社会の分断がやばいThings Fell Apart BBC
面白い英語のポッドキャストを聞いたら感想文書いてます。英語の勉強をしている人、海外の面白い番組探している人がいたらおすすめをシェアしたいです。
1. 1000 Dolls
1970年代初頭。影響力のあるキリスト教美術史家の息子であるフランク・シェーファーはスイスアルプスに住むアメリカの子供で、いつかハリウッド映画を作ることを夢見ていた。でもそのためには、自分自身を証明するためのショーリールが必要。彼の創造的な野望の波紋は、中絶の合法化とロー対ウェイド事件などアメリカで最も暴力的な文化戦争の1つを誘発することになる。
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/things-fell-apart/id1592984136
物書きの夫に勧められたThings Fell Apart BBCエピソード1を聴きました。
常に面白い番組がないかなと探しているけど、意外と好みの番組を見つけるのって大変。この番組もどうかな、と思ったけどこれははかなり面白い。
番組のテーマ 社会の分断
Things Fell Apartは、なんて訳したら良いのか。どこで「履き違ちがちゃったのか」とか「すれ違っちゃったのか」って感じでしょうか。
最近、世界で社会の分断が激しくなっています。それは間違いなく日本でも起こっている。
この番組のテーマは今分断が起こっているトピックスについて深く掘り下げて検証していくというもの。どうして現在の分断状態になってしまったのかをJon Ronsonがプレゼンツしていきます。
全部で10エピソードあるって言っていたかな?
中絶問題について
そしてエピソード1は、今アメリカで起こっている中絶問題について。いきなりヘビーですね。でも、今アメリカではめちゃくちゃ問題になっていますよね。
トランプが2017年に大統領就任後、最高裁判所に判事ニール・ゴーサッチとブレット・カバノーの保守派2人を任命しましたね。そして、リベラルの象徴だったルース・ベイダー・キンズバーグ判事が亡くなり、エイミー・コニー・バレットを任命しました。
エイミー・コニー・バレットは人工中絶反対の保守派。中絶問題で誰が最高裁判官になるかを左右しているほど大きな問題になっているのです。日本じゃ考えられませんね。
亡くなったルース・ベイダー・キンズバーグ判事は、87歳のおばあちゃん。女性の社会進出、権利とか性差の固定概念を変えていってくれたすごい人。今の分断を見て、彼女はどう思うかな。
こんな感じで、中絶問題はキリスト教とか政治がもうぐるぐるに絡み合っちゃって、大変な状態になっています。んで、それがどうしてそうなったのか。
聴いてみると、マジか。
別に中絶問題を取り上げようと思って作り始めたわけではないような映画が引き金だったの?
うぉー。エピソード2はDirty Book。教科書問題についてらしい。他のエピソードも聞いてみたい。