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「僕、英語できますよ」ポルトガル人の男の子が助けてくれた、の巻。

去年、10歳くらいの男の子に助けてもらった。

ポルトガルのポルトのカンパニヤ駅は、本当に困った。駅が2つに分かれていることが分からなかった(本当に、要注意)

電車の搭乗まであと20分。駅の看板は分かりづらく、

駅は本当に広かった。

重いスーツケースを持ちながら、道行く人に

「9番のプラットフォームは、どこですか?」

を聞いたが、分からない、という。

その時、ポルトガル人の7歳ぐらいの男の子が

話しかけてきた。

「僕、英語できます。お手伝いしますか?」

外国人の私が困って、いろんな人に話しかけているのを

見てたんだろう。

私は一瞬、ひるんだ。

ヨーロッパの駅によくいる、ジプシーの子がお金をせびるもの、ではないか、と。

でも、話を聞くと、彼は善意で

困っている外国人を助けようとしてくれた。

限られた単語だったけど、道行く外国人を助けようとしていることは、分かった。

そういう姿勢、いいと思うな!!

「助かったよ、ありがとう!!」と言ってお別れする。

私は、何度もこの地で助けてもらう。

あちらから、声をかけてもらったこともある。もっと、困っている外国人を助けよう。

この少年のように。

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