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KILLAH KUTSを見た感想

KILLAH KUTSとは

 「水曜日のダウンタウンの演出を手がける藤井健太郎が贈る、ヤバい&見たことないを詰め合わせたオムニバス作品」と紹介されている。アマゾンプライムで配信されており、全4話構成となっている。
 各回は繋がっていないので、自分の興味のあるものだけ、あるいは好きな芸人が出演しているものだけでも見ることができおすすめである。
 地上波では放送できないような内容が詰め込まれており、筆者としてはとても面白く見させてもらった。各回の感想について書いていく。
※一部ネタバレを含みます。

1.スポーツスタンガン

おすすめ度 ★★★★☆

司会:設楽統(バナナマン)
出演者:日本一おもしろい大崎(ちゃんぴおんず)、ショーゴ(東京ホテイソン)、谷拓哉(パンプキンポテトフライ)、みなみかわ、津田篤宏(ダイアン)、山根良顕(アンガールズ)、みちお(トムブラウン)、お見送り芸人しんいち

 全8人の芸人がトーナメント方式で1対1でスタンガンを持ち、リングの中で戦うというものである。当然地上波では放送することができないが、そのような過激なお笑いを配信できることがネット配信の強みである。芸人たちの裏切りや狡猾さなどに注目して見ていただくと面白いと思う。特に大崎からは勝つためには何でもするという気迫や人間味が感じられ、非常に面白かった。

2.麻酔ダイイングメッセージ

おすすめ度 ★★★☆☆

司会:伊集院光
出演者:芝大輔(モグライダー)、ともしげ(モグライダー)、サーヤ(ラランド)、ニシダ(ラランド)、みなみかわ、お見送り芸人しんいち

 またしてもみなみかわとお見送り芸人しんいちの登場である。今回は病院のなかで起こる殺人事件に対して被害者と警察側に分かれて捜査をしていくという流れである。なお、被害者は犯人に殺される際に、麻酔を打たれ、眠るまでの約1分の間にダイイングメッセージを残し、それをもとに警察側が捜査をするということになっている。個人的にはラランドが好きでサーヤとニシダの掛け合いをもう少し見たいという気持ちもあったが総合的に見て面白かった。

3.右翼左翼レース

おすすめ度 ★★☆☆☆

司会:カズレーザー(メイプル超合金)
出演者:井口浩之(ウエストランド)、河本太(ウエストランド)、岸大将(きしたかの)、高野正成(きしたかの)

 今回は街で知らない人に右翼か左翼かを聞き、右翼なら右折、左翼なら左折を繰り返しゴールである東京タワーを目指していくというものである。2チーム(ウエストランド、きしたかの)に分かれてレースを行っていく。筆者はきしたかのが好きで応援していたので結果は残念であったが非常に面白いものを見させてもらった。

4.童貞人狼


おすすめ度 ★★★★★

司会:森田哲矢(さらば青春の光)、東ブクロ(さらば青春の光)
出演者:佐々木ニイミ(しどろ・もどろ)、午前二時鈴木、よこち(ゴールドヒットマン)、白石誰からも愛されたい(あたためてプリン)、大野木ひろし(ちゃわん)、銀麦ヤンマ、栗谷(カカロニ)、堀田にゃんこ(パラベーガ神殿)

 男性8人(童貞7人、経験者1人)の中から質疑応答を繰り返し、1人だけいる経験者を見破るというルール。東ブクロと森田が順に指名していき、経験者を当てた方が負けである。童貞の方たちも経験者を装って話が展開していく。
 男性8人は全員が芸人であるため、一人一人のエピソードがとても面白く、約1時間と他の話と比べて若干長いものの、あっという間に見終わってしまった。番組の最後に話していたように、ぜひ第2回も開催してほしいと思えるくらいの満足度であった。私も誰が経験者なのかを考えていたが、最後まで絞り切ることができなかった。みなさんもぜひ、誰が経験者なのかを推理しながら番組を視聴していただけるとより楽しめると思う。

結論

 どの話も本当におもしろいものばかりであった。地上波のお笑いでは満足できない方や、より過激なお笑いを見たい方にとってはうってつけの番組だと思う。ぜひ自身の興味のある話だけでも見ていただけると幸いである。

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