【殴ってくれ】魔鏡導士リフレクト・バウンダー【頼む】
こんにちは、らせるです。 Twitter→(@King_Pyron)
突然ですが、皆さんはこのカードをご存知でしょうか。
古来の遊戯王プレイヤーはピンとくるかと思います。
そうです、魔鏡導士リフレクト・バウンダーです。
相手の攻撃を受けるとその相手の攻撃力分のダメージを与えて自身は自壊していくという下級モンスターです。
リフレクト・バウンダーを越える攻撃力1700以上の攻撃を受ければ最低でも1700以上のバーンが期待され、自壊を狙う為に1700以下の打点で攻撃されてもバーン+戦闘で合計1700ダメージ与えられるという、立たれると厄介なモンスターです。
しかしながら、相手に殴られなければ攻撃力1700の効果なしモンスターと変わらず、かつてはお互い牽制しあって膠着状態に陥る場面が多々ありました。
現代で使おうものなら、効果による除去や効果無効、デコイで潰しにかかって来るし、更に言うならば、現代にわざわざリフレクト・バウンダー使って立ってたら殴るわけねーだろって正論をぶつけられてしまいます。ぶつけられました。
そんなリフレクト・バウンダーに「どうしたら相手が殴ってくれるのか?」というのが今回のお話でございます。
ではこれから自分が思いつく案を列挙していきます。
案1、[攻撃強制カードを使う]
立ちはだかる強敵やバトルマニア、竜星の極み等で強制的に殴ってもらう案。
あまりにも露骨で素直な使い方ですが、決まっても大したダメージを与えられずに散っていきます。リフレクト・バウンダーが戦闘と効果破壊(自壊)に耐性を持たせればいけないこともないけども。
ちなみにガーディアンの力を持ってしても、1回の戦闘につき戦闘破壊と自壊の2回防がなくてはいけないので防ぎきれません。
案2、[反論ないなら俺の勝ちだが?]
遊戯王のルール上、基本的にモンスターが存在する限りプレイヤーに直接攻撃は出来ません。リフレクト・バウンダーを除去しないのなら負ける事はないと考えて、牽制しつつ攻めの姿勢を見せましょう。かつてのスタン寄りの使い方ですが、現代でリフレクト・バウンダーが立っていたら相手からはコンボがあるのではと怪しまれる事になるので、敢えて何もないが武器になるかもしれません。
案3、[相手が殴らなければならない状況を作る]
リフレクト・バウンダーを退かさないと不利な状況から脱却出来ない盤面を敷く案。
例えば、カイザーコロシアムや虚無空間。前者はリフレクト・バウンダーのみが自分フィールドに居る限り、相手はモンスターを1体のみしか出せないので、低打点でもいいから殴って除去しないと望みの展開が出来ません。後者も同様、リフレクト・バウンダーさえ墓地に送られれば相手は特殊召喚をする事が出来ます。
ここで重要なのが、リフレクト・バウンダーや虚無空間に耐性を持たせてはいけないという事です。
「リフレクト・バウンダーを倒せば通る」事に信用を得る必要があります。攻撃する意味がなかったら攻撃してこないし、次からのリフレクト・バウンダーが殴られる事はなくなりますからね。大人しく散りましょう。
案4、[八百長]
お金を渡して相手にリフレクト・バウンダーを殴ってくれる様お願いする案。
攻撃誘導カードを使わなくても攻撃されるのでメインデッキを圧迫しないのが大きな利点です。
デュエリストの誇りを賭けて、お札や金券をサイフデッキに積みましょう。
なお、大抵の店舗ではデュエルスペース内での金銭の取引は禁止されているので、マナーを守って楽しく八百長しましょう。
案5、[カリギュラ効果]
カリギュラ効果(カリギュラこうか)別名カリギュラ現象とは、禁止されるほどやってみたくなる心理現象のことをいう。例えば、「お前達は見るな」と情報の閲覧を禁止されると、むしろかえって見たくなる心理現象が挙げられる。(Wikipediaより引用)
学校の非常ベルを押したくなったり、熱湯風呂に人を突き落としたくなったりのソレです。
リフレクト・バウンダーを殴るな!って言われ続けた相手は、かえって次第にリフレクト・バウンダーを殴りたくなってくるのではないでしょうか?いや、ない(反語)
案6、[比較的な危険度を下げる]
いい例え思い付かないけれども、シラユキとリフレクト・バウンダーを並べているとする。
相手はシラユキを殴ってしまえば墓地から再び沸いて妨害してくるのでフィールドにそのまま残しておきたい。となった時にじゃあ殴るとしたら残り物のリフレクトバウンダーになるのかなぁ…?といったヘイトコントロールです。通用するのかは相手次第。
案7、[攻撃順序を決める]
オレイカルコスの結界があると、自分フィールドの攻撃力が一番低いモンスターは攻撃対象になりません。
よって、リフレクト・バウンダーより攻撃力が低くてかつ残すとヤバい効果を持つモンスターを立てれば、相手はリフレクト・バウンダーを先に殴らなければなりません。
つまり、バトルサバイバーやワームリンクス、フォッシルダイナパキケファロなどを倒す為にリフレクト・バウンダーと先に戦闘する事になります。
オレイカルコスの結界下では実は、先程の案5で紹介したカリギュラ効果を流用出来ます。
後程デッキ紹介しますが、ゴールドガジェットとシルバーガジェットとの噛み合いがよく、ゴールドガジェットとリフレクト・バウンダーが同攻撃力である為にどちらにも攻撃出来なくなります。単純に攻撃が止まるだけではなく、相手の振り上げた拳のぶつける先がなくなるやるせなさから焦りを誘発させる事があります。シグナルレッド絡めると更にめんどくさいよね。
とまぁ以上7つの提案をしましたが、いかがだったでしょうか?
殴られる事にこんなに考えなきゃいけないんですね。
戦闘以外の除去の方が多い時代なので、リフレクト・バウンダーをわざわざ殴る理由はない事と思いますが、もっと深掘りしてヘイトコントロールも磨いてどうにか対応していきたいところです。
デッキ晒し
リフレクト・バウンダーと相性のいいカード解説
Ai打ち
リフレクト・バウンダーが攻撃を受けた時に発動すると、リフレクト・バウンダーの効果ダメージを相手に与えてそのモンスターと相打ちするが、リフレクト・バウンダーは自身の効果によって先に自壊する為、Ai打ちのダメージは相手だけ受けさせる事が出来てしまいます。
巨神封じの矢
リフレクト・バウンダーは攻撃力0で攻撃を受けると、効果ダメージを与えられない扱いになる為、その後の自壊もしません。強いね。
あとはリミッター解除とオネストを散らして熱いデュエルシーンを台無しにしよう!
おわり
p.s.リフレクト・バウンダーのゴルシクあと1枚探してます。