経営者目線と言うからおかしくなる
よく従業員の指導において、経営者目線を持ちなさいとか言う言葉があります。
言わんとしていることはわかりますが、結局これは相手の立場を想像しきるのは大変難しいもので、「でも、オレ経営者じゃねぇし」って言われて終わるのがオチです。
求めることは同じであっても、「経営者の視点」というからややこしいのであって、本来理解してほしいこと、伝えたいこと、てもっていただきたい目線というのは、「自分よがりではない広い視野で、現状や世の中を俯瞰してみてほしいのだよ」ではないかと思うのです。
自分メリットだけであったり、短期的な視点で見るから、その言動が他者には受け入れられなかったり、受け入れられないといわれたりするわけです。批判を恐れず言うなれば、これではただの子供と変わりません。
なので、「大人目線」で考えよう!と言い換えることを推奨したいと思います。
これは自分メリットだけでなく、他の人はどう思うか、チームやコミュニティにとってどうか、社会にとってどうか、を考えられる大人の目線のこと。
逆に言えば、大人になるということは、自分よがりから脱出して相手の気持ちを慮ったり、周囲との共存を図ることができるようになることなのかもしれません。
という一説です。
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