【配信したい人必見】5年間のゲーム配信経験から解説する本当に必要な配信機材まとめ
どうもこんにちは、kinghaloです。
おかげさまでYouTubeで真面目に配信を始めてから5年が経ちました。
一応専業で数年間配信で生きて行けているので(登録者約2.5万人)(本当は2.4万人です。盛ってます)、自分の知見も配信をやってみたい誰かの役に立つんじゃないかということで配信用の機材とか諸々を纏めてみようと思います。
特にマスターデュエルの配信をやってみたいと思う人は参考にしてね。
本当はボーナスの時期にアフィリエイトを設定した記事を書いたら儲かるんじゃなかと思って書き出したんですけど設定方法がめんどくさくて挫折したので特にアフィとかそういうのはないです。
全文心からのおすすめグッズたちです。
ハード編
マイク
ゲーム実況において最も大事な機材はなんでしょうか?
高性能なPC?綺麗に映るカメラ?いいえ違います。マイクです。
実況に必要なものを紹介する場合にまずPC本体から入る奴らは全員アフィリエイト狙いの嘘つきです。まずは良いマイクを買いましょう。
実況初心者用にと安いマイクを勧めているサイトは悪質なエアプフィッシング詐欺なので二度と参考にしないように。絶対に良いマイクを買いましょう。
世の中には顔を映さずに実況している人は沢山いますが声を載せずに配信している人はいません。仮にいたとしてその人は恐らく有名ではないでしょう。
ゲーム実況において声は顔よりも視聴者にとって重要な要素です。
配信画面の画質が2000年代のニコニコ動画よりガビガビだったとしても聞いていられる音質と内容なら視聴者はつくと思いますが、どんなに高画質でおもしろい配信をしていても音質がガビガビで聞き取りづらければ視聴者は離脱します。
みんなにもきっと配信者の音声がキモくて離脱した経験があるはず。俺にはある。
かならず良いマイクを買いましょう。
というわけで自分が使ってきた良いマイクを2つ紹介します。もし推しの実況者の音質が気になる場合はこれを勧めてあげてください。
上が今使っているマイクで下が昔使っていたものです。
良いマイクといっても2万円くらい出せば充分です。
リスナー情報では上のマイクに変えた日に声が良くなったというコメントが複数来たんで高いやつのほうがちゃんと音がいいっぽいです。
いろんなメーカーから似たような値段のマイクが出ていますがたぶんどれもそこまで変わらんはず。たぶん。
HyperXのマイクは虹色に光るのがとてもかっちょいいのでおすすめです。あとあのウメハラダイゴも使っています。
このかっこ良さがわからない人用にちゃんと光らない設定も用意されているので安心ですね。
どちらのマイクもUSB接続でPCと繋げばすぐに使用できるので追加で機材を買う必要はありません。ここがおすすめポイントです。
ファンタム電源を使うマイクとオーディオインターフェイスを組み合わせるパターンもあるのですが(よく紹介されている)、ぶっちゃけマイクの音量バランス等はPC側で設定すればなんとでもなるのでオーディオインターフェイスの必要性を感じたことはないです(登録者2.5万人調べ)
USBマイクがしょぼかった時代のちょっと古い時代の情報なのかなと思います。
インターフェイスは買わずにマイクの性能に投資しましょう。
パソコン
4年ほど前にドスパラで10万円強くらいで買ったミドルスペックのパソコンをコツコツ強化しながら使っています。そろそろ買い替えたい気持ちもあるけどあんまり不満もないし後2年くらいは使いそう。
たぶんあんまり重くないゲーム(具体的に言うとマスターデュエルやストリートファイター6)を配信するなら10~15万くらいのパソコンでお釣りが来ます。
20万円以上するパソコンはもっと本格的な3Dゲームをしない限りは必要ないです。今度出るモンハンの実況をしたい人は残念ながら30万用意しよう。
いちおう今のPCのスペック解説
CPU:Ryzen7 5800X 約30000円
旧世代のRyzenの中だとまあまあ強いやつ。途中でCPUを交換しました。
いちおうリンクは貼ってるんですがちょっと古いCPUなんで今から敢えてこいつを買うメリットはあんまりないです。
3~4万円台のCPUが載ったパソコンを買えば快適にゲーム実況ができるよと覚えておきましょう。
メモリ:64GB 約15000~30000円
リンクは値段感の参考がてら引っ張ってきたんですが使っているPCによって対応してるかどうかがあると思うので各自で調べてください。
メモリは当初16GBだったんですが64GBに増設しました。
16GB→64GBの恩恵は凄まじく、配信や編集なんならちょっとネットを見るだけでもとんでもない速度の変化を感じられるほどでした。
メモリ16GB以下のPCを使っている人は配信をするしないに関わらず今すぐ増設しましょう。
なんかカッコいい外装がついたメモリは無駄に高いんですが安っぽい見た目のやつは本当に安いんで高級な32GBのメモリを買うなら同じ値段で安っぽい64GBのメモリが買えるんで64GB狙いましょう。
本当に速さに拘るならクロック数とかも大事になってきますが金額をクロックよりも容量に振るほうがコスパがいいです。
グラフィックボード:GeForce RTX 2080 SUPER 約50000円
ちょっと古いんですがスペック的にはRTX4060とおんなじくらいです。リンクは新しいやつ。たぶん50000円くらいで買えるはず。
これは本質情報なんですがまともな画質でPCゲームの配信をするためにはグラフィックボードは必須です。
グラボなしで配信する方法みたいな解説サイトが世の中に存在しますがあれは全部配信してないやつが書いてる嘘です。
グラフィックボードの描画機能を使わないと配信ソフトの設定をどうあがいても高画質にできないからです。
FPSやらの激しいゲームをやらない場合はそんなに強いカードが必要なわけではありませんができればRTX4060(4~5万)、金額が厳しい場合はコスパの悪さには一旦目をつぶってRTX3060(3.5万~)らへんが載ったPCを選びましょう。
APEXくらいなら自分のグラボでも配信できたんでFPSでも最高画質を狙わなければこのくらいのスペックでも大丈夫なのかも。
残念ながら本人のスペックがAPEXに耐えられなかったので深く検証はできていません。FPSはぜんぶクソゲーです。
SSDの容量とかそのへんは配信に関係ないので割愛しますが、僕は配信に関係ないからという理由でSSDの容量をケチった結果非常に後悔しているのでみんなにはぜひ1TB以上のSSDを選んで欲しい。普段使うゲームとか編集ソフトを入れるだけでCドライブが溢れてしまうストレスはやばい。
予算感としては自作するならCPU3万+グラボ4万+メモリ1.5万+その他2万の10万ちょっと、自作せずに買う場合はそこに諸々乗って15万くらいって感じでしょうか。
配信に耐えうるノートPCはコスパがあまりにも悪すぎる(デスクトップの倍想定)ので港区勤務以外はいったんやめときましょう。ゲーム実況をしたいなら家にデスクトップPCを置くスペースくらいは頑張って作りましょう。
浮いたお金で良いマイクを買おう。
モニター
本当になんでも良いと思います。自分の快適さに金をかけるよりも良いマイクを買ったほうがいいので。
ただ、あまりに画質が悪すぎるモニターを使ってしまうと、世間の人が使うモニターとの色の見え方にギャップが生まれてしまうせいでサムネの発色がキモいことに気がつけない危険性があるかも。
とはいえスマホで再確認すればケアできる気もするし節約してマイクやPCに予算を回しましょう。
一応自分の使っているやつです。デュアルモニター派閥なので同じのを2枚使っています。
違う種類のモニターでマルチモニターを構成すると微妙な発色の違いで頭がおかしくなるのでマルチモニターを必ず同じモニターで構成することをおすすめします。
配信を始めたばかりの頃はシングルモニターで作業を行っていましたが、1画面にコメントビューアーとゲーム画面を表示するのはかなりきついので本格的にやるならサブモニターはあったほうが良いと思います。配信中にウィンドウの閉じ開きをする必要がなくなるので実況しながらコメントをBANしたりするのがストレスではなくなります。
キーボード&マウス
キーボードはレーザーのピカピカのやつを使っています。
ついてたらかっこよくて嬉しいかなって理由でリストレストと音量調節用のダイヤルがついているやつを買ったんですが、両方買ってから2年間1度も使ってないんでなくていいです。リストレストに至っては邪魔すぎて届いた当日に外しました。
ついてないやつはその分安いんでそっちのほうが良いですね。
ちなみに高いキーボードを使った感想は、光っているな、です。
マウスもレーザーのものを使っています。以前はロジクールのものを使っていたんですが、2回とも1年弱で左クリックがチャタリングを起こしてだめになったのでレーザーに乗り換えました。乗り換えてからは何も起きていないんで今後はレーザーかなといった感想です。
編集やゲームでマウスを酷使する人にはレーザーのほうが信頼度が高いのかも。
キーボードは極稀にnoteなんかを書くとき以外真面目に使いませんが、マウスは毎日使うんで良いやつを買っても損しないなと感じています。たまに安物を使うと使いにくくてまともに操作できない。
webカメラ
どうせ配信するならということで、それなりにいいヤツを使っています。
高いだけあってフルHDに引き伸ばしても余裕で耐えうる画質をしているのですが、被写体側が引き伸ばしに耐えられないので普段はワイプ用として運用しています。
たまにリアルカードの開封をするときなんかにも使えて便利です。
![](https://assets.st-note.com/img/1735146052-bfjITDpESR6uJ2wrAQq5yZxi.png?width=1200)
ちゃんとカードのテキストも読めるし必要充分です。
高画質なワイプ用カメラを求めるのであればこいつは結構最適解だと思います。
女性配信者はもっと画質の良い一眼レフまでいっときましょう。
一応なんですがwebカメラだけでは画質的には不十分で、かならず撮影用の照明もいっしょに揃えましょう。
ただwebカメラに映すだけでは画質が暗く、どんよりしたイメージになってしまいます。
Web会議をするとなんか相手がキモく見える現象の原因はだいたい照明が足りていないからです。
よく仕事でweb会議をする人にも印象を良くするために導入をおすすめします。
こんな感じのUSB接続できる小さなライトでもwebカメラ用であれば充分でした。僕の顔もフルHDには耐えられませんでしたがワイプには耐えられる程度の明るい印象のある写りになれました。顔は変えられないけど印象は変えられます。
ソフト編
配信ソフト
StreamLabs
配信にはStreamLabsを使用しています。配信ソフトの有名どころはOBS Studioだと思うんですがStreamLabs中身はほぼ同じでOBSよりもUIがちょっとわかりやすいくらいの違いだと思うんでどっちでも良いと思います。
OBSだと自力で追加しないといけない機能がけっこう最初からついてて設定が楽なのがメリットですがOBSよりちょっと重いらしい。雑魚PCを使う場合はOBSの方が良さそうです。
一応配信設定を載せておきます。この通りに設定すればまあまあきれいな画質で配信できるかも。
![](https://assets.st-note.com/img/1735147036-QLJsczoGqnuWj56e0VaEK9TF.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735147036-KiM0ylRH4VCQOczJrm7DoNWu.png?width=1200)
ついでにStreamLabsやOBSにはマイクのノイズ処理機能がついているのでこっちも設定を載せておきます。
マイクのフィルター機能を使うとノイズや音飛びを抑えることができ高音質な配信をすることができるので設定することを強く強くおすすめします。
配信音質にだけは妥協してはいけない。
![](https://assets.st-note.com/img/1735147265-0PZKA6I8NnCfrpbcEXeaBUtM.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735147265-ScY9GKjw5Xfy0I8oi13MgupF.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735147265-0n8CUMe7dsPcqAzoEbXIW6mB.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735147265-EYGCJAPflDs3mvd6aUOqTXBp.png?width=1200)
フィルターの順番もこの通りにしてください。まずノイズ処理をした綺麗な音声を増幅する必要があります。
各自の環境によってフィルターの強度は変わると思うのでしっかり詰めましょう。
ゲインに関しては、普段の喋り声で喋ったときに大体マイクの音量バーが黄色~赤らへんになるギリギリまで上げましょう。大きすぎてもだめですが、小さすぎると何やねんこいつキモっと思われて一瞬で離脱されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1735147489-zGRK75hqT03oarFtQvjMgsJ6.png)
コメントビューアー
わんコメを使っています。公式サイトにいい感じの解説がありますが面倒くさい設定をしなくても配信画面にいい感じの透過コメビュを表示できます。
配信画面にコメビュは表示したほうが見栄えが良いので是非使いましょう。
編集ソフト
現在はAdobeのPhotoshopとpremiere proを使っています。月額7780円!高すぎる!!!!
正直値段に見合ったリターンがあるかと言われると微妙で、いきなりこんなん使わなくても問題ないと思います。無料のソフトよりちょっと仕上がりが良いなーくらいです。散髪屋に顔剃りが付いてるかついてないかくらいの差な気がします(俺の活動方針だと機能を使い切れていない可能性大)。
前に使っていた無料だったり安いソフトも一応紹介します。
画像編集
GIMP
無料で使えて機能もてんこ盛りです。歴史のあるソフトなのでわからないことがあった時に検索すると先人たちの知見が大量に出てくる点も扱いやすいです。マジで画像編集はAdobeなくてもいいと思う。
動画編集
動画編集ソフトに関しては無料だとちょっと大変な気がします。
AviUtlやゆっくりムービーメーカーが無料ソフトとしては有名ですが個人的には扱いづらすぎて日常使いに耐えられなかったです。でも使ってる人いっぱいいるし頑張ればきっとできるはず。
サブスク版に以降するまではpowerdirectorを使っていたのですが(キャプボとかPCとかに激安クーポンが付いていてめっちゃ安く買えた)、どうせサブスクするならAdobeにすんべと言うことで乗り換えたのであんまりおすすめできるものがないです、申し訳ない。
まとめ
というわけで配信機材を纏めてみました。本当はアフィリエイトをするつもりだったんですが当初の目的を見失ったので完全に怪文書になってしまいました。
とはいえ、現在使っているものは個人的には結論構築なので配信している、したい人みんなにおすすめできる良いものだと思うのでぜひ参考にしていただければ。
めっちゃ参考になったらアフィリエイト代わりのスパチャお待ちしてます。
とりあえず良いマイクを買おう。