍されている方も多く見られます。
昔に比べるとほんとうにみんな強くなりました。一筋縄では勝つことはできないですね。
新規参入するひとがきちんと存在するっていうのはゲームとして健全な証拠なのでまだ当分はリンクスも安泰だとは思いますが。
自分自身、どちらかというと過去の人です。
アジア1位でイキリ散らかしてからもう2年半ですからね。
でも、ずっと同じゲームを続ける必要もないし、残るもやめるも自由なわけです。僕だって何回もやめようかなと思ったことがあります。今だって悔しくてやめたいです正直。はあ。だからこそやめられないんですけどね。
でも、もし辞めてしまってもこのゲームで頑張った経験というのは一生残るわけで、大したことのないブログではありますがそういう人がこのときの自分を振り返るきっかけがあったほうがいいなと思っているので、このゲームを続けるうちはこういった環境考察を残していきたいなあと思います。僕も自分の書いた文章を恥ずかしくて死にたい思いをしながら読み返すときがいつか来るのでしょう。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。悔しさや達成感を糧にして次回もがんばりましょう。やっぱり遊戯王は辞められねえぜ。
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