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#0099【不動産投資】不動産賃貸事業と財務諸表

不動産投資をはじめて戸数が少ないうちは文字どおり不動産という対象に投資したという感覚で株式投資と同じように金融商品を買ったのに近い管理でも足りると思います。しかし、所有する戸数が増え、規模が拡大してくると、対内的には決算や税務申告をするための管理、対外的には金融機関や税務署などの視点でも数字を見て、次の打ち手を考えていくことが求められます。よく言われることですが、もはや不動産投資と言っても単なる「投資」ではなく不動産賃貸「事業」としての感覚が近くなります。不動産賃貸事業を行っていく上で不可欠な財務データの視点について説明します。なお、法人の財務データを前提に説明しますが、個人の方であっても損益計算書は収支計算書と読み替えれば同じことが当てはまります。

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