ITエンジニア基礎 暗号化テクノロジー#13
photo:https://trustlogin.com/sso/
ユーザがシステム利用時に最初に認証が必要となるが、複数のシステムを使う様なケースで都度認証を行うと非効率である。また、システムにより異なるセキュリティポリシーのパスワードを人間が全て記憶するのは困難で、メモ書きなどを行ってしまうと紛失した場合のリスクも高くなる。
はじめに~シングルサインオン
今回紹介するシングルサインオンは、前述する問題を解消する為に、ユーザ認証を一度だけ行うことで、許可された複数のサーバへアクセス可能となる認証技術である。
シングルサインオン~Cookie型
サーバー認証の為の情報を生成し、クライアントに送信する。他のサーバへはこの認証情報を自動的に送ることで、認証を受け取ることができる仕組み。
参考HP
シングルサインオン~リバースプロキシ型
ユーザはリバースプロキシサーバにアクセスし認証を受ける。ユーザはこのリバースプロキシサーバを通じ他のサーバにアクセスする為、各サーバの認証はリバースプロキシを使ったシングルサインオンでは、ユーザ認証においてパスワードの代わりにデジタル証明書を用いることができる。
参考HP
シングルサインオン~SAML型
アプリケーション連携を行うためのXML仕様。利用するサービスがSAMLに対応しているば、HTTPなどを用いて複数のサービス間で認証情報が自動的にやり取りできる。
参考HP
最後に、
システムにアクセスする場合に、ネットワークを通じて認証するが、その裏で様々な仕組みや工夫が実施されている。ユーザ認証ひとつを例にしても様々な方式がある事を改めて感じた。
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